名曲リレー

【名曲リレー61】time#3

■Gypsy Good Time / Nick Gravenitesエレクトリック・フラッグのニック・グラヴェニテスのソロ「My Labors」('69)は、ライヴ盤「Live At Bill Graham's Fillmore West」(永遠のフィルモア・ウエスト、と言う邦題でした。日本ではマイク・ブルームフィールド…

【名曲リレー60】time#2

■Your Time Is Gonna Come / Sandie Shawこの”Your Time Is Gonna Come”は、世界初のレッド・ゼッペリンのカヴァーと言われてましたが真偽のほどは不明。但しゼッペリンのファーストもこのサンディー・ショウの「Reviewing Situation」も同じ69年に出て、か…

【名曲リレー59】rock#3

■Rock And Roll Time / Roger McGuinnディランのローリング・サンダー・レヴューから派生したロジャー・マッギンの「Cardiff Rose」('76)は繊細なリトグラフのジャケが印象的な1枚ですが、強力なロックンロールな1枚でもあります。ここに入ったクリス・クリ…

【名曲リレー58】rock#2

■Rock My Plimsoul / Jeff Beckロッド・スチュワート(vo)、ロン・ウッド(b)をフィーチャーした第1期ジェフ・ベック・グループの「Truth」に入った”Rock My Plimsoul”は、元々はシングル"Tallyman"のB面でした。こちらはエインズレイ・ダンバーがdsを叩いてま…

【名曲リレー57】midnight#3

■Midnight Rocks / Al Stewart & A Shot In The Darkアル・スチュワートというと、英フォーク・ファンにはCBS時代の作品が人気ですが、ラジオから流れた"Year Of The Cat"に夢中になった世代としては、まずはリアルタイムなRCA時代です。79年7月の来日公演は…

【名曲リレー56】midnight#2

■Midnight Flyer / The Eagles「真のウエスト・コースト魂。それはヒューマンな感性を支えるプログレッシヴ。バーズ→ジェファーソン→CSN&Yと築かれてきた真髄。新メンバーを加え、超強力になったスーパーグループ”イーグルス”が、絶対の自信を持って贈る傑作…

【名曲リレー55】light#3

■Midnight Light / Le Blanc & Carrレニー・ルブラン(vo,g)&ピート・カー(g)によるデュオ、ルブラン&カーの唯一のアルバムが77年の「Midnight Light」(Big Tree)です。といってもマッスル・ショールズの売れっ子のスタジオ・ミュージシャンである二人は組…

【名曲リレー54】light#2

■Green Lights / Edgar Broughton Bandエドガー・ブロートン・バンドといえば、キャプテン・ビーフハート系の野太いvo、ガレージでノイジーでアンダーグラウンドなブルーズ・ロックと言う印象がありましたが(調べてみるとそれはファーストの「Wasa Wasa」が顕著…

【名曲リレー53】out#3

■Put Out The Light / Joe Cocker"You Are So Beautiful"のヒットが入った「I Can't Stand A Little Rain」('74)は、ジョー・コッカーを集めてた頃、なかなか見つからんかった覚えです。その1曲目”Put Out The Lights”はジム・ホーンのsaxのブロウが印象的な…

【名曲リレー52】out#2

■Movin' Out / Billy Joelビリー・ジョエルの出世作はなんといっても77年の「The Stranger」でしょう。まさにリアルタイムで、キャンディーズやゴダイゴと並んで普通にラジオでかかってた記憶があります。特にタイトル曲は口笛で始まるイントロに裕次郎を重…

【名曲リレー51】street#3

■Out In The Streets / The Shangli-Lasシャングリ・ラスというと良家の子女的な清潔な世界が多かった60'sのガール・グループの中にあって、不良性、恋人の死、家庭の断絶などヘヴィなテーマを掲げたグループです。メアリーとベティのワイス姉妹、メアリー・…

【名曲リレー50】street#2

■Mulgrave Street / Amazing Blondelグリフォンの様に中世の楽器を使ったユニークなロックをやってたアメイジング・ブロンデルは、ファミリー的な運営をしていたIslandレーベルだったから活動継続出来た気もします。音はどんどんポップになっていき、セール…

【名曲リレー48】kiss#3

■In France They Kissed On Main Street / Joni Mitchell今では日本でもそうですけどね(^^; ジョニ・ミッチェルの「Hissing Of Summer Lawns」('75)に収められた開放的なナンバーです。これから80年のライヴ盤「Shadows And Light」までは一応ジャズ期と呼ば…

【名曲リレー47】kiss#2

■Then He Kissed Me〜Be My Baby / Rachel Sweet62年生まれなんで同級生です。レイチェル・スウィートとは。オハイオ州アクロン出身で6歳から音楽活動をしてたといいますが、英Stiffと契約し16歳でデビュー。パワー・ポップな音とパンチの効いたキュートなvo、…

【名曲リレー46】last#3

■One Last Cold Kiss / Mountainロッカーはスリムであるべきだ、とは思わないけどスリムな方がカッコイイことは確かです。それでも動く姿よりも音の方が圧倒的にリアリティがあった僕が、好んで聴いたロックは、ヴィジュアル的に全くダメな髭面、長髪のヒッ…

