2017-04-01から1ヶ月間の記事一覧

【Epic76年の人たち】9・チャーリー・ダニエルズ・バンド

カントリーロックは好きですけど、一口に言っていろんなスタイルがあるので、チャーリー・ダニエルズの様な感じはちょっと苦手なのかも?と思って聞き出したら、そうでもない曲もありました。76年の「Saddle Tramp」からです。政治的信条が白人カントリーのが…

【Epic76年の人たち】8・ボストン

明らかに新しい世代の人たちと言う印象だったボストンは、メロディアスでわかりやすくハードに聞こえないプログレ風味のハードロックでした。「幻想飛行」と言う邦題のファーストは今ではほとんどの楽器をトム・ショルツが手掛けた事がバラされています。ホン…

【Epic76年の人たち】7・テッド・ニュージェント

日本デビュー盤は「テッド・ナジェント」名義でしたがこのセカンドでは「ニュージェント」になってます。邦題は「ハードギター爆撃機」とすごいものでした。タイトル曲の”Free For All”です。アリス・クーパーやロビン・トロワー同様、テッド・ニュージェント…

17033■■世界の終わりとハードボイルドワンダーランド:村上春樹(新潮文庫)

世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド 全2巻 完結セット (新潮文庫)作者: 村上春樹出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2010/11/05メディア: 文庫 クリック: 1回この商品を含むブログ (1件) を見る

【土曜80's】ファーム

ゼッペリン解散後サントラ仕事でお茶を濁してきたジミー・ペイジがポール・ロジャースと組んで新バンドを組んでその名前がファームと知った時、てっきり農場のFarmだと思ってジョークだろ!と思いました。スペル違いでした。85年Atlanticからデビュー(日本では…

【和ものの金曜日】新月

「シアトリカルなステージ」という表現はついつい引用してしまうのですが、正直に言うと「シアトリカルな」ライヴ体験は皆無であります。79年にデビューした和ものプログレの新月(フールズメイト誌の裏表紙によく広告が載ってた)について書かれたものには、…

レイジー・ヒップ

https://www.youtube.com/watch?v=SO6MH3a43VQ アーント・サリー https://www.youtube.com/watch?v=omZSCqfw2XMタンゴ・ヨーロッパ https://www.youtube.com/watch?v=WDrQkEW1ji8ストリート・ライダーズ https://www.youtube.com/watch?v=V2-T5pczOSw山口美…

【Epic76年の人たち】6・ハーブ・ペダーセン

ディラーズ〜カントリー・ガゼットにいたギタリスト、ハーブ・ペダーセンの初ソロ「Southwest」も76年Epicから。あっと驚くビートルズのカヴァー"Paperback Writer"は見事です。フィドルはデイヴィッド・リンドレーでカントリーロック〜ブルーグラス・ロック…

【Epic76年の人たち】5・ローン・スター

後にUFOに参加するポール・チャップマン(g)が組んだ新世代のハードロックがローン・スターです。ジョン・スローマン(vo)が参加したセカンドの方が有名でしょうが、ビートルズの"She Said She Said"で始まるファーストはなかなかカッコイイ。prodはクィーンで…

【木曜タイムマシーン】85/04/20

http://www.billboard.com/charts/hot-100/1985-04-20 85年4月20日付ビルボード#1はまたしても"We Are The World"ですが、これに落とされたマドンナの"Crazy For You"がまたじりじりと2枚で上がってきたのはアーティスト・パワーですね。まだ「Like A Virgin…

【Epic76年の人たち】4・ジム・ピートリック

ジム・ピートリックは、アイズ・オブ・マーチの人。このあとサヴァイヴァーを組むのですが、76年にソロがあってリック・デリンジャーみたいなんかなあという予想で買った事がありました。もっと大げさなハードロックでちょっと期待したのと違いました。https…

【Epic76年の人たち】3・ジョニー・ウィンター

ウィンター・ファミリーのBlue SkyはEpic配給でした。76年は、ジョニー&エドガーの「Together」も出てますが、ジョニーの「Captured Live」を。 徹底して弾きまくるのはジョニー・ウィンター・アンド時代のライヴと変わってません。この"Rock And Roll Peop…

【水曜の女たち】キャシ・マクドナルド

キャシ・マクドナルドといえばジャニスの後任としてビッグ・ブラザー&ホールディング・カンパニーに参加したパワフルな女性シャウターですが、リオン・ラッセル人脈でジョー・コッカーの「Mad Dogs And English Men」やらデラニー&ボニーのアルバムにもコー…

【Epic76年の人たち】2・サウスサイド・ジョニー&アズベリー・ジュークス

若きスプリングスティーンのニュージャージー時代の盟友であるサウスサイド・ジョニーのデビュー作は76年Epicからリリース。おそらくは少年時代のアイドルだったんでしょう、ロネッツのヴェロニカをフィーチャーした"You Mean So Much To Me"(作者はスプリン…

【Epic76年の人たち】1・ポコ

なんかおかしいなあと思ったら以前Mercury76年やっておりました。よってEpicに変更。まずはポコから。すでにABCに移籍しておりましたが契約の関係で、Fab4時代(ポール。コットン、ラスティ・ヤング、ティモシー・シュミット、ジョージ・グランサムの4人組時…

