カヴァー

【火曜はカヴァー曲のカ】The Green Manalishi

どうもこのラインから離れられないのですが(^^;; フリートウッド・マック史上最もハードロック寄りな"The Green Manalishi"は、ピーター・グリーン時代の終焉を告げるイカレた歌詞の(ドラッグによる幻影なのでしょうか?)ナンバーですが、これを見事にメタル…

For What It's Worth

スティーヴン・スティルスの誕生日なんでバッファロー・スプリングフィールド時代の代表曲を。これは67年にLAのサンセット・ストリップでのヒッピーを中心とする若者の暴動を歌ったトピック・ソングで後に多くのカヴァーが生まれました。ゼッペリンがステー…

It's Not The Spotlight

まず曲を書いたバリー・ゴールドバーグは今日が誕生日です。シカゴ生まれのヴェテランkb奏者。歌詞を書いたのはゲリー・ゴフィン。そう60'sに奥さんのキャロル・キングと一世風靡したソングライター・チームのゴフィン=キングを組んでた人。sswとして70's…

Medicated Goo

オリジナルはもちろんトラフィックの3枚目と言うか寄せ集めの(なんでかと言うと既に解散状態だったから)「Last Exit」に入ったもので、他にもジョ・ジョ・ガンを辞めたジェイ・ファーガスンが「All Alone In The End Zone」('76)で取り上げています。今日はラ…

Baby, now that I've found you

再びストックがたまってきたんで再開。60'sの白人黒人混合のポップ・バンド、ファウンデーションズがヒットさせた(全英#1)"星のベイビー"('68)です。作者はブリティッシュ・バブルガムの代表作家、トニー・マコウレイです。これを00'sのルーツ系女性シンガ…

Knockin’On Heaven's Door

映画「ビリー・ザ・キッド」で使われたディランの"天国の扉"を、レゲエ風にアレンジしたのヴァージョンはクラプトンのが知られていますが、エリックに先駆けてこのレゲエ風カヴァーを完成させたのがG.T.ムーア&ザ・レゲエ・ギターズで74年の同名作に収録され…

Love Hurts

昨夜FB友のMikiさんところで予想外に盛り上がった”Love Hurts”は、元々はフェリス&ボルドーのブライアント夫妻が書いたエヴァリー・ブラザーズのバラード('61)ですが、その後多くのカヴァーが生まれました。75年にはトラフィックのジム・キャパルディがUK#4…

Midnight Rider

これもある意味、時代を代表するナンバー。オリジナルはオールマンズのセカンドにはいてって、グレッグ・オールマンがソロの「Laid Back」でセルフカヴァーした他、ジューシー・ルーシー、スティーヴン・スティルス、ジョー・コッカー、バディ・マイルズ、ウ…

Sunny

ボビー・ヘブの"Sunny"('66)もいろいろなカヴァーがあります。元の曲がいいとどんなカヴァーもいいのですが、エレクトリック・フラッグとデザイン、甲乙つけがたい。 電気旗は、バタフィールド・ブルーズ・バンドを辞めたマイク・ブルームフィールド(g)がバ…

Sailin' Shoes

リトル・フィートのセカンドのタイトル曲の"Sailin' Shoes"ですが、ヴィネガー・ジョーを辞めてソロになったロバート・パーマーの素晴らしいカヴァーには参ります。アラン・トゥーサンを慕ってニュー・オーリンズ詣でをした英国人ミュージシャンは、フランキ…

96 Tears

?(クエスチョン・マーク)&ザ・ミステリアンズ(ちなみにミステリアンズと言うバンド名は東宝の「地球防衛軍」に出てくる宇宙人、ミステリアンから取られたらしい)のチカーノ風ロックンロールの"96 Tears"('66)をカヴァーしたのは、プエルトリカン、ガーラ…

Jamaica Say You Will

ジャクソン・ブラウンのファーストに入った曲の多くは多くの人のカヴァーされています、というか多くの人のカヴァーされた曲をファーストに収めた感じなんですが、1曲目を飾る"Jamaica Say You Will"です。このジャマイカとは女性名なんですが、韻をふみまく…

Guilty

ランディー・ニューマンの作品はジャンルを超えて数多くの人に取り上げられていますが、この"Guilty"、英ハードロックのナザレスもカヴァー。パープルのツアーに同行して注目された(ロジャー・グローヴァーがprod)スコットランドのバンドですが、金切り声の…

Roadhouse Blues

ドアーズの有名なブルーズ曲ですが、ステイタス・クオーがやるとちゃんとブギになっております。「Piledriver」に入ったスタジオ・ヴァージョンではまああまり感じませんがライヴではきっちりと。ただしちょっと長いなあ。メンバーのヘッドバンギングの息が…

Melody Fair

言わずと知れたトレイシー・ハイド主演の「小さな恋のメロディ」の主題歌ですが、もともとはビージーズの曲があって、映画があてはめられた感じです。 ルルはモーリス・ギブと結婚してた時期があったので、最初ルルのこのヴァージョンがオリジナルなのかと思…

