2017-10-01から1ヶ月間の記事一覧

【リンダが歌う60曲】3・How Do I Make You

ニュー・ウェイヴ路線に対応した80年の「Mad Love」からの先行シングルは、ビリー・スタインバーグ(後に"Like A Virgin"をフールズ・ゴールドのトム・ケリーと共作します)作品。マーク・ゴールデンバーグ(g)、ラス・カンケル(ds)、ボブ・グロウブ(b)、ダン…

【土曜の女たち】リンダ・ロンシュタット

まあ連動企画なので… リンダは正式に録音してない曲もTVなどで歌っております。シェールとのデュエットになるドビー・グレイの”Drift Away”のカヴァー。歌は二人とも素晴らしいのですが、失敗パーマです。75年。https://www.youtube.com/watch?v=uluWoFJdz2o

【名曲リレー320】high#2

■She's So High / Marc Tanner Band79年当時僕は「No Escape」を出したばっかりのマーク・タナーにはめちゃくちゃ期待してたんです。バンドとはついてるものの、タナー(vo)とリッチー・ジトー(g)+LA之スタジオメンによるポップロックの数々。アレンジもシ…

【名曲リレー319】bird#3

■High Flying Electric Bird / Pete Brown & Piblokto!ピート・ブラウンは英国のビート詩人で、クリームの歌詞を担当したことで知られる人。68年にクリス・スペディング(g,vo)、ロブ・テイト(ds〜のちにホール・ワールド)、チャーリー・ハート(kb〜のちにス…

【リンダが歌う60曲】2・Hobo's Meditation

70's後半に製作が開始されながらドリー・パートン、エミルー・ハリスと言う人気者とのスケジュール調整問題によりレコーディングが中断されていた3人娘の共作アルバム「Trio」が完成したのは87年でした。日本では同じワーナーから出ましたが、原盤はWarner B…

【名曲リレー318】bird#2

■Bird On A Wing / Rare Birdレア・バードはグラハム・フィールドとデイヴィッド・カフィネッティの2台のkbをフィーチャーしたCharismaレーベルのクラシカルなプログレ・バンド。"Sympathy"という大ヒットがありますが、この適度な暗さと哀愁味はヨーロッパ…

【名曲リレー317】snow#3

■Snowbird / Anne Murrayカナダの女性シンガー、アン・マレーの最初のヒットでした。"Snowbird"('70)は軽やかな歌声とel-sitarが心地いい。この人はフォーク的なニュアンスもありましたが 、基本線はMORなのであまり知らないのです。確かFURUさんがセレクト…

【金曜80's】ウォーターボーイズ

マイク・スコットとろくでなし子の結婚報道が流れた時はびっくりでしたね。ウォーターボーイズ、この"Whole Of The Moon"大好きでした。あいにくの天気で月見えませんけど。https://www.youtube.com/watch?v=AsNTmjlf1vI

【リンダが歌う60曲】1・Tumbling Dice

最初は最近出たばかりの「Simple Dreams」('77)の記念盤にライヴが収録された”ダイスをころがせ”です。オリジナルはストーンズの「Exiles On Main Street」に入ったやつでした。映画「FM」のサントラに目玉としてライヴ音源が収録されてたのも懐かしい(エン…

【ウィンウッドの50曲】50・Dear Mr.Fantasy

ウィンウッドの50曲最後はトラフィックのデビューアルバムのタイトル曲で現在もステージでの重要なレパートリーになっている”Dear Mr.Fantasy”です。サイケポップな味わいが濃かったファーストの中で、荒々しい土くささを感じさせる豪快なロックンロールとし…

【リンダが歌う60曲】0・The National Anthem

レココレはやってくれないXX曲シリーズ、次はリンダです。リストアップしたら足りないんで10曲増やしました。いろいろとり混ぜてやってみたいです。 基本情報を。リンダ・ロンシュタットは46年アリゾナ州トゥーソン生まれ。LAへ出てきてストーン・ポニーズ…

【名曲リレー316】snow#2

■Snow Of Sahara / UKこの曲はブラフォードのファースト「One Of Kind」に入った曲でしたが、UK時代もやってたのですね。もちろんアラン・ホールズワース(g)、ビル・ブラフォード(ds)のいた第1期時代。これはトロントでのライヴ音源なのですが、件の曲は9分…

【名曲リレー315】queen#3

■Snowqueen Of Texas / Mamas & Papas70'sに入ってから出た「People Like Us」はママス&パパスのラスト作でした。タイトル曲はピチカート・ファイヴにも影響を与えたソフトロックでした。この”Snowqueen Of Texas”も70年なのにまだフラワーな感覚が残ってる…

【ウィンウッドの50曲】49・Can't Find My Way Home

長いキャリアのSWなんで50曲なんてちょろいと思ってましたが、大方の予想通り70'sものに偏ってしまいました。たとえ好きな人でもヴェテランの近作は聞かない事が多いのが僕の場合ですけど、SWは数少ない例外の割にセレクトは結構難航でした。ブラインド・フ…

【木曜は1969年もの】ブロドウィン・ピッグ

初期ジェスロ・タルのミック・アブラハムス(g,vo)がよりブルージーな音楽をやりたくて組んだのがブロドウィン・ピッグ。sax/flのジャック・ランカスターがメンバーにいる事で、タルよりも攻撃的なジャズロックも可能になりました。「Ahead Rings Out」という…

