08013:Fillmore The Last Days / Various Artists
サン・フランシスコのフィルモア・ウエストの71年6月のクロージング・コンサートの模様を収めた、映画「フィルモア最后の日」のサントラと言うわけではないが、72年にEpicから出た3枚組ライヴのCD化。映画の方もまあパッとしなかったけど、こちらも散漫。というかそれはそのままシスコ・サウンドへの僕の評価だったりするのだけど。1枚目はラムでスタート。映画では2曲やってたけど、バーバラ・モーリッツとボブ・スワンソンのデュオ。"Hello Friends"はゴスペル的に盛り上がる。エルヴィン・ビショップ・グループは、エピック傘下のフィルモア・レーベルからLPを出してた事もあった。ジョニー・オーティスの有名な"So Fine"、弾きまくる"Party Till The Cows Come Home"共にカッコイイ。女性voは当時のGF、ジョー・ベイカー。マロはサンタナの弟、ホルへがいたことで知られるラテン・ロックだが、"Pama"はサルサっぽい印象でパス。後にシカゴに加わるビル・チャップリン率いるサンズ・オブ・チャップリンの"Poppa Can Play"はなかなかソウルフル。イッツ・ア・ビューティフル・デイに続いて、QMSの登場。有名な"Fresh Air"はいつ聞いても演歌っぽいなあ。