2018-06-01から1ヶ月間の記事一覧
日本では同じキングからのリリースでしたが米A&M経由だったキャット・スティーヴンスも実は英Islandでした。3枚目の「Teaser & Firecat」も前作同様自作のハートウォームなイラストのジャケット。ここから”Morning Has Broken”がヒットしましたが、アコギの弾…
フライングで一発目は、ダンカン・ブラウンの72年作に入ったこの曲。クラシカルgの名手で後にメトロと言うバンドをやった人です。先日命日だったミッキー・モストのprodで彼のレーベルRAKから出てました。不思議なムードがあります。https://www.youtube.com…
■The More I Give / Dr Feelgood('75)つべには別テイクとライヴしかないんですが、フィールグッズのファーストに入った”The More I Give”の正規ヴァージョンはマシンガンのようなウィルコ・ジョンソンのgとブリンズレー・シュワーツのボブ・アンドリューズの…
今日TOKUZOで久々にゴッシーのライヴがあるそうな。最近は地元名古屋を中心に活動してるらしいのですが、なかなかわかりにくい。熱心におっかけてたのは、ポリスターに移籍したファンク路線の頃。ちょうどフリーソウルのブームも追い風になりました。その頃…
在英のインド人を中心に結成されたクインテッセンスはジャケットからしてインド的で結構ハードなサイケなのかと思ったらそうでもないロックもあったりして悩ましい。それでもデビュー作「In Blissful Company」に入った”Gange Mai”は軽やかなfluteとel-sitar…
■One More Chance / Alvin Lee('75)こんなPVが合ったとは知らんかった。TYA解散後の初ソロ「Pump Iron」(筋肉質のジャケットのモデルは若きシュワツェネッガーとか言う話ホント?)から。ファンキーな味わいを見せつつも基本線はブルーズ・ギター・ロック。…
ジョン・マーティンはIslandの第1号アーティストで、夫人のビヴァリーとジョン&ビヴァリー・マーティンとして活動。その後ソロになったフォーキーなsswです。とは言っても73年の「Solid Air」あたりではペンタングルやフェアポートのメンバーのサポートで、…
ジョン・ハイズマンが大変なことになってるそうで、避けられない悲しい結末を考えないようにしています。ジャック・ブルースをカヴァーしたコロシアムはやってしまったし、テンペストの”Paperback Writer”もなあ、と思ってたらこれがありました。コロシアムI…
■No More Tears(Enough Is Enough) / Barbra Streisand & Donna Summer('79)大物同士の共演と言うのはしばしば本人の意向を無視した会社がらみの話になるのですけど、ColumbiaのバーブラとCasablancaのドナの共演は、当代の人気者二人(白人と黒人、ヴォー…
70's末のリヴァプールにはクルーシャル・スリーと言うその種のファンには伝説的なバンドがあり、そこから80'sに入ってブレイクするエコー&ザ・バニーメン、ワー(ピート・ワイリー)、ティアドロップス・エクプローズが生まれました。ティアドロップス・エ…
リタ・クーリッジの姉でブッカー・T・ジョーンズ夫人のプリシラ・クーリッジ(ジョーンズ)は白人ですが、ゴスペル風のパワフルな歌声を聞かせる人。ブッカーT&プリシラとしてA&Mに何枚か共作のアルバムがあります。"Layla"の後半の元ネタとして知られた"Ti…
伝説的なヴェルヴェット・アンダーグラウンドのデビュー作でバンドと共演したニコが、その代表曲のタイトル通りファム・ファタールのイメージを決定づけた、と僕が勝手に思ってるのは、74年のこのドアーズのカヴァーです。prodはヴェルヴェッツのジョン・ケ…
スティーヴ・ヒレッジをフィーチャーしたゴングの来日が発表されましたが、その名前を名乗っていいの?という感じもします。元々はオーストラリア出身のデイヴィッド・アレンが始めたヒッピー哲学とサイケな演奏を売り物にしたメンバーを固定しないプロジェ…
■Don't Cry, No Fears, No Tears Comin' Your Way / Cyrkle('67)サークルと言えば"Red Rubber Ball"の入ったファーストがよく挙がりますが「Neon」もあっという間に終わりますがなかなかいいです。トップを飾る”Don't Cry, No Fears, No Tears Comin' Your W…
「Nuggets」に入ったマウスの"Public Execution"('65)はどっちかと言うとガレージの範疇でしょうか。ディランの”Positively 4th Street”や”Like A Rolling Stone”からの影響が濃い1曲。テキサス出身のロニー・ワイスがマウスの正体で、後にマウス&ザ・トラッ…
CBSに移籍後はグラム・ロッカーとしてのイメージが濃いモット・ザ・フープルは、さっぱり売れなかったIsland時代は、イアン・ハンターとミック・ラルフスを中心としたアーシーな要素をもったロックンロール・バンドでした。イアン・ハンターのディランへの傾…
■Tears Of A Clown / The Beat('79)スモーキー・ロビンソン&ミラクルズの60'sのMotownヒットをスカ畑のザ・ビート(イングリッシュ・ビート)がデビュー曲でカヴァー。この解体ぶりが心地いいです。この黒人白人混成バンドは83年に解散。ジェネラル・パブリ…
米国バンドですが、英Islandと契約したスミス・パーキンス・スミスは、スティーヴとティムのスミス兄弟とウェイン・パーキンス(ストーンズの「Black And Blue」にも参加)のトリオ。スワンプと呼ぶにはちょっと甘いかも。"Save Me"は、ドライヴするパーキンス…
ミック・ウィーヴァーは、70'sにはセッションkb奏者として多くの仕事をこなした人ですが、スウィンギング・ロンドンの時代、ワインダー・K・フロッグのステージネームでモッドなオルガンR&Bをやっていました。2枚目に当たる「Out Of Frying Pan」に入った”Ga…