2017-12-01から1ヶ月間の記事一覧
北アイルランド出身のアンダートーンズは、後に"A Good Heart"をヒットさせるフィアガル・シャーキーやザット・ペトロール・モーションを組むオニール兄弟をフィーチャーしていました。彼らの成功はBBCのジョン・ピールのプッシュも大きかったと言われてます…
オリジナルはマージービートのサーチャーズで、トニー・ハッチがフレッド・ナイティンゲールの名前で書いたものです。この63年のヒットをシカゴのクライアン・シェイムスが66年にカヴァー。12弦gが眩しいフォークロックサウンドになっています。ロビン・ウィ…
■Now That You've Found Out / Michael Wendroffルー・リードとの交流があったsswのマイケル・ウェンドロフの事はよく知りませんが73年にBuddahから出たこのファーストは西新宿の横断歩道(というかストリップ劇場と言った方が通りが早いか)の近くにあった「…
■Walk Out To Winter / Aztec Camera歌詞の中に実在人物をちりばめてリアリティーを増させる、というのはよくある手法。その人物がロックスターだった場合聞き手との親密度はぐっとアップしますよね。有名どころで思いつくのは、ドン・マクリーンの"American …
青春パブロックと言えばエディ&ホット・ロッズなんですが、ダックス・デラックスの「Taxi to the Terminal Zone」('74)に入ったこの曲も甘酢っぱさをたたえたパワーポップの名曲であります。曲を書いた新メンバーアンディ・マクマスターはその後ニック・ガー…
■Winter / The Rolling Stones73年の「Goats Head Soap」に入ったナンバーではミック・テイラーの流れる様なソロ、しっとりとしたストリングスと共にドラマティックに展開するストーンズ・ナンバー。"Angie"嫌いなんでこのアルバムあまり聞きませんけど、た…
■Now It's Winter's Day / Tommy Roeprodのカート・ベッチャー(ミレニアム)の音魔法によるソフト・ロック・ファン(だけ)の宝物でしたが、VANDA誌の佐野さんの功績もあって広くポップス・ファンの宝物となりました。トミー・ロウは、バディ・ホリー風の”S…
フリー脱退後のポール・コソフのバンド、バックストリート・クロウラーが、コソフの死後その遺志をついで改名し新たなスタートを切ったのがクロウラーです。gに元イフのジェフ・ホワイトホーンを加え77年にデビューしています。英CBSがローン・スターと共に…
Virginからデビューしたレコーズは時期的にNew Waveと紹介されましたが、この甘いバーズみたいなポップな曲もあります。後にCountdownレーベルを興し、メイキン・タイムを見い出すウィル・バーチは元カーサル・フライヤーズなんでパブロック人脈です。これは…
■Day By Day / Godspell”ゴッドスペル”とはGod Spell、ゴスペルの事ですが、元々はオフ・ブロードウェイのミュージカルで71年にスティーヴン・シュワルツのプロデュースで上演されました。翌年ここから生まれたヒットが#13まで上がった"Day By Day"です。シ…
■Our Day Will Come / Classics IVルビー&ロマンティックスの曲を取り上げたクラシックスIVによるカヴァーです。フロリダで結成されアトランタへ移った白人ヴォーカル・グループ。耳触りのいいソフロ・ロックで69年の「Traces」(Imperial)は単体でCD化され…
デビューは69年Epicからですが、数年のブランク後再デビューとなった76年の「Shake Some Action」(Sire)に入ったタイトル曲が、ガレージ〜パワーポップ・クラシックとなったシスコ出身のフレイミン・グルーヴィーズです。ウェールズのロックフィールド・ス…
この人の事はほとんど知りません。よくあるフォーク系のsswかなあと思ってたら73年のデビュー作(Columbiaからはこの1枚だけで次からはRCAへ)「Bill Quateman」に入ったシングルの”Get It Right On Out There”にやられました。力強くシャープなアコギを使っ…
■Will Our Love End ? / Trapezeグレン・ヒューズをフィーチャーした3人組トラピーズのおそろしくムーディーでメロウなバラードです。sax(キャラヴァンのジミー・ヘイスティング)やvibe(フランク・リコッティ)がフィーチャーされ、隙間だらけのハードロ…
■Peace In Our Time / Elvis Costelloまたコステロだけど別枠だからいいか。初期のパンキッシュな姿もいいけど、僕にとっては「Punch The Clock」「Goodbye Cruel World」「King Of America」あたりのコステロにはとてもなじんでました。この動画はソロでの…
