2017-01-01から1年間の記事一覧
■Whiskey In The Jar / Thin Lizzy知らなかったのですがエリック・ベル時代のトリオ期のヒット曲だったのですね,"Whiskey In The Jar"は。元々アイリッシュ・トラッドだったようでメロディも哀愁味あります。後のリジー・サウンドは結構ちがいます。イギリス…
■He's Got All The Whiskey / Bobby Charlesピーター・ゴールウェイ、エリック・カズ、ジョン・サイモン、ボビー・チャールズと行った「ロック名盤」の第1世代(現在の「新名盤探検隊」へと脈々と続く日本ワーナーの発掘再発化作業のルーツはやはり76年に始まる…
■After All This Time / Merry Claytonストーンズの"Gimmie Shelter"での客演で有名になったメリー・クレイトンのセカンド「Merry Clayton」('71,Ode)に入ったキャロル・キング曲。ニール・ヤングの"Southern Man"から始まって"Steamroller"、"A Song For You"…
■You All Look Alike / The Byrdsバーズの「Untitled」に入った"You All Look Alike"は、いかにも後期バーズらしいカントリーロックになっています。スキップ・バッティンとキム・フォウリーの共作です。https://www.youtube.com/watch?v=SwDl8Emh3dc
ロイ・オービソンのこの曲を取り上げてヒットさせた事がリンダの名前を全米的に知らしめた気がします。個人的にはそんなに好きというわけではないんでここに入れるのも迷ったのですが、動画はマペット・ショーからでゲロと言う合いの手が楽しい。バックのセ…
ジンハウスにいたジェフ・シャーキー(g,vo)とオーディエンス他のキース・ジェメル(sax)が組んだ管楽器入りのブルーズロック〜ジャズロック。かなりアングラムード濃い1枚ではあります。裏ジャケに当たる涙する女性インディアンのイラストが印象的でした。ds…
Q、28話 初回OA時には後続の「ウルトラマン」盛り上げるためにカットされたという最終話は、「Q」の中でもSFマインドがある異色エピソードではありますが風呂敷を広げただけでたたまないので、消化不良気味でもあります。SF作家友野(演じるは天本英世!)が…
セブン、21話 ミミー星人が海底に沈んだ戦艦大和をロボット化したアイアンロックス登場回。セブンは手鎖で動きを封じられ意外に苦戦します。ストーリーにあまりなじみがないので再放送でもあまり見てなかった回でした。アイアンロックスが来襲するのが下田の…
サウザーが書いてあまり話題にならなかったものも当然ありまして、知る限りではリンダのヴァージョンしか思いつかない「Don't Cry Now」に入った"You Can Almost See It"もそうです。ゆったりとしたカントリーロックが心地いいのです。ハーモニカはジミー・…
ジョニー・ウィンターがマッコイズと合体して生まれたジョニー・ウィンター・アンドのデビュー作「Johnny Winter And」('70)はノーマン・シーフによるモノクロのジャケットがカッコイイ1枚です。意外なトラフィックのカヴァーも渋いのです。はやくもデリンジャ…
リンダとニール・ヤングの交流も結構古くからあり、「Harvest」へのコーラス参加もありました。”Love Is A Rose”はリンダへの書き下ろしでしたが後に「Decade」で新曲として紹介されました。「Prisoner In Disguise」に入った素朴なカントリー・ロック。スタ…
■Look In The Mirror / Scott McKenzieスコット・マッケンジーというと、モンタレー・ポップ・フェスのテーマ曲としてジョン・フィリップスが書いた”San Francisco”を一番に思い出します。70年に出した2枚目「Stained Glass Morning」は、非常に内省的なsswア…
■First I Look At The Purse / J Geils Band初期のストーンズ並みに、J・ガイルズ・バンドは一貫してR&Bへの思慕、リスペクトを前面に出し積極的にカヴァーし自分たちの音楽に取り込んできました。ブルーズ・ベースのハードロックにない、躍動感がすごく異色…
デイヴ・クラーク・ファイヴのマイク・スミスと第2期マンフレッド・マンのマイク・ダボの共演で、76年のスミス&ダボのアルバムから。この組み合わせからものすごく後ろ向きの、ノスタルジアサーキット的なものを最初に感じてしまうのですが、意外とまとも。…
JAのピークはやはり「Volunteers」だと思います。政治的なものを含むメッセージ性も一番高い。CS&Nのファーストでも歌われた"Wooden Ships"はクロスビーの所有していたヨットがそもそものヒントになっていたということです。https://www.youtube.com/watch?v…
