2006-10-01から1ヶ月間の記事一覧

★★狐狸の恋・お鳥見女房:諸田玲子(新潮社)

look#2

■Look At Yourself / Uriah Heep 日本ではマイナーな存在でありながら、根強い人気を誇るユーライア・ヒープ(バンド名はディケンズの「デヴィッド・カパフィールド」の登場人物より)だが、代表作は「対自核」なる意味不明の邦題で知られる3枚目。無数のメン…

back#3

■Don't Look Back / Boston 最近トム・ショルツ本人によるリマスターが出たボストンの2枚目。LP時代から音響、音質に過剰なこだわりを見せた人(「No Synthsizer,No Computer Uses」のクレジットは有名)らしい。当時の日本盤のライナーもサウンドチェックに言…

フックフット

■Hookfoot どうもSunriseというこのレーベルはブートくさい。昨今の英フォーク・ロックの大量の再発は「ハーフ・オフィシャル」なるグレーゾーンのいくつかのレーベルによるものが多いけど、とにかく待ちに待ったフックフットの71年のファースト。原盤はDJM。…

ドラゴンズ優勝おめでとう

★★★毒猿・新宿鮫Ⅱ:大沢在昌(光文社文庫)

back#2

■Back In My Arms / Nicolette Larson 「愛の世界」と言う邦題がついたニコレット・ラーソンの2枚目は、やはり最高傑作だろう。AORとフュージョンに流されつつあったあの時代に、カリフォルニア・フィールを感じさせる数少ない「ウエストコーストロック」だっ…

@サウンドベイ

・Anything For A Laugh:Brian Short ・Hookfoot

home#3

■Go Back Home / Stephen Stills 豪華ゲストが参加したスティルスのファースト(通称キリン)はロンドン録音で、英米のロックの垣根がもはや、ない事を感じさせる。ジミ・ヘンドリックスが参加し、スティルスが敬意を表してorganに回った"Old Times Good Times…

home#2

■Home Tonight / Aerosmith 初めて聞いたエアロスミスは、初来日記念盤だったシングル"Walk This Way"だった。すでに「Rocks」が出てたのに、前のLPからカットした理由はわからない。これが気に入って「Rocks」を購入。最初の絶頂期なのでライナーも4人くら…

★★★新宿鮫:大沢在昌(光文社文庫)

キャサリン・ハウ

■Harry / Catherine Howe 全く知らなかったイギリスの女性ssw。71年の「What A Beautiful Place」(Reflection)がブリティッシュ・フォークの傑作とされているが、入手困難。「Harry」は74年にRCAから出た2枚目で、中道的なMOR風つくり。それはデル・ニューマ…

come#3

■Come Home / Dave Clark Five 60'sに本国イギリス以上にアメリカで人気があったビートグループのデイヴ・クラーク・ファイヴは、マイク・スミスのシャウトするvoが印象的な5人組。但し見た目は今見ると結構痛々しい。トレードマークの白いタートルネックとV…

come#2

■Baby Come Back / Player 日曜6時の、NHK-FMは石田豊さんの「リクエスト・コーナー」で洋楽に入ったという人は意外と多い。まだチャートというものがそれほど一般的ではない頃、ベスト10を流すだけでなく、丹念に初チャートの曲から、トップ40をチェックし…

■■■一号線を北上せよ・ヴェトナム街道編:沢木耕太郎(講談社文庫)

(講談社文庫)" title="一号線を北上せよ (講談社文庫)" class="asin">

feeling#3

■When The Feeling Comes Around / Jennifer Warnes なんとなくルパート・ホームズの"Escape"にも似た感じの曲だが、リック・クーニャ作。ジェニファーのアリスタ第2作「Shot Through The Heart」('79)に収められたナンバー。いわゆるAOR畑の中で語られる1枚…