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  1. Be What You Want To('73)

Be What You Want to
リンク・レイ(Link Wray)というとトワングなgの印象だけど、70'sの初めにポリドールから何枚かスワンプ〜カントリーロックなアルバムも出している。1は先日買ったばかりの1枚で、英Arcadiaからの再発CD。スワンプと呼ぶには線が細いけど、意外なほどのカントリーロック。バックにはジェリー・ガルシア(g)、リック・シュローサー(ds〜後にニコレット・ラーソンと一緒に来日した)、ピーター・コウコネン(g)、コマンダー・コディ(p)ら。ちょっと意外な1枚。

  1. Tales Of Canterbury('94)

Wilde Flowers
ワイルド・フラワーズ(Wilde Flowers)はキャラヴァン、ソフト・マシーンの前身で、当時はLPが出なかったが90'sに入って、カンタベリーの総本山、Voiceprintから資料製の高いブックレットが付いてCD化された。それまでの情報はジャズとサイケが混じったような音という話だったが、実際かなり稚拙な演奏もある。”Memories”はその後デヴィッド・アレンのソロ「Banana Moon」でも取り上げられるロバート・ワイアットの名曲。

  1. Michael Wendroff('7?)

詳細不明のssw、マイケル・ウェンドロフ(Michael Wendroff)はBuddhaに何枚かLPがある人。NYのスタジオ・ミュージシャンをバックに都会的な歌声を聞かせる。”Now That You've Found Out”はメロディアスな名曲だが、後が続かない。甘口のエリオット・マーフィーとは、ちと違うか。きよさんによると、60'sにはなんとか&Michaelのデュオを組んでたらしい。