「Living In The USA」('78)からのウォーレン・ジヴォン作品。ねばりつくような演奏と拮抗するリンダのvoが素晴らしいのです。コーラスは"Just One Look"のコンビーパトリック・ヘンダ―スンとシャーリー・マシューズです。https://www.youtube.com/watch?v=f…
■First Time Love / Livingston TaylorJTの弟、リヴの最大のシングルヒットが80年のこの曲です。レーベルがEpicということもあって日本ではAOR風味で売り出されてました。キャッチーなメロディーで派手派手な押し付けがましさがないのですけど、この人の持ち…
■First Light / Camelリチャード・シンクレアが参加した事でぐっとキャラヴァン度があがったキャメルの「Rain Dance」('77)の1曲目です。百戦錬磨のメル・コリンズも参加して演奏力も強化されています。このインストはムード・プログレと揶揄(例によって渋谷…
「Get Closer」にはジム・ウェッブ曲が2つあって、その1つがこの"Easy For You To Say"でサードシングルとしてカット。最高位54位と奮いませんでしたが、独特のアダルトなムードが眩しい。とりわけエンディングのスキャットにはぐっときます。 https://www.y…
あちこち色々聞くんでなんでも好きだと思われてる様ですが、一番苦手なのはこういうグリーンスレイドみたいなタイプです。オルガンやシンセやメロトロンの音は好きですけど、目まぐるしく展開が変わるこの手のやつはなかなか疲れます(カンタベリー系は全然OK…
カーラ・ボノフを見出したといっても過言ではない「風にさらわれた恋」の3曲の1つです。コーラスでカーラとウェンディ・ウォルドマン。そしてケニー・エドワーズ(b)とアンドリュー・ゴールド(kb)ですから。ブリンドルの4人が顔を合わせた事になります。カーラ…
■The Day The Lights Went Out / Genesis78年のシングル"Many Too Many"のB面に入った2曲の未発表曲はなんてゴーカなんだと思いました。3人になって創作意欲がさらに増したのかポップで英国的で従来のファンでも楽しめるコンパクトな曲を量産しています。"Th…
■Light Shine / Jesse Colin Young70's半ばジェシ・コリン・ヤングをよく理解してた人たちはヤングブラッズからのシンパで、なかなか新参者が入る隙間はなかったような感じです。東から移動して西に来た事は置いといても、いわゆる西海岸の面々よりも知性的…
エドガー・ウィンターのホワイト・トラッシュの1枚目に入った”Dying To Love”は渾身のバラードですが、これをスコットランドのメイ・マッケナ(コントラバンド)のヴァージョンで。Transatlanticから出たこのソロはジョン・レノンの”Imagine”もカヴァーする…
■Shine On / BadfingerApple時代の音源が軒並み廃盤で手軽に聞く事が出来なかった頃、Warner Bros時代の2枚は楽に聞けて、Edselから出たベストも買いましたし、2枚ともいち早くCD化されたりしてましたが、決まって「古参の識者たち」のいう「Apple時代に比べ…
■I Know The Sun Don't Shine / The Rumbledown Bandディランの"やせっぽちのバラード"のリフを借りたこの曲は、フランキー・ミラーが3枚目の「The Rock」('75)に入れるアンディ・フレイザー曲ですが、このヴァージョンはポール・コソフのコンピ「Blue Soul…
ブルース・スプリングスティーンのカヴァーとなる”Across The Border”はエミルー・ハリスとの「Western Wall」('99)から。何とこの曲でgを弾きハモるのはアンディ・フェアウエザー・ロウで、いったいどんなつながり?ハーモニカはすぐわかるニール・ヤングで…
天下のロビン・トロワーもそういうくくりではシングルヒットが”Caledonia”のみの一発屋になります。76年の「Long Misty Days」に入ったファンキーなナンバー。ジム・デューワーのvoもよいのです。最高位82位。https://www.youtube.com/watch?v=Ip4lmBf5r90
■Who Loves The Sun / Velvet Undergroundダグ・ユール色が濃くなったヴェルヴェット・アンダーグラウンドの4枚目「Loaded」のオープニングとなったフォークロック。あっけらかんとした明るさが地下道への階段から何かが湧き上がってくるジャケットのイラス…
■Set The Controls For The Heart Of The Sun / Pink Floyd「神秘」という邦題がついた68年のピンク・フロイドのセカンドは、シド・バレット在籍のままデイヴィッド・ギルモア(g)が加わった5人体制の唯一の作品。とは言ってもレコーディング時にバレットは脱退…