2017-06-01から1ヶ月間の記事一覧

【金曜トリオ】8・フランク・マリノ&マホガニーラッシュ

黒いライヴ盤で有名なカナダのパワー・トリオ。オーソドックスなブルーズ・ロックですが70's的なスペース感を多種のエフェクターを使って表現する一方、弾きまくるブルーズ・ギターも堪能させるフランク・マリノのワン・マン・バンドです。リズム隊の弱さは…

【名曲リレー137】crying#3

■Crying In The Sunshine / Thelma Huston良く間違えるのですが同じ黒人ソウルシンガーですけど、シシー・ヒューストン、ホイットニー・ヒューストンとセルマ・ヒューストンは関係ないです。Mowest以前にはCapitolやABC/Dunhillからシングルを出してました。…

JSDバンド(JSD Band)

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スコットランドのフォーキー・ロック。レーベルがRegal Zonophoneと受け継いだCubeなんであまり知名度がなかったのか? バンド名はジム、シーン、デスと言うメンバーのファーストネームの頭文字を取って付けられたとか。Regalから出たファーストに入ったディ…

【名曲リレー136】crying#2

■It's A Cryin' Shame / Gayle McCormick映画「イージー・ライダー」のサントラにも使われたスミス(Group Called Smith、という表記がただしいと言う説も)というバンドがありました。シレルズの"Baby It's You"のヘヴィ・ロック・ヴァージョンで#5まであが…

マルタの鷹

【木曜は1967】フリー・デザイン

Project3と言うレーベルから出たフリー・デザインの"Kites Are Fun"は、トップ100に入りませんでしたがこれが唯一のヒット。デドリック兄弟を中心とした男女混成のソフトロックで、80'sに小山田圭吾のTrattoriaからCD化された時その後の日本のソフトロック再…

【名曲リレー135】keep#3

■I Can't Keep From Crying Sometimes / Ten Years After元々はアル・クーパーのブルーズ・プロジェクト時代の曲ですが、テン・イヤーズ・アフターは67年のデビュー作でカヴァー。後にライヴでは"I'm Going Home"と並んで長尺のハイライトとなるもの。このス…

【名曲リレー134】keep#2

■Keep On Riding / Uriah Heepユーライア・ヒープとの出会いはデイヴィッド・バイロン時代ではなく、ジョン・ロートン時代が先だったと言う世代です。77年の「Innocent Victims」はヘビジャケがちょっとこわいですが、アメリカナイズされたキャッチーなハー…

ジャックス、スーザン(Susan Jacks)

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ポピー・ファミリーのvoでテリー”Season In The Sun”ジャックスの奥さん。カナダのGoldfishと言うレーベルからソロ「I Thought Of You Again」('73)は出てます。ジャケ買いさせそうなムードあり。https://www.youtube.com/watch?v=nqzSA14p50o

【読書歴】5・文庫の背の色

ハヤカワミステリ文庫は、作家ごとに背の色を変えていて、初期でいえば、赤はクリスティー、フレミング、黄色はガードナー(フェア)、エド・マクベイン、緑はカー(ディクソン)、フランシス、青はクィーン、チャンドラー、黒はウールリッチ(アイリッシュ…

【名曲リレー133】searching#3

■Keep Searchin' / Del Shannonトラヴェリング・ウィルベリーズの幻のメンバーだったこともあってデル・シャノンと言う人はただのオールディーズな人ではなかったはず(^^)。"Runaway"の大ヒット後、一連の邦題に「街角」がついて、街角男とレコード会社はプ…

【名曲リレー132】searching#2

■Searching / Lynard Skynard昨日のマーシャル・タッカーに比べると同じサザンロックでもレイナードは、根底にブルーズのあるハードロックです。あまり聞かない「Gimme Back My Bullets」('76)からの"Searching"です。このアルバムにはフリーの"Fire & Water…

ジャクソン・ハイツ(Jackson Heights)

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ナイスのリー・ジャクソン(b,vo)が結成したプログレっぽいフォーキー・ポップがジャクソン・ハイツです。どうもピンとこないのはしょうがない。CharismaとVerigoに4枚あってどれもファンにとっては愛すべきものでしょう。2枚目4枚目は買ったがさっぱりだった…

【水曜の女たち】イザベル・アジャ−ニ

今日はイザベル・アジャーニの誕生日だそうです。いまや仏を代表する女優で、80'sまでは美人で演技はすごいのだけど直情型のイメージありました。個人的には「アデルの恋の物語」、「ザ・ドライバー」、「死への逃避行」「王妃マルゴ」あたり。一時期シンガー…

【火曜はカヴァー曲のカ】Hello It's Me

トッド・ラングレンの超有名曲で、王様の日本語カヴァーもありました。アイズレー・ブラザーズは積極的に白人ロックを取り上げて信者を増やしてましたが、このカヴァーはなかなかいい感じです。74年の「Live It Up」から。まあ僕が挙げる事もないのですけど.…

