Roll With The Changes / REO Speedwagon

You Can Tune Piano But You Can't Tuna Fish
〜rollつながり
最近は、お笑いのほうのスピードワゴンばかりが引っかかってきて・・・(ブツブツ)
日本デビューとなった2枚組ライヴは、日本ではともかく、本国ではシングルカットもされないまま、チャートに長期間とどまるヒットとなった。それに続くのが「You Can Play The Piano,But You Can’t Tune A Fish」(’78)。魚の口から音叉というジャケットが鮮やかな1枚でprodは、ジョン・ボイラン。道理でそれまでのスタジオ録音作になかったまろやかさがある。たたき上げのバーバンド、エネルギッシュなロックンロール、という基本線は変わらないけど、メロディに丸みが出てきた。
このRoll With The Changesは#58まであがった、当時の彼らの最大のヒット。疾走感あふれるgとorgの掛け合いが最高にかっこいい。ケヴィン・クローニンの歌声は、イリノイ訛りが顕著で、ある人に言わせると「田舎もん」だそうだけど、親しみやすい。ほぼ全曲浴びるように聴いた覚え。「ロッキング・オン」誌のステッカー・プレゼントに応募して、応募した人が予定枚数よりも少なかったので余分に送られてきた、というくらい知名度がなかった(まあ雑誌の標榜する音楽も違うし)けど、そのステッカーは高校時代鞄に貼ってた記憶。