Rain / Dando Shaft('70)

Evening With Dando Shaft
雨の歌#15
こんな天気続きなので渇水の意味もあります(^^)
ダンドゥ・シャフトは英国の5人組フォーク・グループ。フォークロックと呼ぶには、エレクトリックな要素がないので、呼びにくい。トラッド系ではなくオリジナル。メンバーには後にバート・ヤンシュのサポートとして来日する、マーティン・ジェンキンズ(mandolin、flute、cello)の名前もある。テクニック的には何の問題もない超技巧派、それでいてそれをひけらかす感じではなく、しっとりとした英国の土の香りをかもし出す。Rainは、70年のデビュー作「An Evening With Dando Shaft」からで、マイナー・レーベルのYoungbloodからのリリース。コーラス、アンサンブルを含め素晴らしい。ペンタングルあたりに通じるクール感が気持ちいい。
71年のNeon(ここもマイナーレーベルだが)から出た2枚目にはPoly Boltonという女性voが加わったこともあってその種のファンには人気が高い。