2016-07-01から1ヶ月間の記事一覧
グレープ・フルーツとウォッカによるカクテルのソルティ・ドッグですが、元々は甲板員という意味のスラングだそうです。だからプロコル・ハルムの3枚目の同名作にはひげ面の水兵のイラストがあるのです。個人的に"青い影"の呪縛から完全に抜け切った印象の初…
バーニー・レドン(しかしいつからレドンになったんだろう、昔はリードンと言ったなあ)の誕生日が昨日だったんで界隈のTLにはバーニー関係の記事が上がってました。昨日も書きましたが「One Of These Nights」と言うイーグルスの4枚目は、ドン・フェルダーが…
72年の25位。ブルー・アイド・ソウルの"What's Going On"と書かれてたものを見て納得した覚えがあります(たぶんライチャスの線を狙った?)。アドリシ兄弟はアソシエーションの"Never My Love"を書いた人たちです。この曲はCBSの再発・発掘部門のLegacyが90…
ヤードバーズ解散後キース・レルフとジム・マッカーティがルネッサンスを組みましたが、並行してレイン(Reign)という名前のフォーク・ロック・バンドも組んで1枚シングルをリリース。名前は知ってましたが聞くのは初めて。” Line Of Least Resistance”('70)…
雨の次は、こんなものを。#1ヒットやトップ20ヒットよりも20位台までしか上がらんかったヒット曲の方に好みのが多かったりして…トップ・バッターは、カナダのプログレ=ハードな音を出す、サーガ。エアチェックしたカセットは散々聞いたけど、実はこの曲しか…
人生初カンタベリーは何だったか?と考えると77年の「ヤング・ジョッキー」で渋谷さんがOAしたマッチング・モールの"O Caroline"でした。例によってバンドの説明はほとんどなかったので、こういうメロディアスな曲ばかり並んでるものだと当時の中学生は信じ…
東宝・新東宝戦争映画DVD 61号 (蟻地獄作戦 1964年) [分冊百科] (DVD付) (東宝・新東宝戦争映画DVDコレクション)出版社/メーカー: デアゴスティーニ・ジャパン発売日: 2016/05/10メディア: 雑誌この商品を含むブログを見る
この人も詳細不明のアメリカ人ssw。ファースト「10 Songs」のCD化の際にディスク・ユニオンの紹介に「ボウイも愛した〜」とありますでトニー・ヴィスコンティ(prod)がらみで交流があったのかも。何曲か聞きましたが、そんなに響いてきませんでした。これはシン…
確かピーター・バラカンさんのラジオをエアチェックしたカセットで知った1曲。ジャマイカ生まれのソフィア・ジョージの#1(@ジャマイカ)ヒットで、同じ頃全英チャートのトップ10にも入りました。今ではほとんど聞くことないレゲエですが、当時はラヴァーズ・…
サンシャイン・カンパニーは60'sによくあった男女混成ヴォーカル・グループです。68年にImperialからリリースされたセカンドに入ってた曲。紅一点のメアリー・ナンスをフィーチャーしております。もう少し冒険してもよかったかなあ。 https://www.youtube.co…
あまりに有名なカーペンターズの(作者はポール・ウィリアムズ)"Rainy Days And Mondays"をグリーン・オン・レッドがヘタウマに神を恐れぬカヴァー。頁リー・サンダーグラウンドの旗手として注目されたGORもずいぶんヴェテランになってしまいました。これは92…
1枚シングル出して消えた人ですが、泣きの部分もあってなかなかいい曲。詳細全く不明です。prodはトニー・ヴィスコンティ(やっぱりね)。動画はRegal ZonophoneがFlyレーベルに買い取られてからのコンピらしいです。https://www.youtube.com/watch?v=y_aK6d…
キングコング対ゴジラ 【60周年記念版】 [Blu-ray]出版社/メーカー: 東宝発売日: 2014/07/16メディア: Blu-rayこの商品を含むブログ (11件) を見る
ソロビートルも飽きたんで、懸案だった「僕を育てたライヴ・アルバム」です。流れで「Speed Of Sound」を引っ提げての全米ツアーをコンパイルした、ポールとウィングスの強力な3枚組。当時日本盤LPは、5,400円。内容は保証付きとはいえ高かった。僕は友人か…
ブライアン・ウィルソンの前夫人マリリンがいたのがハニーズで、サーフ系のガール・グループでは一番好きです。後のスプリングの前身ですが、シンプルで能天気なこの頃も心地いい。92年にCapitol Colelctors SeriesでCD化されるまでシングルだけのグループ出…
