人たち
3周目になりますが、71年に続いて2回目のCapitolです。69年ですものソフトロックからビートもの、シスコものまで満載です。 まずはステインド・グラス。ファーストはメンバーが縛り首という強烈なジャケで発売禁止となったらしいですが、そのインパクトに比…
79年と言うともうヴェテラン達には結構つらい時代で、割り切って新しい音楽にチャレンジするか、愚直なまでに自分のやりたい事を貫き通すかの選択に迫られてました(その内に選択もなくなる)。キーフ・ハートレー・バンド他のミラー・アンダーソン(g,vo)、ビ…
ドゥービーとリトル・フィートを手掛けたテッド・テンプルマンちに下宿していた(まるで演歌の世界)ニコレット・ラーソンは、直接的にはニール・ヤングの「Comes A Time」で大きくフィーチャーされた事がデビューそして注目度があがったのですが、それ以前にも…
ローウェル・ジョージはフィート在籍時に初ソロ「特別料理(Thanks I'll Eat It Here)」を出した後心臓マヒで亡くなってしまいますが、このソロでデビュー前のリッキー・リー・ジョーンズを取り上げています。フィートの音楽とはまた少し違う1枚で、J.D.サ…
この時期のルネサンスは、積極的にアメリカでも活動。結構人気がありました。「Azure d'Or」に入った"Forever Changing"は「クロスオーバー・イレブン」でかかってエアチェックしました。やはりアニー・ハスラムの歌声にはさほどファンでない僕も惹かれます…
ドゥ―ビーを病気(ドラッグ?)のため退いてたトム・ジョンストンが出した初ソロ「Everything You've Heard Is True」にはえらく期待した人が多かったのは、マクド主導のドゥービーに豪快なアメリカンロックを期待できなかった人たちが多かったから。ふたを開…
79年というとリッキー・リー・ジョーンズのデビュー作もありました、僕はこれとスーパートランプの「朝飯」を一緒に納屋橋のエスミーで買った事を覚えてます。裏ジャケにあったprodのレニー・ワーロンカーとラス・タイトルマン(二人ともWBの有名なprod)とリッ…
79年のボニー・レイットと言うとピーター・アッシャーがprodして(バックはローニン+だし)コッシュがデザインを手掛けた「The Glow」。まるでリンダ・ロンシュタット化計画でした。結果としてボニーのよさを引き出した、とは言い切れないビミョーな1枚にな…
昨日のオフ会でも話題に出たヴァン・ヘイレン。僕の第一印象はスカーッと抜けてて音がいいなあ、でした。デビュー盤リリース後まもなく来日公演(値段も新人だし、お試し価格で安かったと高校時代の友人が言ってた)があったのも予想外でした。prodはバーバン…
スプーキー・トゥース時代やソロのA&M時代はガッツなロックをやってたゲイリー・ライトも"Dreamwever"の大ヒットシンセ・バラードで味をしめたのか同じような感じの歌いあげる曲ばかり書くようになってしまって、となると皆飽きてしまうのです。「Headin' Home…
チャンキー、ノヴィ&アーニーのチャンキーことローレン・ウッドのソロ。といってもCN&Eの3枚目と言ってもいい感じ。時代柄AORの始まりみたいなもんですが、当時のLAのセッションマンがこぞって参加(ロニー・モントローズやダンカン・マッケイも)。スモーキ…
原盤はBronzeですが米ではWBでした。クリス・トンプソン(vo)をフィーチャーしプログレとハードの中間を上手く泳いでいたMMEBの79年作は「Angel Station」。prodはスラップ・ハッピーのアンソニー・ムーアでパット・キング(b)、マン(kb,vo)以外はメンバーを一…
2周目79年はWarner Brosです。79年なんてなかなか書けないやと思いきやメジャーレーベルはいろいろ豊富です。79年と言うと並木道バーバンクレーベルではなく白地にWBマークレーベルになってた時期。さてトップバッターはカーレン・カーター。ご存知カントリ…
Virgin最後はペネトレーションです。当時はすごくハードな、形にならないうるさい音楽と言うイメージだったんですが40年ぶりくらいに聞き直すとちゃんと形になっていました。あえて分ければパンクの中に入るんでしょうがgソロもあるし、紅一点のポーリン・…
ボブ・マーリーの成功で、在英ジャマイカンのブリティッシュ・レゲエが70's後半盛り上がりました。UB40、マトゥンビ、アスワド、スティール・パレスなどでこれらは当時の英国国内の社会情勢と密接につながり、パンクとのミクスチャーの2トーン・ブームを生…