【名曲リレー131】rainbow#3

■Searchin' For The Rainbow / Marshall Tucker Bandマーシャル・タッカー・バンドはCapricornのサザンロック勢にあって、ブルーズからの影響よりもカントリーからの影響が多い珍しいタイプでした。それでいてジャズっぽいfluteが入ったりもするんですから。…

【名曲リレー130】rainbow#2

■Chasin' Rainbow In The Night / D B Cooper71年に実際に起きたハイジャック事件の犯人の名をステージネームにしたD.B.クーパー(vo)率いる、LA出身の同名のバンド(個人名ではない)。いわゆるパワー・ポップで80年に出た「Buy American」(Warner Brothers)か…

ヨゼフK(Joseph K)

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【読書歴】4・五木寛之

ジャズは全くわかりませんが(今も)、五木寛之の初期のジャズがテーマの青春ものもよく読みました。「青年は荒野をめざす」、「海を見ていたジョニー」、「さらばモスクワ愚連隊」など。また北欧を舞台にした「白夜物語」も、かの地への憧れを膨らませるのに十分…

【名曲リレー129】rose#3

■Roses And Rainbows / Danny Huttonスリー・ドッグ・ナイトの事はよくわからんと前に書きましたが、3人いたvoのうち1人、ダニー・ハットンは3DN以前に”Roses And Rainbows”を66年にソロでヒットさせています。この熱狂のTV番組はよくわかりませんが、人気あ…

【名曲リレー128】rose#2

■Rose Garden / Lynn Anderson南沙織の事を書かずにこの曲を紹介するのは難しいですけど、ジョー・サウスが書いてリン・アンダーソンが歌った清く正しいポップスの世界が70's初めにはまだ生きていたことが奇跡のように感じます。特徴あるゴージャズな髪型も…

ジャンコ・パートナーズ

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【月曜インスト】Sittin' On The Dock Of The Bay / Barry Goldberg

バリー・ゴールドバーグは、エレクトリック・フラッグのkb奏者でホワイト・ブルーズに特化したソロを何枚も出してますがどれも一般的な人気というよりは熱心なマニア向き。Atcoに70's半ばに残したやつはスワンプ的な見地から最近は評価が高いようです。70年…

【名曲リレー127】run#3

■Run For The Roses / Dan Fogelbergダン・フォゲルバーグの大作「Innocent Age」('81)は、いろんなタイプの曲が入っています。この人のしっとり系の大げさな曲は苦手ですが、森の香りのする様なフォークロックは大好きです。何枚かヒットシングルが出たこの…

【名曲リレー126】run#2

■Fox On The Run / Sweetスウィートと言えば"Action"かこの曲です。グラム寄りのハードロックで、覚えやすいメロディです。この74年から76年あたりにかけて日本でもヒットを連発してました。ブライアン・コネリー(vo)脱退後新メンバーを加えるも80'sに解散し…

【日曜ライヴ・ヴァージョン(新)】エルトン・ジョン@76

「Here And There」('76)聞いてて急に思いつきました。そのライヴ盤は74年のLondonとNYのダイジェスト(後に拡大盤2枚組が出ました)でしたが、75年の「Rock Of Wasties」プロモートの "Louder Than Concorde"と呼ばれるツアーです。それまでディー・マレイ=…

ジューキン・ボーン(Jukin' Bone)

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グラムっぽいムードのハードロック5人組。詳細不明でRCAに2枚LPあり。voはマーク・ドイル。ファースト「Whisky Woman」('72)にはドン・ニックスの"Going Down"をカヴァー。https://www.youtube.com/watch?v=hal8ZmKF4sU

【読書歴】3・横溝ブーム

中1で海外ミステリの洗礼を受けましたがこの年もっと身近なブームがありました。横溝正史ブームです。角川映画第1作となった「犬神家の一族」は僕は友人と初めて見に行った映画です。市川崑監督によるとてもスタイリッシュな映像は、テーマ曲と共に大ヒット。…

【名曲リレー125】long#3

■Long May You Run / Stills Young Bandバッファーロー・スプリングフィールドの再現と言われた、76年のスティーヴン・スティルスとニール・ヤングの共演は、ヤングがスティルスのバンドに乗っかる形で実現。ツアー中に空中分解したのは、二人の強烈なエゴの…

【名曲リレー124】long#2

■So Long / Allman Brothers BandArista時代のオールマンなんてまともな評価されてませんけど、Aristaでのセカンド「Reach For The Sky」('80)のラストに入った"So Long"は大好きです。深みはないですがこの時代らしい薄味な感じがフィット。グレッグ・オー…