2017-03-01から1ヶ月間の記事一覧

【A&M71年の人たち】9・サンドパイパーズ

60'sのA&Mレーベルのイメージをそのまま受け継いだサンドパイパーズも、70'sに入ると少々ロック寄りに変化したようですが、少年合唱団出身と言うメンバーの歌声やジャケットのイメージは変わりません。71年の「A Gift Of Song」からのキャロル・キングの有名…

シーズ https://www.youtube.com/watch?v=mWRslLvUCOkスタンデルズ https://www.youtube.com/watch?v=mWRslLvUCOkカウント・ファイヴ https://www.youtube.com/watch?v=GTroJlLPRHMティンターン・アビー https://www.youtube.com/watch?v=DVqP-AmMQtY

【日曜サイケ〜ガレージ(再)】フォーマリー・ファット・ハリー

こちらもストックたまってきたんで再開。英米混成のフォーマリー・ファット・ハリーはカントリー・ジョー&ザ・フィッシュのブルース・バーソル(g,vo)が69年にロンドンで組んだ4人組。dsがニュークリアスのジョン・マーシャル、初期ゴングのローリー・アランと…

■■荒神:宮部みゆき(朝日新聞社)

荒神作者: 宮部みゆき出版社/メーカー: 朝日新聞出版発売日: 2014/08/20メディア: 単行本この商品を含むブログ (22件) を見る

17016■■トキワ荘の青春('96日本)

監督:市川準 出演:本木雅弘、大森嘉之、古田新太、生瀬勝久、阿部サダヲ、さとうこうじ トキワ荘の青春 [DVD]出版社/メーカー: VAP,INC(VAP)(D)発売日: 2009/10/28メディア: DVD購入: 6人 クリック: 35回この商品を含むブログ (21件) を見るトキワ荘とは、…

【A&M71年の人たち】8・ゲイリー・ライト

スプーキー・トゥースの初期メンバーだったライトはアメリカ人で、71年に脱退しソロ活動に入ります。「Extraction」はセカンドで、後年のシンセロックに比べると実もあるタフでガッツなロック。ポップなメロディーも付いています。アラン・ホワイト(ds)、ヒ…

【A&M71年の人たち】7・ストローブス

リック・ウェイクマン(kb)が参加してた事で知られるフォークロックのストローブズの音楽は派手さはありませんが、結構味わい深い。宗教的なムードをたたえるのは白人のゴスペル的な曲調によることもあります。といっても僕はこの「From Witchwood」しか聞い…

【土曜80's(再)】ジョン・フォガティー

たまってきたので再開です。CCRのジョン・フォガティーがしばらく活動を停止していたのはCCRのレーベル元Fantasyとの確執と言われていますが85年に、全部自分一人でやった「Centerfield」でカムバック。シンプルでタフなルーツロックの復活です。おりしも最…

【Jackson Browne Songbook】Rock Me On The Water

リンダ・ロンシュタット、ブリューアー&シップレイにも取り上げられた有名曲ですが、なんといっても別ヴァージョンのシングル・ヴァージョンが存在することが有名。とはいってもYou Tube時代に入ってやっと耳にすることができたのですが、この躍動的なシン…

【A&M71年の人たち】6・ジーン・クラーク

もう1枚LAスワンプから元バーズのジーン・クラークの「White Light」。ジェシ・デイヴィスがprodした有名な3枚(あと2枚はジム・パルトとロジャー・ティリソン)の1枚。熱心バーズ・ファンには(このアルバムは)ジーンの持ち味ではない、と言われますけど確か…

【A&M71年の人たち】5・マーク・ベノ

LAスワンプとは、60'sからLAでスタジオ仕事をしていたオクラホマ出身のリオン・ラッセルが中心となって仕掛けたスワンプ・ロックのことで、南部録音でなく、南部出身者がLAで録音することで、独特の洗練度が加わるといったものです。リオンとアサイラム・ク…

【Jackson Browne Songbook】Looking Into You

ジャクソンのトリビュート・アルバム「Looking Into You」('14)のジャケットは「For Everyman」のジャケでおなじみのアビーですが、この歌が、かつて自分の住んでた家を訪れ、人生を振りかえり、そして旅はまた続いてゆくことを再確認する歌なので、思わず納…

【金曜ハードロック】グラニカス

よくは知らないのですが73年にRCAから1枚出してるクリーヴランド出身の5人組。ゼッペリンの亜流みたいに書かれてる物もあって確かにこの"Prayer"は,"Stairway To Heaven"風でもあります。そういう事よりもメンバーの名前が明らかになってないというのはメジ…

【和ものの木曜日】ファニー・カンパニー

名前は知ってるけどあまり聞いたことないバンドは特に日本に多いです。ファニー・カンパニーは桑名正博がいた関西のバンドで、東のキャロル、西のファニカンなんていわれてたそうな。73年のデビュー作に入った有名な"スウィート・ホーム大阪"は、ロバート・…

【A&M71年の人たち】4・リタ・クーリッジ

デラニー&ボニーのフレンズの一員として、またこの年ジョー・コッカーのマッド・ドッグス&イングリッシュメンでのソロパートをもらった一人としてリタ・クーリッジも存在感を出してますが、この人の場合中道的な歌声をよしとするかですよね。初期の作品は評価高…