突然リリースされたのでびっくりしたフランキー・ミラーの86年作「Dancing In The Rain」のタイトル曲。思えばCDの登場によってカタログの再発が活性化する前のこの時期が、こう言うヴェテランには一番苦しかったかも。長年住んだChrysalisからVertigoに移っ…
昨日はお誕生日でしたリンダ・ロンシュタット。健康を祈ってもう動画を貼るのみです。日本では当時話題になりながら映画は公開されなかった「FM」はリンダのライヴ・パフォーマンスが劇中で見られると評判でした。エアチェックみたいな選曲だとあの当時感じ…
Regal Zonophoneのprod、デニー・コーデルとトニー・ヴィスコンティはちゃんと作風を分けててアンダーグラウンドなものはヴィスコンティが担当みたいでした。初期ボウイとも交流があったミック・ウェイン率いるジュニアーズ・アイズの69年の「Battersea Powe…
小野小町の俳句の一節が浮世絵風のジャケに描かれた有名な1枚。サムライはウエッブを前身としたアンダーグラウンドなジャズロックで、後にグリーンスレイド、スタクリッジ他のデイヴ・ローソン(kb,vo)がおりました。体感温度が低い冷気を帯びた歌と演奏はこ…
エディ・ラビットがお亡くなりになってた事は長いこと知りませんでした。トップ40ファンとしては、"Suspicions"や"Step By Step"と言った70's後半から80's初めにかけてのヒットが懐かしい。カントリー系のsswと言っても都会的で洗練されてました。"I Love Ra…
ラスティ・ヤングとポール・コットンを中心に建て直した新生ポコが最大のセールスをあげたというのは皮肉です。「Legend」はそれまでになかったポップセンスが炸裂した傑作でしたが、その線を狙いすぎた「Under The Gun」('80)はルーツ・ロックと80's型ポッ…
シングルとアルバム、スタジオ・レコーディングとライヴ・パフォーマンスを全く別物と考えていたザ・ムーヴは、ポップでサイケデリックなシングル曲とは裏腹にライヴはザ・フー並みのエキサイティングなものでした。カヴァー曲をセレクトした5曲入りEP"Somet…
ジャクソン・ブラウンのファーストに入った曲の多くは多くの人のカヴァーされています、というか多くの人のカヴァーされた曲をファーストに収めた感じなんですが、1曲目を飾る"Jamaica Say You Will"です。このジャマイカとは女性名なんですが、韻をふみまく…
大ヒット”More Than I Can Say”の前でしたっけ?このバディ・ホリー曲の小ヒットもうれしかったのです。僕にとってレオ・セイヤーと言うと「恋の魔法使い」時期なのですけど。セーターとかマフラーとか冬の恰好が似合うイメージ。https://www.youtube.com/wat…
第4のアーティストは北部のシェフィールドからやってきたジョー・コッカーです。”I'll Cry Instead”でDeccaからデビューしてた若きブルー・アイド・ソウルの旗手に目を付けたのはデニー・コーデルでした。シングル”Marjorine”はアルバムに入りましたが、未収…
・Byrdmaniax:The Byrds
こんな暑い夜には笠井紀美子の"バイブレーション"を。タツローの”Love Celebration”と同じ曲であります。https://www.youtube.com/watch?v=v7RpDr7njC0
カナダのゲス・フーもまた、僕にとってはヒット曲をなぞる程度に終わってしまってますが、じっくり聞きこめばいい曲がきっともっとあるはずな気がします。この"Rain Dance"は、「So Long, Bannatyne」('71)に入ったキャッチーなロックンロール。バートン・カ…
アルゾに関してはこの話を書かなくては始まらない。もう10年以上前かな。アルゾ&ユーディンとしての作品がソフト・ロック・ファンを通して日本で人気が出たことをネットで知ったアルゾ本人(すでに音楽を辞めていた)が、連絡してきたことで実現した71年のソロ…
「Rock Bottom」で好きになったロバート・ワイアットの、遡って買った「End Of An Ear」や中古で見つけた「Ruth Is Stranger Than Richard」が、当時大学に入ったばかりの僕に「これがわかるか!」とばかりに突きつけられて、僕はもう黙ってうなだれるしかな…