【名曲リレー314】queen#2

■Butter Queen / Three Man Army僕はスリー・マン・アーミーと言えば、Pegasusから出たファーストの「A Third Of A Lifetime」であり、1曲目の"Butter Queen"なのです。ガンのガーヴィッツ(この頃はカーティスか?)兄弟にスプーキー・トゥースから借りたマ…

【名曲リレー313】little#3

■Little Queen / Heart最近では姉妹の不仲が噂されるウィルソン姉妹のハートの、日本デビュー作はPortraitから出た「Little Queen」でした。もともとMushroomというインディーからのデビューで、いきなり大ヒットを飛ばしたハートをメジャーのEpic傘下のPort…

【水曜はさっきまで聞いたことなかったもの】ブラウンズ・ホーム・ブリュー

英スワンプっぽいらしい事は知ってましたが、ジャケットが廉価盤みたいなんで何度か手に取った(Vertigo盤ですが)、レジへ持ってゆく事のなかったブラウンズ・ホーム・ブリューです。このブラウンが50'sから歌ってるジョー・ブラウンだった事。紅一点の奥さ…

【ウィンウッドの50曲】48・Nobody Knows You When You're Down And Out

当時15歳のSWをフィーチャーしたSDG、66年の「Autumn'66」に入ったバラード。パジャマを着て歌います。しかしこの上手さ!https://www.youtube.com/watch?v=WQEZQDKGLh4

【ウィンウッドの50曲】47・Graveyard People

「When The Eagle Flies」はシンセが大きく導入されて、SWが当時この楽器にキョーミを抱いてた事がわかります。この事は解散後ツトム・ヤマシタのGOや一連のソロでのマルチダビング路線の大きな戦力としてシンセはなってゆくのです。この"Graveyard People"…

【名曲リレー312】little#2

■Little Star / Bob Welch何度でも書きますが、ストリングスを抜いたボブ・ウエルチの初期2枚が聞きたいなあ。セカンド「Three Hearts」のラストに入ったポップなメロディーの"Little Star"は、ヘヴィなgですが、ものすごくわかりやすいメロディです。唯一の…

【名曲リレー312】lamb#3

■Little Lamb Dragonfly / Paul McCartney & Wings"Little Lamb Dragonfly"は、元々は「Ram」に入ってた曲だそうですが、手直しされて[Red Rose And Speedway」に収録されました。このウィングスのセカンドは2枚組に近いヴォリュームから厳選されたチョイス…

【火曜はカヴァー曲のカ】Needles & Pins

朝からの衝撃なニュース。もはや祈るだけです。 ソニー・ボノとニッチェが書いてサーチャーズがヒットさせたやつです。https://www.youtube.com/watch?v=RNU5ySctPz4

【名曲リレー312】lamb#2

■The Lamb Ran Away With the Crown / Judee Sillジュディー・シルは、CDの時代になって当たり前の知名度を誇ってますが、CD化されるまではかなり入手困難で、知名度もごく一部の好事家にしかなかった事は忘れてはいけないです。しかしこれほどの人だけにち…

【名曲リレー311】broadway#3

■Lamb Lies Down On Broadway / Genesis今やジェネシスの声というとフィル・コリンズの方が多くの人にはすぐ浮かぶのでしょうが(僕も)、ピーター・ガブリエル時代のこの曲を聞くと、声質に近いものがあったんで、コリンズへのスイッチがスムーズに行ったのだ…

【ウィンウッドの50曲】46・Gimmie Some Lovin'

SDGの最大のヒットとなった66年のヒット。初めて聞いた時はハモンドの音圧にびっくりしました。途中”ギミギミギミサムラーヴィン”と合いの手が入るのは米シングルヴァージョンでこっちの方がラジオとかでかかる比率が多いので、合いの手なしの英シングル・ヴ…

【月曜西海岸】キングフィッシュ

wc

デッドのボブ・ウィア(g,vo)がデッドと並行して始めたキングフィッシュは、NRPSのデイヴ・トーバート(b,vo)やゴスペル・オークにいたマシュー・ケリー(harp)をフィーチャーしたブルージーなバンドで、デッドのロケンローな部分を担っていたウィアらしい生き…

【ウィンウッドの50曲】45・Shanghai Noodle Factory

68年12月に出たシングル"Medicated Goo"のB面で、寄せ集めの「The Last Exit」に収録。オリエンタリズム溢れる異色作で軽やかなフルートとアコギが印象的なナンバー。参加はメイスン抜きの3人で、作者として3人の他にIslandレーベルのスタッフのラリー・ファ…

【名曲リレー310】broadway#2

■Nights On Broadway / Bee Geesディスコ期に入る直前のビージーズは、低迷期とされてましたが、音楽的には悪くないです。「Saturday Night Fever」のあからさまなディスコ路線に移るまでの。ダンサブルはファンキーな路線の「Main Course」('75)からのナン…

【名曲リレー310】hotel#3

■Broadway Hotel / Al Stewart名曲満載の「Year Of The Cat」の中でひときわ英国的香りを感じさせる1曲。ロビン・ランブル(元ビザンティウム)の弾く物哀しいviolinが曲に表情をつけていますね。https://www.youtube.com/watch?v=4ioeEy3DbHg