72年のエルトン・ジョンは若きポップ職人であり、当代きってのsswとしてヴィジュアル的にも人気がありました(この後どんどん派手になってゆくのですが)。「Honky Chateau」からは”Rocket Man”がヒット。気心の知れたおなじみのエルトン・バンドの面々による演奏は、重々しいポール・バックマスターのstringsがなくなった分聞きやすくなりました。”Mona Lisas And Mad Hatters”は、デイヴィー・ジョンストンのmandolinをフィーチャーしたNY賛歌で、ドリフターズの”Spanish Harlem”にインスパイアして書かれた軽快なものです。
