light#3

Green Light
■Green Light / Bonnie Raitt
82年に出たボニー・レイットの「Green Light」はイアン・マクレガン率いるバンプ・バンド(ジョニー・リー・シェル(g)、小原礼(b)、リッキー・ファター(ds)、マクレガン(kb))をバックにしてのもの。ヒットはしなかったが、82年という時代がらAOR方面へ行かず、Back To 60's 方面へ向かった心憎い佳作だ。相変わらず選曲は渋く、エディ・グラントのいたイーコールズの60'sのヒット、リック・ダンコ・バンドのウォルト・リッチモンドとの共作、エリック・カズ、ディラン、ジェリー・ウィリアムスの新曲、そして極めつけはNRBQの2曲。うちデイヴ・エドモンズがとりあげた"Me & The Boys"もいいが、シンプルなタイトル曲、これで決まり。当時ジャクソン・ブラウンのバンドにいたリッキー・ヴィトウがgで参加している。