name

【君の名は...】34・Jack Straw / Grateful Dead('72)

3枚組ライヴの「Europe'72」で登場した"Jack Straw"は、ボブ・ウィアが歌うデッドのナンバーです。ちょうどこの頃のライヴ動画もありました。ガルシア主導曲だとどんどんゆるくなってしまうのですが、ウィアが書く曲は士浮くなくとも荘はならない事が多かっ…

【君の名は...】33・Cath / The Bluebells('83)

アズテック・カメラの弟バンド的に勝手に言われてたスコットランドのネオアコのバンドがブルーベルズでした。短命に終わりながらもいい曲いっぱいありました。これは"I'm Falling"ya"Young At Heart"に先立つ83年に出たシングルです。青春だなあ。https://ww…

【君の名は...】32・Uncle Willie / Zoot Money & Big Roll Band('64)

ズート・マニーと言えば、アレクシス・コーナーやグラハム・ボンドと並ぶ60'sの英R&Bの重要人物でありました。70'sに入ってからはエリスやケヴィン・エアーズのバンドに参加しております。ゴキゲンなモッド・サウンドのオルガン・ロックであります。"Uncle W…

【君の名は...】31・Carol Ann / Soft Machine('73)

聞きやすくなったのか、BGMになりさがったのか、立場によってコメントが違いますが僕はもう圧倒的に前者です。ソフト・マシーンの「7」の話。「Third」まではよかったけど、4,5,6は結構きつかった(もちろん後追いです)。カール・ジェンキンズの発言権が増…

【君の名は...】30・Happy Jack / The Who('67)

ちょっとピッチが速い気がしますこのPVはコミカルでなかなか楽しい。ザ・フーらしくないと思われるかもしれませんがこういうのも初期の彼らのもう一つの顔なんですね。ジョン・エントウィッスルのbassが印象的。かなりスカスカな音ですけど。https://www.you…

【君の名は...】29・A Rose For Emily / The Zombies('68)

コリン・ブランストーンの声はホントにロマンティックですよね。女性ならうっとりしてしまうのわかるわ〜 ゾンビーズのセカンド「Odyssey & Oracle」が出た時にはバンドはすでになく、インチキのゾンビーズがマネージメントによって組まれてツアーを行ったそ…

【君の名は...】28・Eddie's Dreaming / Small Faces('67)

スティーヴ・マリオット生誕にちなんでスモール・フェイシズ行きましょう。モッズらしさからもう少し幅を広げてなんでもありになってきたImmediate時代のごった煮的な世界はとても心地いいです。この”Eddie's Dreaming”もラテンというか米東海岸的グル―ヴを…

【君の名は...】27・Goodnight Sweet Josephine / The Yardbirds('68)

ヤードバーズ最後のシングル"Goodnight Sweet Josephine"は、クリス・ドレア(b)とジム・マッカーティ(ds)が外されジョン・ポール・ジョーンズ(b)とds(クレム・カッティーニ?)を加えた米ヴァージョンとメンバーによる英ヴァージョンがありますが、どちらも…

【君の名は...】26・Rhayader / Camel('75)

キャメルの「Snow Goose」はポール・ギャリコ原作の寓話を音源化したもので主人公の醜い画家の名前がラヤダー(Rhayader)です。アンディ・ラティマーの吹くfluteが可愛らしい軽快な”Rhayader”はピーター・バーデンスのコンパクトなkbソロもあって、このアル…

【君の名は...】25・Carolene / Bob Welch('77)

不遇だったフリートウッド・マック時代(ただしボブ・ウエルチ時代のマックが全く売れてなかったのは嘘でその後がすごいのでそういう印象なのです)を終え、パリスを経てボブ・ウエルチが「French Kiss」で報われたのは嬉しかった。時代柄ソフト&メロウ(死語…

【君の名は...】24・Hey Fredrick / Jefferson Airplane('69)

ジェファーソンのエアプレイン時代の最高傑作は人にもよりますが、僕はずっとこの「Volunteers」('69)だと思ってます。ホット・トゥナを組んでゆくヨーマ・コウコネンのひきつったようなgが印象的な"Hey Fredrick"はアルバムのハイライトの一つであります。…

【君の名は...】23・Guinnevere / Crosby Stills & Nash('68)

CS&Nのファーストに入ったクロスビーの曲です。グィネヴィアとは女性名でアーサー王のお妃の名前でもありました(元々はウェールズ語だそうで、現代英語に置き換えるとジェニファーになるんだそう)。これはいかにもクロスビーらしい陰鬱でなおかつ美しい曲。…

【君の名は...】22・Timothy / The Bouys('71)

よくは知らない一発屋のボーイズ(と読みます)ですけど、この曲はカンバリズムを歌った(鉱山に閉じ込められた3人の少年のうち2人が1人(ティモシー)を食べた)歌だという事は覚えてます。曲を書いたのはルパート・ホルムズで後にピナコラーダの歌を歌って#1…

【君の名は...】21・Song For Emma / Joe Walsh('74)

ジョー・ウォルシュのソロは、豪快なロックンロールとメランコリックなバラードが共存していましたが、”Song For Emma”はまさしく後者で、3歳で交通事故亡くなった長女エマに捧げられた悲しくも美しいバラードです。この曲のみビル・シムジクのprodなんです…

【君の名は...】20・Big Jim Salter / Stone The Crows('71)

グラスゴーのジャニスことマギー・ベルをフィーチャーしたストーン・ザ・クロウズは女性シャウターを苦手とする僕でもOKという珍しいパターン。やはりkbオリエンテッドな音だからでしょうか。"Big Jim Salter"は、メンバーチェンジ後の3枚目「Teenage Licks…