【名曲リレー45】last#2

■The Last Nail / Dan Fogelbergダン・フォゲルバーグがガンで亡くなったというニュースは、マイミクさんの日記で知りました。翌日の中日新聞にも囲み記事が載ってましたが、「ソフトロック」の代表アーティストという内容。この「ソフトロック」とは米国表現で…

【名曲リレー44】summer#3

■Last Rose Of Summer / Judas Priestハードロック・バンドがやるバラードは割と好きです。最近ではパワー・バラードなんて呼ばれる事が多いのですが、そういうのではなくもっとソフトに歌ったやつ。ジューダス・プリーストの3枚目「Sin After Sin」はCBS移…

【名曲リレー43】summer#2

■Sweet Summer Music / The Attitudesちょっと季節早いですけど、アティテューズの”Sweet Summer Music”は大好きな曲でした。僕が「Good News」というセカンドを買った頃は、こういうファンキーなヤツに今一つ、ついていけなくて早々と手放してしまったので…

【名曲リレー42】afternoon#3

■Summer Afternoon / Brownsmithシアトルのファースト・アメリカンというインディーからリリースされ(モノクロジャケ)、その後キャピトルから全国配給されたという(緑色が付いたジャケ)、ブラウンスミス唯一の作品。98年にヴィヴィッドからCD化されるまで…

【名曲リレー41】afternoon#2

■Afternoon Delight / Starland Vocal Bandしかしものの見事な一発屋です。ビル・ダノフとタフィ・ネヴィット夫妻(ファット・シティと言うバンドにいた)、ジョナサン・キャロルとマーゴット・チャップマン(後に)夫婦の2つのカップルの4人組ポップ。76年に#…

【名曲リレー40】saturday#3

■Won't You Try〜Saturday Afternoon / Jefferson AirplaneJAの一つのピークである「Volunteers」周辺で、ライヴ・パフォーマンスと言うとやはりウッドストックになるんでしょうね。マーティ・バリン、グレイス・スリック、ポール・カントナー3者のvoが出た…

【名曲リレー40】saturday#2

■Saturday Sun / Nick Drakeニック・ドレイクという人は、ジュディ・シルなんかと同じで死後しばらくして神格化されたsswです。抗鬱剤のオーヴァードースによる死は悲劇的で、ジョイ・ディヴィジョンのイアン・カーティスの自殺に通じるものがあって、再評価の…

【名曲リレー39】come#3

■Come Saturday Morning / Sandpipers多分まだDVDになってないだろう「くちづけ」(Sterlile Cuckoo)の主題歌。若きライザ・ミネリがファニー・フェイスで印象的だった60'sの青春ものでした(監督はアラン・J・パクラ)。歌ってるサンドパイパーズはA&Mのソフ…

【名曲リレー38】come#2

■Come And Get Your Love / Redboneネイティヴ・アメリカンによる4人組レッドボーンは、68年にLAで結成されています。中心となるロリー(vo,g)とパット(vo,b)のヴェガス兄弟は、リオン・ラッセル一派が加わっていた事で知られるTV番組「Shindig」にもかかわる…

【名曲リレー37】earth#3

■Come Down To Earth / Three Man Armyガーヴィッツ兄弟の作るバンドはやはりdsがキーです。ガン解散後、スプーキー・トゥースのマイク・ケリー(ds)を加えた第1期3MA、そしてエイドリアン・ガーヴィッツ(弟)がバディ・マイルス(この人もdsだ)に引き抜かれ…

【名曲リレー36】earth#2

■Earth Is Not Room Enough / The Groundhogsアメコミ風ジャケが楽しいグラウンドホッグスの「Who Will Save The World」('72)は一番聞きやすいホッグスのアルバムではないでしょうか?とは言っても大して聞いてはいないんですが。英ブルーズロックでも特異…

【名曲リレー35】mother#3

■Ol' Mother Earth /Tony Joe Whiteミスター・スワンプ・サウンズのトニー・ジョー・ホワイト。僕はワーナーのロック名盤で紹介された「Homemade Ice Cream」が最初でした。無駄な部分をそぎ落としたシンプルな湿地帯のブルーズ。ロジャー・ティリソンと共に…

【名曲リレー34】mother#2

■Mother Says / Barnstorm正式名称で書くとジョー・ウォルシュのソロではなくジェームズ・ギャング脱退後組んだバーンストームのファーストから。基本線はハードロックっでありながらアコースティックなものも交えイギリス的な音にチャレンジした1枚でした。…

【名曲リレー33】son#3

■Mother Nature's Son / Gryphon古楽の楽器を使った中世音楽の再現と現代的なロックをミックスさせたグリフォンのスタイルは広い意味ではプログレに入るのでしょうが(バンド名からしてそうなる)、初期はトラディショナル・フォークの世界に近いです。ただ…

【名曲リレー32】son#2

■Son Of My Father / Chicory Tip 古くはデイヴ・ディー・グループ(Dave Dee, Dozy, Beaky, Mick & Tich)がそうでしたし、ニュー・モンキーズ(Dolenz,Jones,Boyce & Hart)もそうでした。勝手に日本のレコード会社がバンド名を売りやすいように変えてしま…