2016-11-01から1ヶ月間の記事一覧

【Atco70年の人たち】2・デラニー&ボニー&フレンズ

デラニー&ボニーの「ボニーへデラニーから」はあまり聞きませんけど、フレンズの大半がリオン・ラッセルにひきつられジョー・コッカーのもとへ行ってしまってちょっとかわいそうではありました。それでもディキシー・フライヤーズ他強力な布陣をそろえての1枚…

【土曜はレア曲(新)】War Song / Neil Young & Graham Nash

シングルだけとか、別ヴァージョンとか、未CD化とかそんなのです。今日はニール・ヤング誕生日なんで、このシングルを。政治的なキャンペーンソングだった気がしますが、B面が”Are You Ready For The Country?”なんで、「Harvest」の後ですね。バックはスト…

リンダ・ロンシュタット

もうとにかく”Lose Again”が好きで、初めて買ったリンダのアルバムが「風にさらわれた恋」でした。ラジオでは"That'll Be The Day”がたまにかかってましたが、まだまだ知名度も低かった頃です。カーラ・ボノフが3曲取り上げられ大抜擢となった1枚。このスタジ…

【Atco70年の人たち】1・カクタス

AtcoはAtlanticのサブレーベルで、こう書くとAtlanticよりも下に見られるかもしれませんが、ところがどっこい結構すごいのです。 カクタスは解散したヴァニラ・ファッジのリズム隊(ボガート&アピス)がミッチ・ライダーのところにいたgと組んだハードロッ…

グレンダ・グリフィス

この前来日中のドン・フェルダーの事を書いたのですが、例えば大活躍してイーグリーなムードを出してるグレンダ・グリフィスの77年作の素晴らしさが頭にあったからです。 ポスト・リンダ・ロンシュタットということでヴァレリー・カーターとグレンダの両作共イ…

【Decca69年の人たち】11・エラスティック・バンド

これもNovaシリーズの1枚。後にスウィートのアンディ・スコット(g)やジーブラのテッド・イードン(vo,kb)がいた混沌としたサイケ。ウェールズ出身の5人組で、1枚しか出てませんが当時はこういうバンドがLP1枚出すだけでもすごかったのです。動画はフルアルバム…

【Decca69年の人たち】10・アシュカン

Decca Novaというレーベルなのか、DeccaのNovaシリーズなのか迷うところですが、このシリーズは、Decca傘下のアンダーグラウンドなレーベルDeramを始める前に実験的にやったような気もします。その後Deram Novaと言うシリーズになりますが、第1弾はこのヘヴ…

Harri's On Tour / George Harrisson

70's半ばはトム・スコット(sax)の時代でもあったのだなあと思います。僕が洋楽聴き始めた頃、あちこちでスコットやLAエキスプレスの名前がきかれました。ジョニ・ミッチェルのバックで「Miles Of Ailes」のライヴを務めたり、ジョージ・ハリソンのツアーに参…

【Decca69年の人たち】9・ティンカーベル・フェアリー・ダスト

イギリスではさっぱりでしたが、日本では"誓いのフーガ"の邦題でヒットした"2010"(ティンカーベル名義でした、日本では←ウソです。コメント欄参照)です。原曲はバッハの『小フーガ・ト短調』だそうです。"青い影"もヒットしてた日本らしい出来事。https://w…

【Decca69年の人たち】8・ポピー・ファミリー

カナダのポピー・ファミリーは、スーザン・ジャックス(vo)をフィーチャーしたソフトロックで、この"涙の別れ道"(確かそういう邦題だった)は大好きな曲なんです。旦那のテリー・ジャックスは後に"Season In The Sun"を大ヒットさせます。 https://www.youtub…

【Decca69年の人たち】7・サヴォイ・ブラウン

フリートウッド・マック、チキン・シャックと並ぶ3大英ブルーズ・ロック・バンドの一つ。基本キム・シモンズ(g)のワン・マン・バンドですが、この時期はフォガットを結成する面々も加わっていてブギー色もあります。片面ライヴの「A Step Further」のライヴ…

ティム・ブレイク

どんどんカンタベリーから離れてますが… ゴングのトリップサイドを担っていたシンセ弾きのティム・ブレイクは「You」の後ゴングを離れ、仏Eggと契約してソロを出してます。日本でもキングから紹介されたことがあります。ゴング的なムードは確かに感じられます…

チープ・トリック

またまたジャンル用語の話になって申し訳ないのですけど、僕が思うところのハードロック曲(非ハードロック・バンドの曲を含)を貼っていきます。ヘヴィ・メタル曲ではないです。というわけでチープ・トリックのファースト('77)からの"The Ballad Of TV Violen…

【Shuffle Just As Bad】#7

■Riverbed Dry / Everything But The GirlこれはなんのB面だったかなあ。EBTGの12"を熱心に買ってたあの頃、ネオアコ・ムーヴメントが熱かった(一部でだけど)。https://www.youtube.com/watch?v=-avGBa85rAs

ジャン・デュークス・ド・グレイ

このグループはとにかくジャケットがファンタジックで可愛らしい。フォーク・サイケでなんだかよくわからない音なのですが… https://www.youtube.com/watch?v=CyIpTgCIWIYジェイソン・クレスト ジェイソン・クレストといえば”Turquoise Tandem Cycle”('68)で…