【君の名は...】20・Joanne / Michael Nesmith & The First National Band

モンキーズのマイク・ネスミスが脱退後カントリー・ロックの方向に進んだ話は今では有名ですが、その昔は??と思ったものです。RCAに数枚残されたネスミスの作品は、バーズやフライング・ブリトウズ等とは別の方向からカントリー・ロックにアプローチしたも…

【君の名は...】19・Daniel / Elton John('73)

エルトン・ジョンもお名前ソングの大家なんですが、まずはこれ。「Don't Shoot Me I'm Only The Piano Player」に入ったヒット曲です。派手なメガネとコスチュームがトレードマークですが、それと裏腹に髪がさびしくなってきた頃です。ナイジェル・オルソン…

【君の名は...】18・Liza Radley / The Jam('80)

ポール・ウェラー来日記念と言う事で。"Start!"のB面のアコースティックなナンバーですがジャムらしくアコギを使っても力強い。こんな曲でも最近たまに取り上げてるらしくすごいなあ。ジャムはシングル曲のみも多くA面は「Snap!」と言う2枚組ベストが出た時…

【君の名は...】17・Davey's On The Road Again / Manfred Mann's Earth Band('77)

ザ・バンドのprodというだけでなくssw的な側面からも日本では根強い人気があるジョン・サイモン作品を取り上げたMMEBの「Watch」から。スプリングスティーンの"Blinded By The Light"のように大ヒットとまではいきませんでしたが、クリス・トンプソン(後にナイ…

【君の名は...】16・Mary Ann / Christopher Cross('80)

セカンド「Another Page」が出るまでの間ヤマハの世界歌謡祭エントリーのために日本のみのリリースとなったシングル。saxの使い方など”Arther's Theme"のパターンを踏んでます。ジャケットにはニコレット・ラーソン映ってますが曲には参加してません。まあ珍…

【君の名は...】15・Tom's Diner / Suzanne Vega('87)

スザンヌ・ヴェガのセカンド「Solitude Standing」に入ったアカペラ曲の”Tom's Diner”はさらっとした佳曲でしたが、90年にDNAがリミックスしたバックが付いたヴァージョンの方がメジャーになってしまってなんだかなあ...この動画はBBCのスタジオでNYに実在の…

【君の名は...】14・Melinda / Curved Air('72)

カーヴド・エアの3枚目「Phantasmagoria」に入ったフォーキーなバラードです。その昔ではこういったライヴ動画が手軽に見れるなんて想像もつかなかった。すごい時代になったものです。カーヴド・エアはbassがアキレス腱ゆえ固定できず、サードでは後にキャラ…

【君の名は...】13・Jack & Jill / Raydio('78)

ミシガン出身のgtr、レイ・パーカーは、バリー・ホワイトのラヴ・アンリミテッド・オーケストラのバックで演奏する一人でしたが、その後セッション・ミュージシャンとして名をあげ、77年レイディオを結成します。"Jack & Jill"はレイディオの初ヒット。都会…

【君の名は...】12・Sweet Loraine / Uriah Heep('72)

「魔の饗宴」(Magician's Birthday)に入ったユーライア・ヒープのヒット曲です。イントロのシンセがvoにも聞こえ、最初はデイヴィッド・バイロンはハイトーンのvoだなあと思ってました。ケン・ヘンズレイ大活躍です。https://www.youtube.com/watch?v=RPOp…

【君の名は...】11・Hey St.Peter / Flash & The Pan('76)

フラッシュ&ザ・パンのこの曲覚えてる方いらっしゃいますか?60'sにイージービーツで活動した面々が地元オーストラリアで組んだテクノなグループでした。シュールなジャケットも印象的でしたが、機械を通した無機質なvoも曲調に合ってました。リリースは76…

【君の名は...】10・Queen Jane Approximately / Bob Dylan

この動画はテイク6と言う事なんでなじんでる正規テイクとは少し違うのかもしれませんが(よくわかりません)けど、忘れた頃にディランは聞きたくなります。有名な「追憶のハイウェイ61」に入ったこの曲はざっくりとしたオルガンが気持ちいいですね。有名なアル…

【君の名は...】9・Jennifer Eccles / The Hollies('68)

ホリーズは女性名の宝庫なんでまた後々いろいろ出しますが、最初は”ジェニファー・イコルズ”。すでにグラハム・ナッシュはCS&N結成の為に去る予定ですが、ナッシュの前の奥さんがEccles姓だった事からして身内受けするジョークのようなタイトルらしいです。…

【君の名は...】8・Songs For Jeffrey / Jethro Tull('68)

いきなりミック・ジャガーのMCで始まるこの動画はジェスロ・タルがストーンズ主催のTV番組ロックンロール・サーカス出演時のもの。サバスのgがゲストで客演してるとか、あの時代らしく口パクだよとか、そういう話は置いといてこのバンド実は苦手な僕もあまり…

【君の名は...】7・Nicky / Bernadette Caroll('64)

こそっと趣味の曲も入れます。バーナデット・キャロルは、Laurieという60'sのレーベルにいたガール・シンガーです。ここのレーベルのガールものはよくまとまってCD化されてましたが、妙に統一感がありました(清潔感あるイメージ)。全然有名な曲ではありませ…

【君の名は...】6・O Caroline / Matching Mole

この"オー・キャロライン"を初めて聞いた中学3年の時(ヤングジョッキーで渋谷さんが2曲続けてかけて、次がプロコル・ハルムの"Skating On Thin Ice"でした)この世のものとは思えぬほどの美しいメロディと歌声だと思いました。でもって英盤LPを結構な値段で…