Say That You Love Me / Loudon Wainwright Ⅲ

Album 3
〜sayつながり
今ではルーファス・ウェインライトの父親としての方が通りがいいが、ラウドン・ウエインライト三世は、一風変わったssw。代表作の「Album Ⅲ」(’72)には、ヒット曲”Dead Skunk”(道で車に轢かれたスカンクの悪臭に辟易する話)が収められているが、prodは、トーマス・ジェファーソン・ケイで、彼がいたホワイト・クラウドがバックを担当。弾き語り中心のシンプルな音ではなく、演奏も聞けるsswもの。
実際ホワイト・クラウドに加えて、ヒュー・マクラッケン(g)、ジム・ライアン(g/元クリッターズ)、エリック・ワイズバーグ(g)らが加わり、なかなかおもしろい。
ケイのソロでもカヴァーされたSay That You Love Meは、ビル・キースのsteelの入ったカントリーロック、といっても鋭さがある演奏だ。