女たち

トレイシー・ネルソン

ウィスコンシン大学でスティーヴ・ミラーと同級だったというトレイシー・ネルソンは白人ゴスペル〜ブルーズ・シンガーですが、70'sにはマザー・アースというルーツロックバンドを率いる一方カントリー系のソロを何枚も出していました。ディランやビル・ウィ…

キャロメイ・ディクソン

ほとんど無名の方ですけど、マンから派生したニュートロンズに参加した当時若干17歳の女性シンガーです。傑作セカンド「Tales From The Blue Cocoons」がつべにないんで残念です。フィル・ライアンの弾くkbのメロディアスな感じは、ライアンがかつていたアイ…

ポニー・テール

昨日FB友の小林さんが出されてたラジでポニー・テールの事思い出しました。 元々4人組の高校生グループで、ROWと言う名前のフォーク・グループだったそう。デビューは75年の"チャンスと口紅"でした。このあと2人抜けて(抜けたメンバーの相馬淳子がラジとして…

アジ・ウェッバー

アジ・ウェッバー(Aj Webber)という奇妙なファーストネームのイギリス人sswがいます。オフィシャル・サイトによると4枚のアルバムを出したっきりの人です。76年のAnchorからのファーストは、10年以上前に友人に聞かせてもらって、妙に気に入ってます。フォ…

イヴォンヌ・エリマン

ジーザス・クライスト・スーパースターのロンドン・キャスト(マリア役)、Purpleレーベルからソロデビュー、クラプトン・バンドに参加、「サタディ・ナイト・フィーヴァー」からの"If I Can't Have You"が#1、とメインストリートを歩いてきたイヴォンヌ・エリ…

ロリ・バートン

ロリ・バートンはパム・ソーヤーと組んでたソングライターで、ルル、ヤング・ラスカルズ、ロイヤル・ガーズメンらに書いたヒット曲があります。67年にはシャングリ・ラス風のホワイト・ブーツ(Whyte Boots)名義で"Nightmare"というシングルを出してます。こ…

キャシー・マッコード

CTIに1枚LPを残したキャシー・マッコードのの唯一作にウッドストックで録音したオクラ入りしたセカンドを抱き合わせた2CDが英Big Beatから出たのは10年。タイトルは「New Jesey To Woodstock」でした。1枚目は僕にはアシッドすぎてイマイチでしたが注目はファ…

リア・カンケル

ママ・キャスの妹で、ドラマーのラス・カンケル夫人(その後離婚)。70's初めにはジャクソン・ブラウンのファーストで歌声を聞かせ、後半にはAORの時代にソロデビュー。もちろんスティーヴン・ビショップと共作した"Under The Jamaican Moon"がニック・デカロ…

デボラ・ハリー

歴史にたら、れば はありませんが、もしMTV時代がもう少し早かったらブロンディーの末路はあんなではなかった気もします。それほどあの時代にあって、ブロンディーはヴィジュアルに意識的でした。今では笑い話ですが「デビーがマリリン・モンローの私生児」と…

アン・スチュワート

プログレ・フォーク・シーンの3美神は、クローダー・シモンズ(メロウ・キャンドル)、バーバラ・ガスキン(スパイロジャイラ)、アン・スチュワート(チューダー・ロッジ)と相場は決まってる様ですが、先の2人と比べるとアン嬢はモダン・フォーク的な歌い…

ウェンディ・ウォルドマン

70'sの女性sswの中ではやってる事がかなり好みなのにもかかわらず、日本では一切紹介されず(この種のものに寛容なワーナーなのに)、知名度はあくまでもマニアのみと言う状態になってしまったウェンディ・ウォルドマンです。デビュー盤はNMMの輸入盤紹介コー…

ブレンダ・パターソン

Playboyレーベルからの同名のサード('73)が韓Big PinkからCD化されております、ブレンダ・パターソンはゴスペルフィーリング満載の女性スワンパー。ライ・クーダー(g)、LAゲタウェイのリズム隊(クリス・エサリッジとジョニー・バーベイタ)らが参加し泥くさ…

【土曜日の女】フェミニン・コンプレックス

昨日スージー・クアトロが渡英前に姉妹を中心にやってたデトロイト時代のガールズ・バンド、ザ・プレジャー・シーカーズについて書きましたが。その時ふと思ったのは、ガールズ・バンドの先駆者はファニーやバーサと呼ばれてますが、力量のは差こそあれ世界…

ジュディー・ヅーク

ちょっと個人的な事(まあいつもそうですが)を。ネット始めて15年くらいですが、最初の頃はリンク作をたどって個人のロック系HPや掲示板でのROM専だったのですが、ある時から書き込むようになってやりとりを。その中で、あるお友だちから、こういうのお好き…

サンダーサイズ

電撃的太もも(Thundertheighs)とはすごいグループ名ですが、グリンゴにいたケイシー・シンジ、ダリ・ラロウ、カレン・フリードマンから成る英ガールズトリオ。72年のルー・リードの"Walk On Wild Side"で印象的なコーラスを付けて注目されます。モット・ザ・…

レズリー・ダンカン

今年に入ってGM時代の2枚−「Moonbathing」と「Maybe It's Lost」−が相次いでCD化され、残るは「Everything Changes」だけになり(この際そのソースがとか細かい事は言わないけど、旦那のトニー・コックスのライセンスを取ってるんでそんなに怪しいものではない…

レズリー・ダンカン

今年に入ってGM時代の2枚−「Moonbathing」と「Maybe It's Lost」−が相次いでCD化され、残るは「Everything Changes」だけになり(この際そのソースがとか細かい事は言わないけど、旦那のトニー・コックスのライセンスを取ってるんでそんなに怪しいものではない…

ジョイ・オブ・クッキング

バークレー出身のジョイ・オブ・クッキングは、地域的には西海岸のグループですけど、やっぱりLAのバンドとは音楽的背景も違い、どっちかというとシスコのバンドに近いものがありました。ここにはトニ・ブラウンとテリー・ガースウェイトという二人の好対照な女…