【Decca69年の人たち】6・ピジョン

グラム時代に現れたジョブライアス(Jobraiath)の事覚えてますか? ピジョンはジョブライアス・ソールズベリーとチェリ・ゲイジの男女voをフィーチャーしたフラワー的なサイケ・バンドです(さっきまで知りませんでした)。まあ話のついでにどぞ。https://www…

【Shuffle Just As Bad】#6

■Julie Do Ya Love Me / Bobby ShermanWALKMANからシャッフルで突然流れてきなのは、ボビー・シャーマンなり。僕はリアルタイムでは知りませんが、70's初めの人気あった甘いマスクの男性アイドルです。この"Julie Do Ya Love"は、ホワイト・プレインズも競作…

【Decca69年の人たち】5・ペパーミント・レインボウ

"Will You Be Staying After Sunday?"('68)のヒットを出した男女混成のソフトロック、ペパーミント・レインボウは、声を聴く分には問題ないけど女性陣二人のヴィジュアルが結構問題あるのです。69年の同名唯一作に入ったこの曲はなかなかキャッチー。米Decca…

マイク・ハグ

今週のマイクは、60'sにマンフレッド・マン(バンド名)からチャプタースリーまで、マンフレッド・マン(個人名)と行動を共にしたドラマー、鍵盤奏者のマイク・ハグです。こういった活動よりもチャプター・スリー解散後、Polydorに残したソロでのsswっぽい作風…

【Shuffle Just As Bad】#5

■Leather Jacket / Rolling Stones Featuring Mick TaylorWALKMANからシャッフルで突然流れてきたのはストーンズの"Leather Jacket"なり。もちろん公式のリリース曲ではなく、79年のミック・テイラーの初ソロに歌入りで収められたものと同一。僕が持ってたの…

ローレン・ウッド

チャンキー、ノヴィ&アーニーで2枚出した後(どっちも同じタイトルの「Chunky,Novi&Ernie」でした)、チャンキーはローレン・ウッドと言うステージネームで79年のマイケル・J・ジャクソンのprodでWarnerからソロデビューします。といっても、ノヴィやアーニ…

【Shuffle Just As Bad】#4

■Higher And Higher / The StriderWALKMANからシャッフルされて突然流れてきたのはストライダーの"Higher And Higher"です。70's半ばに登場したゼッペリン、パープルの次の世代のハードロック。後にロッド・スチュワートのバンドで頭角をあらわすゲイリー・…

■■□ゴールデン・アイ('95英)

監督:マーティン・キャンベル 出演:ピアーズ・ブロスナン、ショーン・ビーン、ファムケ・ヤンセン、イザベラ・スコルプコブロスナン=ボンドの第1作。Mが女性(ジュディ・デンチ)になるなど色々変わりました。途中だれるところもあるけどまあ一気に行きま…

ロブ・ストランドランド

"Already Gone"は、ジャック・テンプチンとロブ・ストランドランドの共作で切り込むようなgが印象的なロケンローでしたが、作者の一人ストランドランドが76年にRCAからだしたソロに作者ヴァージョンが収められています。僕は店頭で一度も見かけた事もない1枚…

【Shuffle Just As Bad】#3

■When I Get Right Down To It / Barry MannWALKMANからシャッフルで突然流れたのは、バリー・マンのこの曲でした。長門さんのドリームズヴィル・レーベルの最大の功績はバリー・マンの「Lay It All Out」とフル・ムーンのCD化だと思います。それまで壁にか…

【Decca69年の人たち】4・アメイジング・フレンドリー・アップル

1枚シングル出しただけの英サイケバンドですが、まさにプログレ前夜といった感じのB面の"Magician"が時代がかってて楽しい。DeccaというよりはDeramからのリリースがふさわしかった気もします。 https://www.youtube.com/watch?v=Z8gOmOnE3ME

【Decca69年の人たち】3・マレイ・ヘッド

ロンドン・キャストの「Jesus Christ Superstar」からの最大のヒットとなったのが、マレイ・ヘッド・ウィズ・ザ・トリニダッド・シンガーズのクレジットになる"Superstar"です。音的にしっかりしてるのはニュークリアスやグリース・バンドの面々が手堅いバッ…

Soul Sacrifice / Santana

サンタナと言えば僕はまずウッドストックでのこの曲ですね。しっかしカルロス・サンタナも若い。レコード・デビュー前の期待の若手としてウッドストックに登場して、映画でこの熱いパフォーマンスが知られるようになって、サンタナの知名度も上がってゆくわけ…

【Shuffle Just As Bad】#2

■Bang The Drum All Day / Todd RundgrenWALKMANのシャッフルから突然流れてきたのは、リンゴ・スターのオール・スター・バンドで只今来日中のトッド・ラングレン。ほとんど聞かない「トッドのモダン・ポップ黄金狂時代」からの"1日中ドラムを叩け"でした。…

スティーヴ・ヒレッジ

元カーンでケヴィン・エアーズ・グループを経てゴングに参加したスティーヴ・ヒレッジは現在も積極的に活動してる往年のカンタベリアンです。Virginレーベルがプログレ的なアンダーグラウンドな音楽からニュー・ウェイヴ、レゲエにシフト・チェンジした70's…