フィールグッズを辞めたウィルコ・ジョンソンは世代的にNew Waveの人ではないですが、攻撃的なビートロックはパンクの仲間として紹介されました。全編ビートと言うわけではなく緩急交えたもの。シングルとなった"Walking On The Edge"では、フィールグッズ時…
タンジェリン・ドリームはドイツのシンセ・ロックでVirgin初期からずっと在籍しています。こういうシンセ・ロックは、アメリカでもそこそこ認知されてて、この「Encore」は77年の米ツアーの2枚組ライヴ。といっても新曲が片面1曲の4つ並んでる感じ。日本では…
「Gazeuse」の米タイトルが「Expresso」だった事からこの路線の歌なしジャズロック路線に特化してゆくことに決めたのか新作は「ExpressoII」となりました。メンバーは再び大幅に変わり、ピエール・ムーレンを中心とするperc軍団とbassのハンスフォード・ロウ…
昔から思ってたけどイエロー・ドッグのvoを務めるケニー・ヤングは60's初めのドリフターズのヒット"Under The Boardwalk"の作者なんだから78年時点でおいくつだったんだろう?フォックスのメンバーを中心としたねじくれポップがイエロー・ドッグですが割とさ…
XTCもデビュー当時はテクノポップ風味のNew Waveバンドだったわけで、それほど好きと言うわけではなかったけど、このタイトルにはビックリでした。https://www.youtube.com/watch?v=XDDHMnNztlg
「Ommadawn」以来の沈黙を破った(シングルは出してたけど)2枚組の大作「Incantations」では髪を切りひげをそって、明るくなった姿を見せたマイク・オールドフィールド。このアルバムのハイライトはやはりPt4でピエール・ムーレンのmarimbaからマディ・プライ…
リチャード・ジョブソン(vo)や後のビッグ・カントリーのスチュワート・アダムソン(g)のスキッズも78年シングルデビュー。レコーズに比べると暗めでこっちはパワーポップと言うよりもパンク的です。"Saints Are Coming"はデビューEP「Wide Open」から。https:…
New Waveというよりはパワーポップと言う言葉がモーターズ以上にぴったりのレコーズのデビューシングルが"Starry Eyes"。バーズっぽい12弦gがせつない。この曲聴でこのタイトルとくればイギリスのバーズと言われたスターリー・アイド&ラフィングを思い出し…
ゴングのgだったヒレッジは初ソロ「お魚登り」でカンタベリー総括を行った後トッド・ラングレンと共演した「L」、ファンキー路線にチャレンジした「Motivation」と実験を続けて来ましたが「Green」ではトランス的な風味もあります。まだ78年。テクノも本格的…
コリン・タウンズはイアン・ギラン・バンドのkbでファンキーロック路線だったIGBからハードロック路線になったギランまで参加。その一方でプログレ的なソロを出しています。78年には「Full Circle」という初ソロを。これは同名の映画のサントラも兼ねていて…
後期ダックス・デラックスのニック・ガーヴェイ(g,vo)、アンディ・マクマスター(kb,b,vo)がブラム・チャイコフスキー(g,vo)らと組んだのがモーターズです。今ではパワーポップの一言でわかってもらえますが、当時はパンクの仲間的な扱いでした。「Approved B…
78年はVirginです。日本にもレコード・ストアありましたが、元々はリチャード・ブランソンが始めた輸入レコードショップが最初。初期は前衛的なロックなどでしたが、78年頃からレゲエとニュー・ウエイヴに方向転換し始めます。 セックス・ピストルズ脱退後、…
アッシュもMCAを代表するアーティストです。一時期アメリカナイズされた路線でその辺に不満を持つ人も少なくないのですが、意外とこの辺もいい感じ。僕は「Front Page News」ってかなり好きなんですが。逆に英国復帰となる次の「因果律」と言うのが僕にはア…
カナダのトゥルーパーは、76年のアルバムの"Gypsy Wheeler"と言う曲を渋谷さんが「ヤング・ジョッキー」でかけて知ってるくらいですが、77年の「Knock 'Em Dead Kid」からメロディアスなこれを。ボストンとも紙一重ともすごく違うとも思える。あと一息がすご…
ジェームズ・ギャングの2代目voとしてドミニク・トロイアーノとトミー・ボーリンと組んでたロイ・ケナーは、ブッシュと言うカナダのバンドでトロイアーノと一緒にやってましたが、脱退後はロウというバンドに参加。やってる事がファンキーなんでディスコ・バ…