2017-03-01から1ヶ月間の記事一覧

【ABC/Dunhill73年の人たち】7・ジョン・ケイ

ステッペンウルフのジョン・ケイは見た目がこわもてなんできっとハードな音楽だろうと想像しますが、こういう曲もやってます。まあ見た目で判断してはアカンなあということ。ファーストとセカンドの2in1を持ってますが、聞いてびっくりでした。73年のセカン…

【ABC/Dunhill73年の人たち】6・オーリアンズ

セカンドはアメリカで何故か出ず日本やヨーロッパでは「Before The Dance」という1st&2ndの2枚組になってた記憶。LAへ行ってAsylumと契約してブレイクした印象ですが元々は東のバンド。ジョン・ホールのよくしなるgが印象的でした。この曲は73年のファースト…

【和ものの金曜日】Yogee New Waves

たまには新しいやつを。角館健吾率いるYNW。15年のミュージック・マガジンの「ceroと新しいシティ・ポップ特集」で知りました。なにげないクリップがいいです。https://www.youtube.com/watch?v=OzodjmJviVU

【ABC/Dunhill73年の人たち】5・ジョー・ウォルシュ

名義はソロですが、ウォルシュ=ケニー・パサレリ=ジョー・ヴァイターリ=ロッキー・グレイスのバーンストームのセカンド「The Smoker You Drink, The Player You Get」です。"Rocky Mountain Way"が入ってる事から知名度はありますが、結構地味な内容で前…

【ABC/Dunhill73年の人たち】4・スリー・ドッグ・ナイト

3DNに遅れた世代なんで、ライナーノーツとかで書かれた「熱狂」はピンとこないのです。後追いで聞いてみてもなかなか実感がわかない。それでもいくつか好きな曲はあります。ダニエル・ムーアが書いた"Shambala"もそう。3位まで上がった大ヒットです。https:/…

【木曜ハードロック】ブラックモアズ・レインボウ

ロニー・ジェイムズ・ディオ(vo)以外総とっかえしたレインボウのセカンドは、重く中世的でゴシックな歌詞世界の独特のハードロック。今思えばこの世界観(シンフォニックなハードロックという点でも)は実に70's後半実に特異的でしたが、日本では人気ありまし…

【水曜の女たち】キャロル・ベイヤー・セイガー

80'sにはバート・バカラック夫人だった作詞家のキャロル・ベイヤー・セイガーのキャリアは古く、60'sにマインドベンダーズの"Groovy Kind Of Love"をトニ・ワインと共作したのが最初のヒットらしいです。不遇な時代もありましたがメリサ・マンチェスターとの…

【ABC/Dunhill73年の人たち】3・ダイアモンド・ヘッド

もう1曲ランバート&ポッターがらみのものを。"if that's the way that you want it "と言うこの曲どっかで聞いたことあると思ったらタヴァレスか?コノダイアモンド・ヘッドと言うグル―プは、知りませんが、とてもメロウでいい感じ。https://www.youtube.com…

【ABC/Dunhill73年の人たち】2・フォー・トップス

Motownを離れたフォー・トップスの73年作「Main Street People」から、ロック・ポップスきでも十分楽しめる" Am I My Brother's Keeper"です。ほとんどの曲をデニス・ランバート&ブライアン・ポッターが手掛け、prodにもスティーヴ・バリと並んで名前があり…

【火曜はカヴァー曲のカ】Alone Again(Naturally)

いうまでもなくギルヴァート・オサリヴァンの誰でも知ってるヒット曲です。これくらい知名度のある有名曲になるとなかなか太刀打ちできないのですが、ソウル系のエスター・フィリップスのカヴァーがありました。72年の同名アルバムから。拡大解釈と表現力の…

【ABC/Dunhill73年の人たち】1・グラス・ルーツ

Dunhillサウンドと言われた一連の人たちは73年にはもう下り坂でレーベルもABCに完全吸収されてしまいます。グラス・ルーツも73年がラストLP「Alotta' Mileage」でした。Dunhillからの最後のシングルが”Love Is What You Make It”で55位どまりでしたが乾いた…

【月曜インスト】Hickory / Keef Hartley Band

ジョン・メイオールのブルーズブレイカーズから独立して自身のバンドを始めたキーフ・ハートレーの69年作「The Battle Of North West Six」は、ホーンが入ったジャズ~ブルーズ・ロックです。ハートレー(ds)、ミラー・アンダーソン(g,vo)、ヘンリー・ロウサー(…

【Atlantic72年の人たち】15・マナサス

Atlantic編最後はマナサスです。スティーヴン・スティルスが新たに組んだアメリカンロックの至宝。ロックンロール、ブルーズ、フォーク、R&B、ブルーグラス、ラテン等がミックスされた芳醇かつ豪快な音楽です。元クリアライトのポール・ハリス(kb)とダラス・…

17035■■□夏のくじら:大崎梢(文藝春秋)

夏のくじら (文春文庫)作者: 大崎梢出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2011/06/10メディア: 文庫 クリック: 8回この商品を含むブログ (14件) を見る

【日曜サイケ〜ガレージ】ファインダーズ・キーパーズ

同じ名前のグループもいるようですが、今日は後にパープルのグレン・ヒューズがトラピーズの前に参加してたというフラワーなバンドの方で。これ以前にCBSからシングルがあるらしいのですが、これは67年Fontanaから出たシングルです。メル・ギャリー(g)もおり…

