T8
- Piggy Go Better('70)
ティアー・ガス(Tear Gas)はグラスゴー出身のバンドで後にSAHBのザル・クレミンソン(g)やクリス・グレン(b)がいた事で知られる。ハードロックかと言われると返答に困る音。僕のは米Paramount盤だけど、英Famous盤はレアらしい。
- Rod Taylor('73)
Asylumレーベルにあってレアな1枚だったが数年前CD化された。ロッド・テイラー(Rod Taylor)は、スワンプ色が濃いsswということで評価が高いけど、個人的には全く認めない。その後渡英してRoderick Falconer名義で出したグラムロック風の作品のほうが好きかも。
- Mick Taylor('79)
ブルーズブレイカーズからストーンズに参加したgtr。そのクリアなトーンのスライドgは、70's前半のストーンズがことライヴにおいては最強という評価を今もって受けてる事に、大きく担っている。脱退後いささか偏ったジャンル(Virgin系の人たち)のセッションを経てリリースした1は歌ものあり、ブルーズあり、フュージョン風ありとヴァラエティに富んでる。ローウェル・ジョージやピエール・ムーレン参加。
- Sweet Baby James('70)
- Mud Slide Slim('71)
- One Man Dog('72)
- Walking Man('73)
- Gorilla('75)
- In The Pocket('76)
- Best Of James Taylor('76)
- JT('77)
- Flag('79)
- Dad Loves His Work('80)
- That's Why I'm Here('85)
- Live('93)
- Hourglass('00)
- Octorber Road('03)
以上ジェームズ・テイラー(James Taylor)。これ以前にはAppleでのデビュー盤があるがそれは装飾過多でイメージが違う。1,2,3はどれも甲乙つけがたいが今の気分だと3か。セクションによる端正なバッキングが素晴らしい。4はNY録音で趣を変えている。6はゴージャスな感じでは一番か。CBS時代では8かな。近年の作品も悪くないが、ベスト的内容の12が素晴らしい。
- Sister Kate('71)
- Kate Taylor('78)
- It's In There('79)
以上ケイト・テイラー(Kate Taylor)。JTの妹でファミリーのバックアップでCotillionから出した1は、評価は高いがそれほどでもない。2,3ではソウルフルな味付けをして、これまた失敗の曲もある。3での”You Can't Hurry Love”はまあまあ。
- Livingston Taylor('70)
- Liv('71)
- Over The Rainbow('73)
- Three Way Mirror('79)
- Life Is Good('89)
- Carolina Days('98)
以上リヴィングストン・テイラー(Livingston Taylor)。JTとKTの弟で音楽的にJTに一番影響を与えた人。初期の3枚はCapricornからで、ssw的資質と南部ロックが見事に融合した傑作。特に2はジャケットの緑ともども印象深い。