life#3

ブルー・スカイ・ナイト・サンダー(紙ジャケット仕様)
■Rings Of Life / Michael Murphey
稀代の名曲"Wildfire"が入ってるおかげで、そういうタイトルだといつも勘違いする「Blue Sky・Night Thunder」('75)は、もちろんマイケル・マーフィーの代表作だけど、"Wildfire"が突出している感じがないでもない。それまでのロスト・ゴンゾ・バンドから、リチャード・ディーン(g,vo)、ジャック・マーフィー(kb)、NGDBのジョン・マッキューン(banjo)、サム・ブロザード(g)、マイケル・マッキーニー(b)、ハリー・ウィルキンソン(ds)によるバックは、洗練された印象も受け、悪く言えばポップに成りすぎたと言う評もあるけど、ポップス人間としては歓迎。prodはボブ・ジョンストンで、ディランやレーナード・コーエン、ジョニー・キャッシュからリンディスファーンを手がけるこの人の実像ってなかなかつかめない。ラストに収められたアコースティックな"Rings Of Life"は、メランコリックな曲調で、自分だけの世界がある。手持ちのCD(最初のは新潟時代カミーノ名曲堂の催事の輸入盤フェアにて買ったLP(他にも「Grievous Angel」も買った)だけど)は、かなり初期にでたもので、クレジット一切なし、ジャケットも縮小のチンケなやつ。今では紙ジャケで出てる。