17024■■葉桜の季節に君を想うという事:歌野晶午(文藝春秋)

葉桜の季節に君を想うということ (文春文庫)作者: 歌野晶午出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2007/05/01メディア: 文庫購入: 40人 クリック: 204回この商品を含むブログ (369件) を見るどんでん返しありき、とか、だます事を目的にした本は後味悪し。パーツ…

【続ウルトラな日々】来たのは誰だ

マン、第31話 まず印象的なエピソードタイトルです。吸血植物ながら円盤をもあやつるケロニアを演じたのは、東宝特撮映画でもバタくさい風貌で印象的だった桐野洋雄さん、そしてキリヤマ隊長事中山昭二さんが科学者を演じるなどキャスティングがたまらないで…

【Atlantic72年の人たち】14・エリック・カズ

訥々と歌うsswのエリック・カズの「If You're Lonely」を知ったのはもちろんワーナーのロック名盤でした。意外と演奏はシャープでソウルフルなコーラスは入るわ、ストリングスも入るわとちょっとびっくりでした。すでにボニー・レイットのヴァージョンで知っ…

【Atlantic72年の人たち】13・アレサ・フランクリン

今日はアレサの誕生日でもあります。「Young Gifted And Black」は「黒人讃歌」と言う邦題でした。1曲目の"Oh Me Oh My"は69年にルルがヒットさせたカヴァーです。作者はジム・ドリスでルルのグラスゴー時代の友人(その仲間にはフランキー・ミラーもおりまし…

【土曜80's】ニール・ヤング

テクノ、ロカビリー、カントリーと80's初めのニール・ヤングは実験的に次々にスタイルを変えていましたが後にGeffenレーベルから「わざと売れないレコードを作った」と訴えられたそうです。最大の問題作が82年の「Trans」で大半の曲でヴォコーダーを使い、テ…

【金曜ハードロック】キャプテン・ビヨンド

初期パープルのロッド・エヴァンス(vo)が渡米後、アイアン・バタフライのライノ(g)、リー・ドーマン(b,kb)、ジョニー・ウィンター・アンドのボビー・コールドウェル(ds)と組んだ変拍子満載のハードロック。日本でも、リリース当時の72年にパープル人気が最初…

【Atlantic72年の人たち】12・ジャッキー・デシャノン

この人も60's初めから活動してるんで相当なキャリアの持ち主ですが、sswのブームに乗り遅れてしまったこともあって70'sは他人の曲を歌う事が多かったです。キム・カーンズが"Bette Davis"を取り上げてまた脚光を浴びるのですが、それはずっと先。72年の「Jac…

【Atlantic72年の人たち】11・ヴェルヴェット・アンダーグラウンド

Atlantic傘下のCotilionから出た(もうバンドは解散してましたが)「Live At Max's Kansas City」のヘロヘロなライヴは生々しくて結構好きでした。っていうかこういう部分からこのバンドに入ってしまったんでね…人によっては聞くに堪えないという評価な事も重…

■□愛はさざなみ('70米)

監督:トム・グリース 出演:ジェイソン・ロバーズ、キャサリン・ロス

【木曜は和もの】中原めいこ

レギュラー投稿忘れてました(^^; ホントは"ペパーミントの朝"というボッサな超名曲を紹介したいんですが(「Mint」に入ってます)ないんでこれを。すごく80'sっぽいダンサブル歌謡ですね(メイクや衣装も含めて80'sです)。https://www.youtube.com/watch?v=I…

【Atlantic72年の人たち】10・イエス

やはりAtlanticはメジャーロックとR&Bのレーベルで、ちょっとマイナーロックはサブレーベルのAtcoなのでした。イエスはゼッペリン同様英米Atlanticと契約したビッグネーム。イギリスのロックバンドをアメリカで成功させるのが上手いレーベルと言う印象づけに…

【Atlantic72年の人たち】9・クロスビー&ナッシュ

CSN&Yが解体するとメンバーはそれぞれの活動に入りますが、グラハム・ナッシュはデイヴィッド・クロスビーと組んで「Graham Nash/ David Crosby」という共作LPを出します。これがクロスビー&ナッシュのファースト。僕はこのコンビとなると途端にキョーミ失せて…

■■□青春の門('81日本)

監督:蔵原惟繕、深作欣二 出演:佐藤浩市、松坂慶子、杉田かおる、菅原文太、若山富三郎、渡瀬恒彦 青春の門発売日: 2015/08/01メディア: Prime Videoこの商品を含むブログ (2件) を見る東宝に続いて東映でも映画化された五木寛之原作の同名シリーズ第1作筑…

【Atlantic72年の人たち】8・ジェームズ・ルーサー・ディキンソン

ライ・クーダーのバンドkbのジム・ディキンソンのソロで、後に名盤探検隊でCD化されましたが、スワンプ〜白人R&Bの傑作として一部で語られてた1枚。僕は西新宿にあったCHICAGOで買いました。この"John Brown"はディラン曲ですが、ブルージーです。ジョン・サ…

【Atlantic72年の人たち】7・ラマタム

後期アイアン・バタフライのマイク・ピネラ(g,vo)、ジミ・ヘンところのミッチ・ミッチェル(ds)、そして女性の凄腕エイプリル・ロートン(g)をフィーチャーした大型バンドのラマタムも72年でした。ハードロックですが、ジャズロック的な部分もあります。セカン…