Harvestを離れてIslandに移籍したケヴィン・エアーズの力作「The Confession Of Dr.Dream」は、当時無名だったルパート・ハインをprodに起用したものです。軽やかな曲と重い曲が両方入ってまして、後者はニコも参加した組曲のタイトル曲。プログレ的なものをエアーズにはあまり感じたことなかったのですが、この重厚な感じはさすがに英国ロックと言う感じ。一方A面に入った軽い感じの曲は、例えばファンキーな"Day By Day"なんかでは、ドリス・トロイら女性voがいいアクセントになっています。