2016-12-01から1ヶ月間の記事一覧

Can't Be So Bad / Joe Cocker & Grease Band

97年のBBC音源を収めた「On Air」に収録されたモビー・グレイプのカヴァー。おそらくスタジオ・ライヴでこのCDでしか聞けないものです。かなりハードな演奏で初期グリース・バンド(organはクリス・ステイントンではなくトミー・アイア、ステイントンはbassを…

【Reprise71年の人たち】16・リンダ・ルイス

Reprise最後はリンダ・ルイス。数少ない英Repriseの人(あとはファミリーくらいしか思いつきません)で在英黒人女性ssw。その軽やかな歌声は"lark"(ヒバリ)と言う愛称で知られてました、そのニックネームを付けたセカンドが代表作ですが、デビューとなった…

【Reprise71年の人たち】15・ジョニ・ミッチェル

71年にはニール・ヤングもライ・クーダーも出してないのですがジョニ・ミッチェルは出してました。「Blue」です。いつもこれになっちゃうなあ。ダルシマー弾く"A Case Of You"です。https://www.youtube.com/watch?v=IAsXMlkwXgs

リタ・ジーン・ボダイン

リタ・ジーン・ボダイン(Rita Jean Bodine)は74年に20th Centuryから2枚のLPを出してる女性シンガー。日本盤も出てないし詳細不明ですが、短髪でマニッシュな風貌、音はソウル〜ファンク的なニュアンスも感じさせます。バック・ヴォーカルとして名前を見た…

バーニー・レドン=マイケル・ジョージアデス・バンド

サーフィンに行くと言ったままイーグルスを辞めた(伝説)バーニーが沈黙を破って77年に出したのがマイケル・ジョージアデス(g,vo〜元ジョニー・リヴァース・バンド)との双頭バンド。当時結構話題になってML誌でも特集記事が組まれ、初期イーグルスのリーダー…

【水曜インスト】Call Me / Tony Hatch & His Orchestra

これも今年買ったものか、Pye時代のトニー・ハッチ関連の8枚からセレクトされた「グルーヴィー・ギア」と言う日本編集もの('95)は解説をコレクターズの加藤君とライターの小松崎さんが書いてます。スウィンギン・ロンドンにかこつけてどさくさに出した様な(…

【Reprise71年の人たち】14・マザー・アース

しかしRepriseの底の深さにはびっくりでなかなかおわらない。もう1曲は、トレイシー・ネルソンのマザー・アース。Mercuryで2枚の後、Repriseから「Bring Me Home」を出してます(このあとColumbiaへ)。ゴスペル・フィーリングたっぷりで裏ザ・バンド的な匂…

【Reprise71年の人たち】13・ビーチボーイズ

Capitolから離れたビーチボーイズは自身のレーベルBrotherを立ち上げますが、ここの配給はRepriseでした。ただし人気的にかなり低迷してた(ヨーロッパでは人気でしたが)時期。「Surf's Up」も「Sunflower」と並んでいいアルバムですがその昔はかなり入手困難…

【Reprise71年の人たち】12・オハイオ・ノックス

Repriseレーベルの底の深さと言うか多彩なラインナップを感じさせるのは、オハイオ・ノックスみたいなを聞いた時。フィフス・アヴェニュー・バンドのピーター・ゴールウェイがNYからカリフォルニアにやってきて組んだバンド。ダラス・テイラーやポール・ハリ…

【火曜はカンタベリーのカ】ソフト・ヘッド

マシーンの黄金期のメンバーだったヒュー・ホッパー(b)とエルトン・ディーン(sax)が、ギルガメッシュのアラン・ガウエン(kb)、デイヴ・シーン(ds)と結成したのがソフト・ヘッドです。ホッパーはこの時期再結成ギルガメッシュに参加するなど多少ロックの味わ…

【月曜ハードロック】サヴェイジ・グレイス

昨日も書いたのですが、デトロイトの出身のサヴェイジ・グレイスです。69年にデビュー。Repriseに2枚のLPがあります。今日はファーストの方から。こっちは全曲知ってるわけではないですが、WB/Repriseのサンプラーにはいってた”Ivy”はなかなかカッコイイ。40…

