アッシュマン・レイノルズ(Ashman Reynolds)

ストップ・オフ (生産限定紙ジャケット仕様)

ストップ・オフ (生産限定紙ジャケット仕様)

アッシュマン・レイノルズは、ジンジャー・ベイカーズ・エアフォースのコーラス隊だったアリキ・アシュマン(vo)がハリー・レイノルズ(vo,b)と結成した6人組。元アシュカンというヘヴィ・ブルーズ・ロックのメンバーで後にフリートウッド・マック*1のボブ・ウエストン(g)、ミッキー・キーン(g)、エドワーズ・ハンドのロッド・エドワーズ(kb)、後にヘヴィ・メタル・キッズのキース・ボイス(ds)が残りのメンバーですが、表ジャケには4人しか写っていません。いわゆるイギリスのアメリカと言われるUKスワンプもので、よくあるザ・バンドもどきの域を出ないのが残念です。女性voのアシュマンがいながら、ほとんどの曲はレイノルズが歌うのもなあ。ウエストンがslide-gの名手であるのはマックの「Penguin」での"Believe Me"で一部に知られてますが"Taking Off"や"My Favorite Side"ではたっぷりとslideを聞かせます。これとウエストコーストっぽい"Long Long Road"がなかなかカッコいい。ザ・バンド的な"Come Right In"は、本当によくある感じなので…
あまり本とかにも紹介されてないですけど、そこそこいい感じ。

*1:ミック・フリートウッド夫人と不倫してクビになりました