カヴァー
ゾンビーズの”Tell Her No”のカヴァーはジュース・ニュートンが有名ですが、調べたらグループ・コールド・スミスも"Tell Him No"としてカヴァー。シュレルズの”Baby It's You”をヘヴィロック風アレンジで料理したスミスは、ゲイル・マコーミック(vo)をフィー…
機関車のあえぎ、でしたっけ邦題。オリジネーター(ジェスロ・タル)もこのカヴァーの演者も苦手というか知らないんであまり書けませんが、WASPは過激なパフォーマンスで知られたLAメタルの人たち。「Aqualung」に入ったジェスロ・タルのオリジナルを聞いて…
ジム・ウェッブが書いてアソシエーションがとりあげた”P F Sloan”は、実在したDunhillレ-ベルのsswの事を歌っています。ちょうどスローンがシーンから消えてしまった時期でした。一番好きなカヴァーはジェニファーのReprise盤でのやつですが、今日は英国のユ…
こてこての英国テイストの曲を米国バンドがやると意外な味わいがでるものですが(まず浮かぶのはポイントブランクの"Highway Star")、カナダのエイプリル・ワインがクリムゾンに挑戦したこの曲では、3本のgが乱れうちとなる展開ですが基本オリジナルに忠実な…
元々はラヴェルの”Bolero”をジェフ・ベックがロック風にアレンジした曲ですが、デトロイト出身のフュジティヴス(Fugitives)を前身にした5人組ハードロックSRCがカヴァー。68年にCapitolからデビューしたこのバンドの69年の「Milestones」に入ったこのヴァージ…
モット・ザ・フープルと言うバンドは、後期はグラム・ロック的な扱いですが、初期はディランからの影響が大きく僕として断然初期なのです。ダグ・ザーム、ソニー・ボノ等タイプの違う人たちの作品を料理し独特の味わいを出しています。この"Lay Down"はメラ…
もちろんスウィートのあの曲ですが、80'sにメタルのガールズ4人組ガールスクールがカヴァー。誰も可愛くないんですが(失礼)男くさいハードロッカーの中では「花」になっていました(もちろん一筋縄ではいきそうもないのですが)。モーターヘッドと組んでのモー…
最近見つけて驚いたカヴァーはこれ。スティーヴ・ミラー・バンドの「Sailor」に入ったボズ・スキャッグスの曲を英国のジャズロック、アラン・ボウン・セットが69年の「Alan Bown Set!」でカヴァー。これは結構早い(出てすぐ取り上げた)カヴァーですね。voは若き…
ボウイーの「Hunky Dolly」('71)に入った"Andy Warhol"はもちろんあのモダン・アートの巨人の事を歌ったものです。これを元々フォーク・シンガーでボウイーのGF(当時)というデイナ・ギレスピーがカヴァー。この人すごい巨○と濃いメイクで知られてます。73年…
レフト・バンクの"いとしのルネ"はメンバーのGFで実在するルネをモデルにマイケル・ブラウンが書いた曲で、バロック・ポップ(こういう言い方を最近はするのか?僕はチェンバーロックだと思ってましたが、それはそれで最近はプログレの中のチェンバー的なヤ…
アンドリュー・ゴールドの隠れた名曲をダンサブルによみがえらせたアンダーカヴァーのヴァージョン('92)は、90'sによくラジオから流れてました。この頃はもう好きな音楽しか聞いてないので、BGM的にFMから流れるもの(目覚まし代わりのタイマーとして)もほ…
言わずと知れたドアーズの67年のファーストに入ったナンバーです。原曲は7分を超すサイケでエキゾティックな演奏(とりわけレイ・マンザレクのオルガン)が印象的でした・シングルヴァージョンで箱の部分をバッサリ切って編集されてます。翌年にはホセ・フェ…
トッド・ラングレンの「Something/Anything」に入った名曲”I Saw The Light”はいろんな人たちにカヴァーされてますが、今日紹介するのは81年にロンドンで結成された、ムード・シックスです。87年にCherry Redから出たシングル曲で最後のレコードになったもの…
ボブ・マーレーのオリジナルは"ラスタの恋"なんて言う信じられないやつが最初ついてました。それをフランキー・ミラーがやや重くカヴァー。「Fallin' In Love・・・A Perfect Fit」('79)に入ってました。https://www.youtube.com/watch?v=LqkZ-87T-wg
もちろんイーグルスの「Hotel California」の中でランディ・マイスナーが歌ったナンバーで、これをブッカー・T・ジョーンズがしっとりと歌います。もちろんMG'sを率いたオルガンの名手でありますが、歌うの好きです、この人。 例の"Jamaica Song"もそうです…
