2016-10-01から1ヶ月間の記事一覧
ソフト・マシーンの創設時のメンバーだったオーストラリア人のデイヴィッド・アレンは相当ブッ飛んだ人だったようで、ドラッグ問題、政治的問題から国外追放となりフランスでゴングを結成しています。詩人でセクシー・ヴォイス(スペース・ウィスパーとクレジ…
最初バーズ出したんで、あとは好きに行きます(^^) サン・フランシスコの5人組ウィ・ファイヴは、65年に"You Were On My Mind"を大ヒットさせています。紅一点ビヴァリー・ビヴンズとジョン・スチュワートの弟マイケルをフィーチャーした男女混声voの奔りでもあ…
ウェイロン・ジェニングスやトム・ラッシュが取り上げた"Ladies Love Outlaws"の作者、リー・クレイトンは、70's半ばにテキサス周辺で盛り上がったレッドネック系のssw。武骨とか放浪とかこの時代のsswのキーワードがつまった訥々とした歌声です。ナッシュヴ…
ママス&パパスのミッシェルは解散後、女優として活躍。音楽活動は再結成ママス&パパス以外はこの「Victim Of Romance」しかありません。ロウレグなレオタードが時代を感じさせるジャケットですが、ジャック・ニッチェのprodした本作は60'sのガールシンガー…
RCA編に続いてスティクスを。本格的にブレイクした77年の「Grand Illusion」はデニス・デヤング、トミー・ショウ、ジェームズ・ヤングの3人の個性的なソングライター〜ヴォーカリストを配して勝負に出た1枚でした。爆発するような躍動感をもった"Come Sail A…
キャット・スティーヴンスが書いてP.P.アーノルドがヒットさせた(後にロッド・スチュワートやシェリル・クロウもカヴァー)この曲をドラマティックにカヴァーしたクーバスの68年のシングル。このバンドは日本でも単体でCD化されるくらいの知名度はありました…
ポール・パリッシュの「Songs」('71)は、入手困難ゆえにsswの知らざれる名盤とか言われてましたが、そこまでのもんじゃなくひそかに語られる様な佳作です。もちろんいいメロディーの曲もあります。"That's The Way Of Friends"もそう。78年頃のカムバック作…
全く知らんメンフィス出身のハードロックですが、voは、後にサヴァイヴァーに参加したジミ・ジェイミソンですね。印象としては、辛口のエドガー・ウィンター・グループ。デビューは76年なんでこの「Captured」はセカンドです。この曲は結構メロディアスです。…
フロリダ出身のサザンロック、38スペシャルもこの年にデビューしてますが、僕はてっきり80'sに出てきたバンドだと思ってたんで意外でした。この時代のサザンロックとなると、従来のブルーズベースの泥くさいものよりも、こうしてポップなメロディーを様式美…
先週のヴァン・ヘイレンと似てますが(^^; ダックス・デラックスというパブ・ロックのメンバーだったニック・ガーヴィー(g,vo)とアンディ・マクマスター(b,vo)が組んだ4人組パワーポップ。ニュー・ウェイヴ路線に舵を切った時期のVirginレーベルの稼ぎ頭でもあり…
ルックス先行でか雑誌では結構騒がれてましたが、セールス的にはイマイチでしたパイパーは、後にソロになったビリー・スクワイアがいたハードロック。時代柄ポップなムード、グラムなセンスもありました。僕はこのセカンド「Can't Wait」しか聞いたことない…
70's初めにはデルタ・レイディと言う異名を取ってLAスワンプのブームに華を添える存在でしたが、70's半ばからMOR化。久々の大きなヒットとなった「Anytime Anywhere」は、カヴァーの妙と言うか、ボズ・スキャッグス、テンプテーションズ、ジャッキー・ウィル…
90's終わりごろか、ちょっとの間ですけど、オルタナ・カントリーに夢中だったことありました。ウィルコ、ウィスキータウン、ジェイホークス、そしてバディ&ジュリー・ミラーをよく聞いてました。いつの間にか黒髪を脱色したエミルー・ハリスが、ゆったりとし…
昨日は急に見たくなって「ジャッカルの日」を再見。ちなみにフォーサイスのを読み返そうと思ったのですが、探しても見当たらないんで映画の方にしたのですが、相変わらず一気に引きこまれました。警察側とジャッカルの息詰まる頭脳戦で、オルガ・ジョルジュ・…
これ1枚で消えた米ハードロック・トリオです。確か西海岸出身。prodのデイヴィッド・アンダールはA&Mレーベルの70'sの一連の作品(マーク・ベノ、リタ・クーリッジ、オザーク・マウンテン・デアデヴィルズ)等にかかわってきた人で、同じような経歴のジョン…