LA出身のナーヴスは後にソロになるsswのピーター・ケイスがおりました。このグループと言えばこのシングルが(これくらいしかない)有名です。ブロンディーが3枚目で取り上げた事で知られるようになりました。76年のシングルです。僕はRhinoから出た「DIY」…
トラフィック脱退後渡米したデイヴ・メイスンがママス&パパスのママ・キャス・エリオットと新バンドを組むという話がありまして、Blue Thumbから1枚出してます。結局パーマネントなバンドには成らなかったようですが、Asylumからデビューしたsswのネッド・ド…
それぞれのパワーポップ感があるでしょうが、個人的見解で「ひねくれてなくて、覚えやすいメロディーのポップロック」という風に解釈。最近のは知らないんで80's半ばまでのものに限ってチョイスしました。僕がこの「パワー・ポップ」という言葉を聞いたのは、…
これで最後です。意外といい曲を寄せ集めた「Get Closer」はセールス的にイマイチでしたが、シングル曲はPVが作られました。60'sっぽいワンピースはジャケットおなじみ水玉です。確かスターランド・ヴォーカル・バンドにいたジョナサン・キャロルの曲。https…
「アビー・ロード」をチャート1位から引きずり落とした〜と言う話は実際は都市伝説だったようでキング・クリムゾンのファーストの最高位は#5だそうです。権利関係がうるさいのでつべにはちゃんとしたヴァージョンがないのですが、グレッグ・レイクのvoだけを…
キャット。スティーヴンスが書いてP.P.アーノルド、ロッド・スチュワート、シェリル・クロウらが取り上げた"The First Cut Is The Deepest"はレコード化されてませんがステージでは取り上げていました。これは73年のABC In Concertから。3曲歌われる最後です…
■Give Peace A Chance / Hot Chocolate Band今年も12月8日がやってきますね。プラスティック・オノ・バンドのデビュー曲"Give Peace A Chance"('69)をレゲエでやりたいとジョン・レノンに連絡してきたばんどのメンバーにレノンはAppleから出せば?と返したと…
■Peace Train / Cat Stevens最近FBFがキャット・スティーヴンスを一気買いしたという話を聞きましたが、僕は「Teaser And Firecat」で止まってる気がします。ベスト盤でそこそこ知ってますが、アルバム単位でぐっと来るのはこのあたりまでかなあ。当時キング…
好き勝手に60曲挙げてきましたがやっぱりたらなかった。積み残しを少々。しかし改めてリンダの動く姿がいっぱいつべに残ってる事に感謝ですね。三人娘の”The Sweetest Gift”は「Prisoner」に入ったナンバーでした。この動画は76年頃のTVライヴ。https://www.…
■Train In G Major / Lindisfarne仏TVって結構見た事もないライヴ動画がありますよね。リンディスファーンの「Fog On The Tyne」に入ったアルバム曲のこれのライヴ動画はとてもうれしいです。曲はまあディランの"親指トムのブルーズ"の焼き直しなんですけど…
■Whiskey Train / Procol Harumクラシカルなイメージが強いですが、初期にはステージでは意外とブルージーな曲もやっていたプロコル・ハルムです。このPVは雪の積もったホーム脇で演奏するゲイリー・ブルッカー以外の3人が辛そう。ブルッカーは屋根があると…
フェイシズを辞めたロニー・レインが組んだスリム・チャンスはザ・バンド的な土くささを持ったユニークなバンドでした。ライヴは音楽以外にも誌の朗読や手品など見世物的な色合いが濃かったらしいです。GMからIslandに移った最終作「One For The Road」('76)…
最後は一番好きな曲。カーラ・ボノフがリンダに提供した3曲のうちの1つ。「Hasten Down The Wind」の1曲目でした。このドラマティックな盛り上がりにはいつもドキドキします。”またひとりぼっち”という邦題も素敵です。スタジオのショットをとらえたこのPVも…
その名の通りカナダのバンドです。”Your Daddy Don't Know”は82年に77位まで上がってます。紅一点のホリー・ウッズをフィーチャーしたポップロック。なんかこういうバンドあちこちにあったような気がして妙に懐かしい気がします。https://www.youtube.com/wa…
こちらも大詰めをむかえようとしてます。バディ・ホリーの痛快な曲をこれまた鉄壁のバックが痛快にアレンジしたロケンローの"It's So Easy"です。https://www.youtube.com/watch?v=hOT5A_BfPRE