Sweet Deciever / Kevin Ayers

スウィート・デシーヴァー+2(紙ジャケット仕様)
70年代のケヴィン・エアーズは大好きで、BGOから再発された時にそろえてしまったのだけど、ボーナストラック入りで再発されてるので、またまた買いなおしが始まったりしてる。この75年のアイランド第3弾は、ちゃんと聞くのは初めてで、モダンなイメージで敬遠してたけど、あまり変わってなかった(^^) エアーズの場合、ジョン・ケールやニコ、イー(といった濃い人たち)とのライヴ盤や、彼のバンドにスティーヴ・ヒレッジやマイク・オールドフィールド、オリー・ハルソール(パトゥ)がいた事からプログレ的なイメージを今ももたれてるだろうけど(元ソフト・マシーンだし)、実際は一風変わったsswと言う認識。この「Sweet Deciver」は、ハルソール(ここではヘアカットという変名で)(g、b)、フレディ・スミス(ds)、ジェイコブ・マグヌッソン(kb)、チリ・チャ−ルズ(ds)らが参加しているアダルトなロック。
”Toujours La Voyage”ではセルジュ・ゲンズブールみたいだし、”City Waltz”での子供たち(?)のコーラスも和む。タイトル曲はヘアカットの早弾きが聞けるカッコいいナンバー(タイトルはクリムゾンの”Great Deceiver”への返答らしい)。何曲かでエルトン・ジョンがpianoで参加。
ボーナスは74年のシングル曲。