イーグルスのフォロワーとして一番に名前が上がりそうな、フールズ・ゴールドを僕が初めて聞いたのは既にバンドがなくなってた79年頃だと思いますが、ポップス過ぎる!と言うのが第一印象。まだ当時はイーグルスが唯一無比な存在だったんでちょっと受け入れ…
そういえばA&Mはボサノヴァやジャズも強かったなあと今更ながら思い出す始末。この曲僕はシングル・ヴァージョンでなじんでたんでものすごく久々に長いヴァージョン聞きました。フリューゲル・ホーン奏者のチャック・マンジオーン(とCash Box誌の記者は海外…
やっぱり70's後半に行くにしたがってどのレーベルでも盛り下がってゆくなあ…と思いつつ77年はA&M。ご存知ハーブ・アルパートとジェリー・モスと言う創業者の頭文字をとって付けられたレーベル名。60's末はソフトロックそして70'sに入るとLAスワンプで名を売…
ピーター・ジェイ&ジェイウォーカーズは、ビートルズ登場以前に盛り上がっていたシャドウズ・タイプのギター・インストゥルメンタル・グループです。テリー・リードがメンバーだった事もあるようです。一番有名なのはバラエティや運動会で今でも使われる事…
オールドフィールド、マクドナルド、マクギンズ、ハグ、オマーティアン、ウェンドロフ、ジャクソン、スチュワート、フォンファサ、ダボ、キャンベル、ポーカロ ハッチェンス、ボッツ、ベアード、ピーターズ、スコット、ラヴ、マーフィー、マーフィー2、ジョ…
カーンの流れでヒレッジのソロ〜ゴングに行く前に、ギルガメッシュを。ハットフィールズの弟バンド的な存在だった4人組ジャズロックで、ハットフィールズのオーディションに落ちたらしいアラン・ガウエン(kb)、フィル・リー(g)、マイク・トラヴィス(ds)にな…
音は聞いたことなかったんですが、ジャケットはよく見かけてました。時代柄パワーポップ的ですが、グラムの残り香みたいなものも感じます。ザ・クイックは米バンドで、後にスリー・オクロックのダニー・ベネアがいたバンドです。動画はシングルになった"Rag …
チャップマン=ホイットニーのこのバンドも英Vertigo、米Mercuryというパターン。R&Bとファンクとハードロックに焦点を絞ったストリートウォーカーズは、前身のファミリーよりもストレートに迫ってくる部分があります。セカンドの「Red Card」は死神ジャケの…
この人も英Vertigo。日本ではパンク~パワーポップとして紹介されたのですけど、レゲエやビート色もあるユニークなsswという感じです。僕はもう完全に出遅れてしまって、80's初めまでパーカーが一番盛り上がった頃も、なんかピンと来なくて…ちょっと損した感…
日本では社会風俗現象の世にとらえられたラナウェイズ(JKがガーター姿で歌う!)。今見るとシェリー・カーリーのボディがもう少しふくよかならなあとも思います。現在のガールズ・ロックのルーツのひとつです。篠山紀信ですら激写で特集したくらいなんで、…
フォークロックとは何ぞや?と聞かれたらエレクトリックなバック演奏が付いたフォーク・ミュージックと辞書的に答えます。となるとビートルズ+ボブ・ディランの図式から誕生したバーズから始めないといけないわな。メンバーがエレクトリック楽器に不慣れな為…
70's初めに活動していたスピリットは、ランディ・カリフォルニアがソロに、ジェイ・ファーガスンとマーク・アンデスがジョ・ジョ・ガンで活動していましたが、75年に再結成。その時代のものは聞いたことなかったんですけど76年の「Farther Along」のタイトル…
Decca系の英サイケコンピに入ってる事が多いポップサイケの名曲です。ほとんどこれ1枚のグループで、弦を使ったアレンジとハーモニーのからみがまたドリーミーです。 https://www.youtube.com/watch?v=nJ5AbpoHxwYDon't Stop Now / The Kittens('64) キット…
もちろんあのモデルのツイギーです。すごい目してにらんでるジャケットの「Twiggy」がちゃんとした形では初ソロになるのかなあ。カントリーっぽい選曲でラヴィン・スプーンフルやデイヴ・ロギンズ、トニ・ブラウン、ウェンディ・ウォルドマン等のカヴァーが…
ロックの歌詞でdanceという言葉がよく出てきますが、ロック聴き始めの厨房の頃このダンスのニュアンスがわからんくて、ソシアル・ダンスっぽいのを想像して??となってました。と言う事でそういう曲を集めてみます。まずはヴァン・ヘイレンのセカンドに入っ…