オリジナルはマージービートのサーチャーズで、トニー・ハッチがフレッド・ナイティンゲールの名前で書いたものです。この63年のヒットをシカゴのクライアン・シェイムスが66年にカヴァー。12弦gが眩しいフォークロックサウンドになっています。ロビン・ウィ…
エドガー・ウィンターのホワイト・トラッシュの1枚目に入った”Dying To Love”は渾身のバラードですが、これをスコットランドのメイ・マッケナ(コントラバンド)のヴァージョンで。Transatlanticから出たこのソロはジョン・レノンの”Imagine”もカヴァーする…
フリートウッド・マックの「Bare Trees」に入ったボブ・ウエルチ曲で、ウエルチがソロになってリメイクしたヴァージョンが知られていますが、AOR畑では有名なマーカス・ジョセフが、ダニー・ディアドロフと組んだディアドロフ&ジョセフがウエルチの「French…
西海岸系グループで昨日ドルイック&ロレインジというカナダのデュオ(なぜかグリースバンド等をバックにした英国録音の米憧憬型音楽)を挙げたのですが、このデュオ74年に英Goodearから1枚出したっきりです。でこの片割れドワイト・ドルイックが80年に出した…
ザ・フーのカヴァーですがスティックスが05年にこんなカヴァーアルバム(他にはフリー、ジェスロ・タル、ラヴィン・スプーンフル、オールマン、プロコル・ハルムなど)を出してたのですね。「Big Bang Theory」('05)です。https://www.youtube.com/watch?v=mI…
昨日別のところで出してしまいましたがイーグルスの"Desperado"をカヴァーしたジェス・ローデン・バンドのカヴァー。70年代英国3大青眼シンガーの中は一番マニア向けな人だったかもしれませんが、アラン・ボウン・セット、ブロンコ、バッツ・バンドを経てソ…
ミッジ・ユーア(ウルトラヴォックス)はカヴァー曲が多いらしい(ボウイの"世界を売った男"もやってました)けど、このバッドフィンガーのカヴァーは直球です。https://www.youtube.com/watch?v=wfCVwvtpfJk
すんません。フー・ファイターズというのは名前は聞いたことあるかもしれませんが耳にするの初めてです。ジョー・ウォルシュのあんまり有名やない曲をカヴァー。「There Goes Down Neighborhood」('81)に入った"蜃気楼"という邦題の曲。https://www.youtube.…
ジミー・ペイジによるヤードバーズ時代の音源の発掘復刻がニュースとなってますが、この時期の「Little Games」に入った"Think About It"は。エアロスミスが79年にカヴァーしています。「Rocks」〜「Draw The Line」で最初のピークに達したエアロは徐々に失…
ジョージ・ハリスンが書いた曲では一番好きかもしれません,"Give Me Love"です。カヴァーしてるのはデイヴ・デイヴィス。キンクスのデイヴィス弟です。オリジナルに近いアレンジで、ジョージ風スライドが心地いい。06年にリリースされた「Kinked」というコン…
昨日はスペンサー・デイヴィス・グループの"I'm A Man"を別項目で書きました。僕はてっきりこの曲はシカゴのオリジナルだと思ってたのですけど、初期のシカゴのベスト盤に入ったこの曲を愛聴してました。ブラスセクションは皆カウベルなどpercを持ち替えるの…
こういう形でしか追悼できないなあと思いつつ、このまえのキャパビリティ・ブラウンに続いて、再びスティーリー・ダン関係のものを。ウォルター・ベッカー死去であまたの追悼記事があがってて、正直すごい反応でおどろいてます。これだったらフェイゲン亡く…
キャパビリティ・ブラウンって正直よくわからないのですよ。コーラス・グループでありヘヴィなプログレ・バンドでもある感じ。レアバードのカヴァーをやってましたが、今日はセカンドの「Voices」(一瞬クチビルゲと言うバロムワンの怪人を思い出します)に…
ブラインド・フェイスの唯一のスタジオ作で群を抜いていたのがスティーヴ・ウィンウッドの表現力に富んだ”Can't Find My Way Home”でした。と言っても僕がこの曲を知ったのはずっと先にジェームズ&グッド・ブラザーズ(カナダのssw)のアルバムだったのです…
バッドフィンガーのカヴァーと言うとニルソン他の"Without You"がまず挙がってきますが、この"Midnight Caller"も捨てがたい。やってるのはsswのティム・ハーディンで、本来自作曲を歌う事が多い彼が、他人のカヴァーばかりで1枚作った「Painted Head」('72)…