【A&M71年の人たち】3・キャット・スティーヴンス

英本国では違うレーベルだけど米ではA&M配給というのも結構多かった。つまりディストリビューターとして英ロックをA&Mは紹介していったわけです。 Islandから出てたキャット・スティーヴンスもそのパターン。日本ではどっちでもキングだったから変わらんけど…

【Jackson Browne Songbook】Under The Falling Sky

ジャクソンのファーストを聞いたのは大学1年なんで、81年でした。だから"Under The Falling Sky"はボニー・レイットの素晴らしいカヴァーで先に知ってたんで、あとから作者ヴァージョンをきくとあれ?でした。まあまったくアプローチがちがうのですけど。ボ…

【A&M71年の人たち】2・ハンブル・パイ

A&Mというとまず60'sからの伝統的なA&Mサウンドがあって(この後継者がカーペンターズなどMOR)、対岸にリオン・ラッセル一派のLAスワンプ勢、ボサノヴァやジャズの洗練された非ロックな音があり、更に英ロックを積極的に取り込もうという戦略もありました。…

【Jackson Browne Songbook】Something Fine

ライヴのリクエストで割とコールが多い曲と記憶してます。泊まりで出かけてて、帰宅後新聞がたまってると脳内再生される曲です。でもなんか歌詞がわかりにくい。モロッコとはアフリカのモロッコですよね。動画はレオ・セイヤーのカヴァーです。アコギはリンジ…

【水曜の女たち】ディアンヌ・ダヴィッドソン

大概のものは一度はCD化されてると思いがちなこのご時世ですが、まだまだCD化されてないものがあることはあります。リンダ・ロンシュタットと親交があった巨漢のカントリー系女性シンガー、ディアンヌ・ダヴィッドソン(Dianne Davidson)は、十代でデビューし…

17015■■□パニック・イン・スタジアム('76米)

監督:ラリー・ピアス 出演:チャールトン・ヘストン、ジョン・カサヴェテス、ボー・ブリジズ、マリリン・ハセット、マーティン・バルサム パニック・イン・スタジアム [DVD]出版社/メーカー: NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン発売日: 2016/12/0…

【A&M71年の人たち】1・カーペンターズ

全開は77年でしたが今回は71年のA&Mです。最初はど定番から、といっても実はヒット曲すらよく知らないのは、あまりにもクリーンで清廉潔白なイメージが強すぎたからなんでしょうね。"For All We Know"(ふたりの誓い)は3枚目の「Carpenters」からの大ヒット。…

【火曜はカヴァー曲のカ】【Jackson Browne Songbook】Doctor My Eyes

ファーストからのシングルカットされてヒットしたのが"Doctor My Eyes"です(最高位#8)。94年の「I'm Alive」ツアー(過去4回見てますがこれが個人的には一番でした)のジャクソンのライヴでも1曲目でした。スタジオ・ヴァージョンでは、ジェシ・デイヴィスのざ…

【Jackson Browne Songbook】From Silver Lake

"From Silver Lake"は"銀色の湖から"と言う邦題ですが、歌詞にはそんな湖は出てきません。これはLAの"Silver Lake"という地名でしょうね。きっと。歌詞の中で兄を捜している僕は、「兄はきっともう戻ってこないだろう」とか「兄の恋人は兄を捜しに行くだろう…

【月曜インスト】Ripdad / Walter Rossi

ウォルター・ロッシは、カナダ出身のハードロック・ギタリストで、いかにもカナダらしい泣きのメロディー満載で日本でも一時期少し話題になった事があります。これは76年のデビュー作から、もう感極まったようなパワー・バラードです。https://www.youtube.c…

【Polydor70年の人たち】17・マーシャ・ハント

さてPolydorの70年に思わぬ長居してしましたが、最後はマーシャ・ハントです。少し前にミック・ジャガーの間に隠し子がいたと話題になりましたが、この人マイケル・ラトリッジ夫人なんですよね、そういえば。在英の黒人モデル&シンガーで、パープル脱退後の…

【Polydor70年の人たち】16・ジェイク・ホームズ

ゼッペリンの"Dazed and Confused"の元ネタ"I'm Confused"の作者、sswのジェイク・ホームズの「So Close, So Very Far To Go」はナッシュヴィル録音で、エリア・コードの連中が参加したカントリーロック風の1枚ですが、こういうソフトロック風味の曲もありま…

【Polydor70年の人たち】15・ジンジャー・ベイカーズ・エア・フォース

この年元クリームの面々は、クラプトンがデレク&ザ・ドミノス、ブルースがジョン・マクラフリンらと本格的なジャズに、そしてアフロロックといわれたジンジャー・ベイカーの大所帯なエア・フォースは今聞くとトラフィック・タイプの白人ロックに聞こえます。…

【Polydor70年の人たち】14・テン・ホイール・ドライヴ

ゴールディー&ジンジャーブレッズのゴールディーとして60'sには"Can't You Hear My Heartbeat"をヒットさせた、ジェニア・レイヴァンが解散後組んだブラス入りジャズロックがテン・ホィール・ドライヴでした。日本でもCD化されてますが聞くのは初めて、いろ…

【Jackson Browne Songbook】Song For Adam

実在の友人、アダム・セイラーの事を歌った歌です。ジャクソンのハイスクールの先輩グレッグ・コープランド(80'sにGeffenよりジャクソンがprodしてデビュー、ちなみに60'sのオレンジ・カウンティではこの2人にスティーヴ・ヌーナンを加えた3人がセミプロのフ…