【Reprise71年の人たち】11・ファミリー

あきらめなかった方のファミリーは71年には脱退したジョン・ワイダーに代わってジョン・ウェットンがモーグル・スラッシュから参加します。ウェットンの参加でプログレ的なイメージが付いてしまいましたが、聞きこんでもなおこのバンドの音楽はブリティッシ…

【Reprise71年の人たち】10・ジェスロ・タル

苦手の代表格、ジェスロ・タルですが米Chrysalisが誕生する前は、Repriseからのリリースでした。結構な枚数を聴いてますが、しっくりこないんであきらめちゃいました(あきらめなかったのがファミリーでしたが)。それでもフツーのハードロックっぽさを兼ねた…

【日曜60's】バーズ

今日はクリス・ヒルマンの誕生日なんで、バーズ時代の代表曲"Time Between"。まあこの人はバーズ後のフライング・ブリトウズ、マナサス、SHFバンドで才能が開花した人ではあるんですが。 「Younger Than Yesterday」から。https://www.youtube.com/watch?v=Y…

【Reprise71年の人たち】9・サヴェイジ・グレイス

デトロイト出身のノイジーなハードロック、サヴェイジ・グレイスは、ジョン・シーナー&ロン・コスという後のジョン・セバスチャンがらみの人たちを配した4人組。dsはジャクソン・ブラウンの「Late For The Sky」で叩くラリー・ザック。おまけにこの「2」は…

【Reprise71年の人たち】8・フリートウッド・マック

ボブ・ウエルチとクリスティン・マクヴィーを加え新スタートを切ったフリートウッド・マックの"Dragonfly"は、「Future Games」には収録されなかったダニー・カーワン作のシングルで、いかにもこの時期らしい、霧の向こうから聞こえてくるようなブルージーな…

【土曜レア曲】Seven Deadly Finns / Brian Eno

ロキシー脱退後のシングル。「Here Comes The Warm Jets」よりも先かあとかはわかりませんが、オリジナルLP未収録。ボックスに入ってるらしいです。なんとTVで歌ってる姿もありました。https://www.youtube.com/watch?v=zTXYW0nVvn4

【Reprise71年の人たち】7・サーティ・デイズ・アウト

またまた無名な人たちですが、大好きなんですこのバンド。詳細不明な4人組でRepriseに2枚のLPがあるメリケンらしい乾いた音。中期のジェームズ・ギャングっぽいと昔から力説しています。71年の同名のファーストから1曲目の"Everybody's Looking For Someone"…

【金曜の女たち】バナナラマ

ユーロビートに特化して全世界的にブレイクする前、このゆるい三人組は、80'sUKニュー・ウェイヴに花を添える癒し系でした。Londonから出たファーストは、ぶりぶりのアイドル路線の曲もありました。ファン・ボーイ・スリーとの共演シングルでは、合コンっぽい…

【Reprise71年の人たち】6・ローズバッド

rosebud(薔薇のつぼみ)といえば映画「市民ケーン」ですが、おそらくそこからバンド名をとったのがジュディ・ヘンスキ&ジェリー・イエスターのコンビ。ヘンスキ&イエスターの「Farewell Aldebaran」に続くのがこの「Rosebud」です。後にヘンスキと結婚するクレ…

【木曜Eagley】クーパー・ブラザーズ

南部レーベルのCapricornと契約したカナダのバンド、クーパー・ブラザーズを覚えてる方いますか?78年なんてもうカントリー・ロックのブームは過ぎ去ってしまいましたが、こういうメロディアスな音をやってた大所帯のバンド。”Take It To The Limit”的な”Awa…

【Reprise71年の人たち】5.T レックス

イギリスではFly原盤なのですが、アメリカではRepriseでした。そしてチェイスの"Get It On"と言う同名のヒットがあったんで"Bang A Gong"とタイトルを変えてリリース。結局バンド最大のアメリカでのヒット(後はトップ40にも入らず)となりました。今聞くと結…