Handbags & Gladrags

久々にCD化されたケイト・テイラーの「Sister Kate」('71)を聞いてます。キャロル・キングの”Home Again”、兄ジェームズの”Lo And Behold”他、エルトン・ジョンの”Country Comfort”など当時旬のカヴァーが並んでいます。prodはピーター・アッシャーで、ジョ…

The"In" Crowd

元々は64年にドビー・グレイがヒットさせ、ラムゼイ・ルイス・トリオがインスト化したヴァージョンも65年にヒットした"The "In" Crowd"をブライアン・フェリーがセカンド「Another Time Another Place」で取り上げたヴァージョン。こちらは74年にイギリスで…

Isn't It Always Love

77年に出たカーラ・ボノフのファーストに入った曲ですが、最初に取り上げたのはスウィング系のものも得意とした女性シンガーのカレン・アレクサンダーで、恐らくは他人がカヴァーした初のカーラ曲になりました。他にはニコレット・ラーソンやベアズヴィルの…

New York's A Lonely Town

昨日トレイドウィンズとイノセンスが一緒になったその昔テイチクから出たCDを買ったんですが、アンダーズ&ポンシアによる架空のスタジオグループ、トレイドウインズのこの名曲のカヴァー。デイヴ・エドモンズのシングル"Where Or When"(「Get It」から)のB…

Spacial Care

バッファロー・スプリングフィールドの3枚目「Last Time Around」に入ったスティルスの曲なんで取り立てて有名なものではないんですが、ガールズ・バンドのパイオニア的な存在だったファニーが取り上げてます。ジューンとジーンのミリントン姉妹にニッキー・…

Angel Of The Morning

もう何を紹介して、何を紹介してないのかわからなくなってますが、既出だったらスマヌ。メリリー・ラッシュが60'sにヒットさせたカントリー・ポップな"夜明けの天使"を、81年にシルヴァー・スパーというバンドを率いてたジュース・ニュートンがカヴァーしリ…

At The Crossroad

これって僕はモット・ザ・フープルのファースト('69)に入ってたカヴァーで知ったので、いつもと逆にしてみました。ボウイに贈られた”All The Young Dudes”以前のバンドは、イアン・ハンターのディランへの傾倒ぶりが目立つ「売れないバンド」でしたが、ブレイ…

Won't Get Fool Again

無法の世界、です。もちろんザ・フーの有名曲ですが、今日はパティ・ラベル、ノーナ・ヘンドリックスのラベルのヴァージョンです。はっちゃけた感じが楽しい。

You Keep Me Hangin' On

オリジナルはH=D=Hが書いたスプリームズ曲。これを時代柄、ひたすら大げさに(ドラマティックにとも言う)アレンジしたのがヴァニラ・ファッジのカヴァー。カーマイン・アピスのdsの展開が変化する長いヴァージョンが聴きもの。そしてそのアピスがバンドに加わ…

You've Got A Friend

JTで有名な"君の友だち"は、元々キャロル・キングの曲ですが、カヴァーでいえば、JTのヴァージョンよりも、このダニー・ハサウェイのヴァージョンの方が好き。熱狂するオーディエンス、とりわけ要求しなくても勝手に(^^)シンガロングする気持ちよさは格別です…

【金曜はカヴァー曲】Jamaica Say You Will

困った時のジャクソン・ブラウン! ファーストの1曲目だった”Jamaica Say You Will”は、ジャメイカという名前の女性について歌った歌です。ジャクソンとつながりが深かったNGDBや後期バーズのカヴァーもありますが、今日はジョー・コッカーの75年作から行き…

【金曜はカヴァー曲】Ol'55

トム・ウエイツのファースト「Closing Time」('74)に収められ、55年型ビュイック・ロードマスターについて歌われたのが、”Ol'55”です。70'sには数多くのカヴァーが生まれました。 イアン・マシューズ、エリック・アンダースン、リッチー・ヘイヴンス。そして…

【金曜はカヴァー曲】Bluebird

スティーヴン・スティルスがバッファロー・スプリングフィールド時代に書いた代表曲,"Bluebird"は、もっと長いヴァージョンもあるのですが、スティルスが冗長(確かにそうと封印してそっちはCD化はされてません。ボニー・レイットやフックフットも取り上げて…

【金曜はカヴァー曲の日】Fire

アーサー・ブラウンではありません。ブルース・スプリングスティーンが書いた”Fire”は、ポインター・シスターズが79年に大ヒット(#2)させています。スプリングスティーンのヴァージョンは87年頃にヒットしていますが、僕の記憶では、最初に取り上げたのは、N…

Brand New Tennessee Waltz

カナダのsswのジェシ・ウィンチェスターのファーストは見開きジャケ4面に同じポートレイト、ザ・バンドのロビー・ロバートソンがprodして、日本でもやっと76年にLPが出てsswファンの間で話題となりました。ここには"Biloxi"、"Yanky Lady"とともに"Brand New…