【火曜はカヴァー曲のカ】Celloid Heroes

言わずと知れたキンクスのRCA時代の名曲です。これをキンクスのレーベルKonkから出してたクレア・ハミルのヴァージョンで。4枚目の「Abracadabra」('76)からです。可憐な少女も大人になった感じです。 https://www.youtube.com/watch?v=1FE51RD5lVsブラック…

【Mercury76年の人たち】2・トゥイギー

♫ツィギーみたいなやせっぽちな私〜と歌ったのはピチカート・ファイヴの野宮真貴ですが、モデルのツィギーもレコード出してます。76年の「Twiggy」からシングルになったのはこのジャッキー・デシャノン曲。大好きな「Jackie」に入ってました。基本線は同じカ…

【Mercury76年の人たち】1・ヴァン・ダー・グラーフ・ジェネレーター

76年は2枚目のMercuryです。まずは英Charismaの米配給のMercuryとしてVDGG。まあ苦手なバンドではあるのですが、76年の「World Record」は友人に聞かされたことあります。結構New Wave的印象もありましたね。暗いロキシーと言う感じ。"When She Comes"はカセ…

【月曜インスト】ニール・アードレイ

70's末にキングから出てた「ヨーロピアン・ロック・コレクション」がそうだイギリスもヨーロッパだ!と開き直ってブリティッシュロックを紹介し始めたのは嬉しい限りでした。60'sにはニュー・ジャズ・オーケストラにいたと言われても当時全然ピンとこなかった…

【Reprise75年の人たち】8・マイケル・フランクス

日本でマイケル・フランクスが大人のロック(まだ当時AORと言う言葉は日本ではなかった)として注目されたのは77年頃だったと思いますが、「Art Of Tea」は75年に出てます。所謂sswでも歌詞ではなくサウンド派でケニー・ランキンあたりが好きなジャズも聴く層…

【Reprise75年の人たち】7・フリートウッド・マック

75年のReprise最終作になる「ファンタスティック・マック」は新メンバーによるもので時間をかけて大きなヒットになりました。リンジーとスティーヴィーが持ち込んだものは大きかったのですが、従来のブルーズ・フィーリングのものと結合した曲もありました。…

【日曜はサイケ〜ガレージ】ラヴ・スカルプチャー

昨日はデイヴ・エドモンズの誕生日でしたんで、ラヴ・スカルプチャーを。ハチャトゥリアンの"剣の舞"のロックインスト化で有名な3ピースバンドでブルーズ・ロックな印象ですけど、デビュー曲はこんなにポップサイケ。https://www.youtube.com/watch?v=mfkYFo…

スキャンダル・フィーチャーリング・パティ・スマイス

その昔パティ・スミスと紹介されてびっくりした覚えがありましたが、こちらはスマイス。パット・ベネター・フォロワー的なロック姐さんで"Warrior"は84年にヒットしています。いつからか「ロック」と言うとこういうファッションを身にまとったハードでメロディ…

17032■遠い唇:北村薫(角川書店)

日常の謎を中心とした雑多な短編集ですが「冬のオペラ」(未読)の巫弓彦ものの短編(ビスケット)も入ってます。"遠い唇"と”しりとり”という暗号ものがせつないです。ちなみに"遠い唇"の暗号とは、「AB/CDE/FGHI/JKLMK/NMJKCDOの雪/FIPJQKRK/ SMTUIJQKRK/だ…

【Reprise75年の人たち】6・エミルー・ハリス

今も昔もエミルー・ハリスって苦手かも。バディ・ミラーを従えたスパイ・ボーイの時代はぐっと来るところもあったのですが、特に初期のカントリーなスタイルは何枚か買いましたけどピンときませんでした。グラム・パーソンズが見いだした形でグラム込みでデ…

【Reprise75年の人たち】5・ミーターズ

ニュー・オーリンズ・ファンクのミーターズのこの辺のReprise盤は当時日本では出ず、僕も疎かったんで知らないままでした。ネヴィル・ブラザーズの時代になってピーター・バラカンさんがよくラジオでかけたのが、この少し前の「Cabbage Alley」とかその辺。7…

【和ものの金曜】りりィ

今日はオレンジの日でもあるんでりりィのこの曲です。https://www.youtube.com/watch?v=gVutEzDRT08 https://www.youtube.com/watch?v=VascLPUChnA

【Reprise75年の人たち】4・ゴードン・ライトフット

ライトフットもカナディアンsswで大御所。UA時代よりもRepriseに移ってからの方が親しみやすい感じです。日本でも74年の"Sundown"あたりのヒットでポップスファンに知られるようになりました。75年の「Cold On The Shoulder」では"Rainy Day People"が好きで…

【Reprise75年の人たち】3・ボブ・カーペンター

カーペンターはカナダのsswですが、「Silent Passage」はエミルー・ハリスのダンナだったブライアン・エイハーンがprodしてる関係でエミルー(vo)やローウェル・ジョージ(g)、ビル・ペイン(p)らが参加。1曲目の"Miracle Man"は親しみやすいメロディーにローウ…

【木曜タイムマシ−ン】79/4/14

この日の#1は"Black Water"以来久々の#1となったドゥービー・ブラザーズの"What A Fool Believes"でしたが、全く関係なく76位で急上昇のバッドフィンガーの”Love Is Gonna Come At Last”です。ほとんどまともに語られない「Airwaves」からのシングルで結局69…