2017-10-01から1ヶ月間の記事一覧
■Knock Knock Who's There / Mary Hopkinメリー・ホプキンの中では一番好きかもしれません。邦題は"しあわせの扉"('70)でした。作者の一人にジェフ・スティーヴンスの名前があってニュー・ヴォードヴィル・バンドの"ウィンチェスターの鐘"を思い出しました。…
個人的に初リンダとなった「風にさらわれた恋」(名邦題)のタイトル曲。イーサン・ラッセルによるあまりに美しいジャケットが印象的な1枚でした。76年当時まだカントリー系の女性シンガー、というような認識でしたがこのアルバムでぐっと存在感をアピール。Asy…
無作為で棚から取ったのは06年10月号なり。追悼シド・バレットでバレット期の初期フロイドの特集。「バレット的サイケデリアを感じる30枚」のセレクトが楽しい(こういう記事が好みなんです)。他には「Go Go ナイアガラ」と高橋ユキヒロ特集後篇とやや小粒…
人たちシリーズ復活させました。メジャーレーベルなんでなんでもありだぞ(^^) 初期のピンク・フロイドのprodだったノーマン・スミスがハリケーン・スミスの名前で録音した一連の作品はノスタルジックなオールドタイムものでして、時流に乗ってアメリカでもヒッ…
98年のリンダ最新のコンテンポラリー・ロックな1枚「We Ran」からのタイトル曲で、ジョン・ハイアット曲。バックにはトム・ペティのハートブレイカーズから、マイク・キャンベル(g)、ベン・テンチ(kb)らスティーヴィー・ニックス関連でおなじみの人たちやら…
■Let There Be Rock / AC/DC実はAC/DCを聞くタイミングを逃してハードロック100%の時期を卒業してしまったのでこのバンドの立ち位置がよくわからないのです。抒情性とか泣きの部分を排した純度の濃いピュアで乾いたハードロック。ボン・スコット時代の77年作…
■She's Not There / Santanaライヴとスタジオ作品が混在した「Moonflower」に収録されたゾンビーズのカヴァー曲で、この時期ロッククラシックをラテンロックに焼き直し、サンタナ・バンドとしてのセールスの足しにした路線が取られています。動画はvoがグレ…
■It's Not Spotlight / Gerry Goffinロッド・スチュワート、浅川マキ、金子マリらがとりあげた"それはスポットライトではない"は、キャロル・キングのダンナだったジェリー・ゴフィンがAdelphiに残したスワンプロックな「It Ain't Exactly entertainment」('…
■Love Me Not / Jeffrey Comanor ジェフリー・コマナーのレイドバックした3枚目「A Rumor In His Own Time」('76)は僕が考えるウエストコーストロックの理想です。ジョン・ボイランprodでイーグルス一派がこぞって参加しそれぞれの曲で、gなりvoなりの爪痕を…
スウィンギング・ロンドン時代のティーン・シンガーであるタミー・セント・ジョンは、Pyeに数枚のシングルを残して消えた人です。歌い上げる”Dark Shadows And Empty Hallways”('65)はとても14歳とは思えない、大人びたそして堂々たる歌声です。80'sに英Sequ…
髪を切って躍動感あふれるイメージにした「Living In The USA」のオープニング曲。最初のシングルで最高位#16。もちろんチャック・ベリー曲で、跳ねまくるホンキートンクなドン・グロルニックのpianoやワディ・ワクテル、ダン・ダグモアの乾いたgが印象的で…
■A Love Like Yours / Nilsson & Cherフィル・スペクターがWarner Bros傘下にWarner Spectorと言うレーベルを作ってた事はついつい忘れてしまいますが、75年に出た"A Love Like Yours"は名曲。ジョン・レノンと飲み明かしてた時代のニルソンとシェールとのデ…
■Love's Got A Hold On Me / Stretchストレッチの「You Can't Beat Your Brain for Entertainment」('76)はもう手放してしまいましたが、「Air Cut」期のカービー(g)をフィーチャーしたなかなか熱いワーキングクラスのハードロックです。voはヴェルヴェット…
10年後にはこうしたホワイト・ブルーズやスーパー・セッションはすっかり時代の遺物化してしまいますが、69年には旬でした。「Super Session」のライヴ・ヴァージョンという事で企画された2枚組「フィルモアの奇蹟」から。マイク・ブルームフィールドとアル・…
70's〜80'sのリンダのファンには、恋人だったサウザーの書く愛の歌に過剰に思い入れしてしまうパターンが多かったと思います。それほどこのカップル(実際に恋愛状態にあったのは短い期間だったようですが)の醸し出すムードは、恋愛の時期を過ぎても、同士と…
