2016-07-01から1ヶ月間の記事一覧
ど定番です。イントロの雷鳴から最後まで完璧な作品。フィル・スペクターのエコー具合、ヴェロニカのべたつく甘い声も素晴らしい。最近のヴェロニカのステージでも歌われてて、ちょっと見るのは怖かったんですが(^^;、見なきゃよかったと後悔。だまって古い…
86年に出たヴェルヴェット・アンダーグランドのアウトテイク集「Another View」に入った"Hey Mr.Rain"は2つのヴァージョンを収録。このフリーキーなジョン・ケイルのviolaをフィーチャーしたのはVersion1です。68年のレコーディング。 https://www.youtube.c…
プロコル、ムーヴに続く第3のアーティストがマーク・ボランとスティーヴ・トゥックによるアコースティック・ユニット、ティラノザウルス・レックスです。こちらはトニ・ヴィスコンティが担当。「 My People Were Fair And Had Sky In Their Hair... But Now …
カナダのヴェテランssw、ゴードン・ライトフットの「Cold On Shoulder」('75)からのシングルです。正直この辺まで手が回ってないというか、ヒット曲しか知らないのが現状。カナダのsswと聞くと実は結構身構えてしまうのです… https://www.youtube.com/watch?…
新生RZレーベルの第1弾LPはプロコル・ハルムの「Procol Harum」('67)です。LRZ1001。プロコル・ハルムは当初Deccaのアンダーグラウンドなレーベル、Deramと契約し"青い影"を出したあと、デニー・コーデルに連れられてムーヴと共に移籍。dsは、B.J.ウィルソン…
有名曲ではないですが「Rust Never Sleeps」に入った"Thrasher"は個人的にニールの10曲に入るくらい好きです。ちなみにタイトルはツグミの事でスラッシュ・メタルのスラッシャーとはカンケーない(っていうかそのジャンルも生まれてません)です。メロディー…
ベイブ・ルース最終作となった「Kid's Stuff」('76)は、ワイルド・ターキーから移籍のバーニー・マースデンを中心としたポップでファンキーなロックンロールを得意としたバンドに変化しており初期のプログレッシヴな感性は薄れております。ジェニー・ハーン…
グラディス・ナイト&ピップスのヒット曲を書いた人(一番有名なのは"Midnight Train To Georgia"でしょうか?)がジム・ウェザリー。カントリー畑のsswで、どれか1枚持ってた記憶あるけどそれがどれだったのかすら覚えてない(^^; RCA、BuddahそしてABCにアル…
Regal Zonophoneを復活させたのはDeramレーベルでザ・ムーヴとプロコル・ハルムを手掛けたデニー・コーデルとトニー。ヴィスコンティでした。67年新生RZの第1弾がムーヴの"Flowers In The Rain"(RZ3001)、第3弾がプロコル・ハルムの"Homburg"(RZ3003)でした…
やっぱり僕の中には英ロックと米ロックとポップスと言う3本柱があってある程度バランス良くしないと不調なのです(^^) ABCはあともう少しなんですが、ブリティッシュ不足なんでこっちも同時進行。Reagal Zonophoneというレーベルは、もともとRegalとZonophone…
キャラヴァンの解散前の一応ラスト作になるのかなあ。「Back To Front」('82)は、確か「Fool's Mate」誌のレヴューで読んで、西新宿のウッドストックあたりで、上京した際に買い求めた記憶。えらくききやすく、なめらかな印象。但しとがった音を求めていたシ…
ちょっと季節外れですけど。もうすぐやってくるペンタングルの74年の「Reflection」から。不勉強にしてこのLP丸ごとは未聴なのですが、sitarも入った無国籍な音世界。ジャッキー・マクシーの歌声にも癒されます。 https://www.youtube.com/watch?v=wleTuLZL4…
ニール・ヤングの作品としては「On The Beach」('74)に収められましたが、再結成バーズのAsylum盤('73)で取り上げられた曲でもあります。更に後に発掘された71年のマッセイ・ホールでの弾き語りライヴにも収録されてます。こっちのシンプルなヤツの方が味わい…
このタイトルkara"While My Guitar Gently Weeps"を思い出さずにはいられないんですが、東芝の担当者もそれを考えて"ギターは泣いている"と言う邦題を付けました。盛り上がる話題が少なかった「ジョージ・ハリソン帝国」(これもまたすごい邦題です)からのシ…
ザ・バンドのメンバーでいち早くソロ活動を開始したのはリヴォン・ヘルムとリック・ダンコで、あとから思えばロビー・ロバートソンとの仲がうまくいかなくなってたのでまあよくわかるなあと思います。映画にかかりっきりで、別方面へうって出たかったロバー…
大好きな「The Low Spark Of Hi-Heeled Boys」のラストに入った曲です。軽やかなクリス・ウッドのfluteから始まり、途中エキゾティックなリック・グレッチのviolinの短いソロを挟んで後半はsaxに持ち替えたウッドが持ち前のだらだらした混とんとしたムードを…
監督:福田純 出演:佐藤允、夏木陽介、藤木悠、平田昭彦、田島義文、団令子東宝・新東宝戦争映画DVD 59号 (のら犬作戦 1963年) [分冊百科] (DVD付) (東宝・新東宝戦争映画DVDコレクション)出版社/メーカー: デアゴスティーニ・ジャパン発売日: 2016/04/12メ…
どういう人たちかよくわからないのですが、エディ・クレイマーがprod。この人の地元はNYのエレクトリック・レイディ・ランド(スタジオ)なんで、このバンドもおそらくはELL録音かと。2枚ABCに残したハードロックですが、僕が持ってたのは75年のファースト「Cr…
ママ・キャスの妹で、ドラマーのラス・カンケル夫人(その後離婚)。70's初めにはジャクソン・ブラウンのファーストで歌声を聞かせ、後半にはAORの時代にソロデビュー。もちろんスティーヴン・ビショップと共作した"Under The Jamaican Moon"がニック・デカロ…
初期のムーヴのおもちゃ箱をひっくり返したような楽しさはトラフィックのファーストに通じるものがあります。ポップなサイケデリック。雷のSEで始まる"Flowers In The Rain"は、木管のアレンジが可愛らしい。67年9月30日にスタートしたBBCのRadio1の最初にか…
初期の傑作「Nick The Knife」('82)に収められたニック・ロウの"Raining Raining"は、甘酸っぱいメロディーが印象的です。いつしかアメリカンルーツ音楽に急速に接近し枯れた味わいばかりが目立った肉郎ですけど、80's半ばまでの作品はどれも小粋な魅力に満…
全然知らないお姉ちゃん。カントリー系のシンガーらしいです。75年の「Connie Eaton」がABCからリリース。見つければジャケ買いしてしまいそうな1枚ではあります。 https://www.youtube.com/watch?v=bwwp_QBfKaw
ランディー・ニューマンの作品はジャンルを超えて数多くの人に取り上げられていますが、この"Guilty"、英ハードロックのナザレスもカヴァー。パープルのツアーに同行して注目された(ロジャー・グローヴァーがprod)スコットランドのバンドですが、金切り声の…
ランク&ファイルは所謂ペイズリー・アンダーグラウンドとして紹介された80'sのUSネオサイケの一つ。といってもガレージ風のものからルーツロック寄りのものまでPUは様々なスタイルがありますが。R&Fは70'sのカントリー・ロックに近いするスタイルですぐに気…
オーストラリアのテクノ集団フラッシュ&ザ・パンは、76年に"Hey St Peter"を国内でヒットさせました。トーキング・スタイルのvoとメカニカルなテクノ臭がカッコよかったデビュー作('79)から再び"Hey St Peter"がイギリスでヒット。このバンドの実態は60'sに…
有名曲”Third Rate Romance”を知ったのはロザンヌ・キャッシュのヴァージョンでした。南部の白人カントリー・ロックとして一部で知られていますが、ぼくにはこの曲以外あまり引っかかってこなかった記憶(相当前の記憶ですが)。曲を書いて歌うラッセル・スミ…
まだつべに残ってるんで、キー坊の”Sweet Soul Music”を。RCの「Please」に入った曲で、これは当時両者ともキティにいた関係で実現したカヴァーでしょうね。アーサー・コンレイの同名R&Bクラシックにオマージュをささげたイントロが楽しいです。途中”Stand B…
シカゴの「10」('76)から。ここから"If You Leave Me Now"がヒットしましたが、スティール・ドラムの入った軽快な"Another Rainy Day In New York City"もヒットしました。作者はロバート・ラム。シカゴも相当なキャリアのバンドで昔は好きになろうと色々聞い…
元キングストン・トリオとか、モンキーズの"Daydream Believer"の作者とか、スティーヴィー・ニックスが参加した"Gold"がヒットとか、そういう事も大事だけどsswとしてのジョン・スチュワートは、Warner Bros時代の2枚と「Lonesome Picker Rides Again」と「…
2曲目です。 ザ・バンドやディランが参加し、ややレイドバックし過ぎですが、クラプトンで一番好きなのは「No Reason To Cry」('76)です。この時期のタルサ・バンドは大好きで、とりわけマーシー・レヴ(vo)はクラプトンと対等に歌い合ったりしてカッコイイ…