ストーン・ポニーズ解散後ソロになったリンダの初ソロ「Hand Sown...Home Grown」('69)の1曲目は、「Another Side Of〜」に入ったディラン曲でした。ジョニー・キャッシュやロッド・スチュワートらも取り上げた有名曲ですが、最初に聞いたのはリンダのこのヴ…
ラスカルズのジーン・コーニッシュ(g)とディノ・ダネリ(ds)が結成した5人組。このイラストのジャケットはよく見ましたがレジまでは届かなかったなあ。”No”はちょっとジョージ・ハリスンっぽい。72年のDecca盤です。https://www.youtube.com/watch?v=qMluLf5S…
■Hold Your Fire / Patto独Repertoireが70's英のVertigoレーベルの諸作品をCD化し始めたのは80'sの終わりでしたが、アフィニティとパトゥーがCDショップに積まれたのを見た時はホントにびっくりしました。それまで名前しか聞いたことなかったバンド群が2000…
■Hold Back The Tears / Neil Young & The Bullets今気付いたのですがニール・ヤングの「American Stars'N'Bars」は日本盤LPはニール・ヤングのソロ名義でしたが、オリジナル米Reprise盤にはソロ名義、&クレイジー・ホース、&ザ・バレッツの3種類のクレジッ…
■I'm Gonna Tear Your Playhouse Down / Paul Youngアン・ピーブルズのサザン・ソウルを当世のUKロック風に焼き直したポール・ヤングの”I'm Gonna Tear Your Playhouse Down”をきいたソウルファンは怒ったろうなあ(^^) フェアライトの♫ジャンってやつ(イエス…
■My Blue Tears / Goldie Hawn女優のゴールディー・ホーンが72年に出した「Goldie」(Warner Bros)はバーバンク・サウンドな1枚として知られています。ドリー・パートンで知られる"My Blue Tears"は、その1曲目でした。周りがいうほど好きなアルバムではない…
Asylumと契約しながら、前所属レーベルとの契約枚数に絡む問題でCapitolから出た(日本盤は東芝EMIから出て、レーベルがAsylumと言う変則的なものでした)「Heart Like A Wheel」('75)に入ったローウェル・ジョージ曲。やばいブツを運ぶドラッグソングですが…
すんません。フー・ファイターズというのは名前は聞いたことあるかもしれませんが耳にするの初めてです。ジョー・ウォルシュのあんまり有名やない曲をカヴァー。「There Goes Down Neighborhood」('81)に入った"蜃気楼"という邦題の曲。https://www.youtube.…
リンダによって見いだされ、この世に出た、といっても過言ではないというと、カーラ・ボノフには失礼か?でも「風さら」で3曲取り上げられなければ今のカーラはないと思います。そのカーラの曲を久々に取り上げたのが89年の「Cry Like A Rainstorm」(Asylum…
■Blue Guitar / Justine Hayward & John Lodgeムーディー・ブルーズがバンドとしての活動を休んでいた時期に出たジャスティウン・ヘイワード&ジョン・ロッジ名義のシングルです。75年リリース。こういうのを聞くとムーディーズはプログレではないなあ、と思…
■Blue Water / Mark JamesB.J.トーマスやブルー・スウェードの"Hooked On A Feeling"の作者、マーク・ジェイムズはテキサス出身のsswです。Bellに残した唯一のソロ「Mark James」('73)は未だにCD化されていません、南部の白人カントリーの世界でスティーヴ・…
ブルーズ・プロジェクトから派生したシートレインを西海岸に入れていいか迷うところですが、結成はカリフォルニア州マリン・カウンティですので。ブルーズ・プロジェクトは奇妙な白人ブルーズロック・バンドでしたが、元ジム・クウェスキン・ジャグ・バンド…
■Lead Me To The Water / Gary Brookerカラオケをバックにピアノを弾いて歌うというのはゲイリー・ブルッカーの撮って結構屈辱だったんではないかなあ?82年のソロのタイトル曲。クラプトン・バンドにゲストで加わってた時期もあったんでスピネテtィ=マー…
■Hell Or High Water / Spooky Toothスプーキー・トゥースの最終章は、ゲイリー・ライト、ミック・ジョーンズ(後にフォリナー)、マイク・パトゥーと言う個性あふれるメンバーが入り乱れた力作「The Mirror」('74)でした。いつも書いてますがフォリナー・タイ…
無作為で棚から取ったのは14年8月号なり。新品同様なのは特集がビートルズでめくった形跡がないから。日本デビュー50周年のJapan Boxのリリース関連で、「A Hard Day's Night」の話。第2特集はCSN&Yの74年のライヴ3枚組、ヤングブラッズやエリック・カルメン…