2018-05-01から1ヶ月間の記事一覧

【土曜はフォークロック】ボー・ブラメルズ

シスコから登場したボー・ブラメルズはブリティッシュ・インヴェイジョンへの米国からの回答(こういう紋切り型の物言い、よくありますよね)と言われてましたが、デビューは64年でバーズよりも早いのです。哀愁のメロディの"Laugh Laugh"はデビュー・ヒット…

【続ウルトラな日々】侵略者を撃て

マン、第2話 言わずと知れたバルタン星人登場の回です。イデ隊員(二瓶正也)のコミカルな面が強調されて、冒頭画面の向こうの子供たちに向かって話しかけ、最後にちゃんとオチを付けます。マンで宇宙人が出てるのはバルタンの2回を入れて4回しかありません…

【名曲リレー570】moonlight#2

■Moonlight Mile / The Rolling Stones('71)「Sticky Fingers」に入ったちょっとオリエンタルなムードのバラードでキース・リチャーズは未参加だそう。ポール・バクマスターのstringsとジム・プライスのpienoがすごくこの東洋ムードを盛り上げます。昔からよ…

【スワンプ・フライデー】ディンズモア・ペイン

リック・ディンズモアとアーニー・ペインのデュオで73年にUAから1枚出してます。レコ屋でも見かけた事もないレアな1枚なんでしょう。Big PinkでもCD化されてないと思います。ザ・バンド的な甘さとゴスペル風スワンプの中間でナッシュヴィルとLA録音です。Mur…

【フリートウッド・マック関連の70曲】52・Behind The Mask('90)

リンジーが抜け新メンバー(ビリー・バーネットとリック・ヴィトー)が加わった「Behind The Mask」の状況は先日のリンジーの脱退とマイク・キャンベル(元トム・ペティ&ハートブレイカーズ)とニール・フィン(元クラウデッド・ハウス)の参加のニュースを思…

【名曲リレー569】dancing#3

■Dancing In The Moonlight / Thin Lizzy('77)ブライアン・ロバートソンが事実上脱退してジャケットにも残り3人しか映っていない「Bad Reputation」からのシングル曲で多分当時聞いてたはずだけど、ハードロックっぽくなくてスルーしてたんだろうなあ。今聞…

【フリートウッド・マック関連の70曲】51・Friend / Christine McVie('04)

再結成マックには加わらず引退が伝えられてましたので突然リリースされた「In The Meantime」(Sanctuary)にはびっくり。しかも現役感バリバリで二度びっくり。1曲目の”Friend”は"You Make Loving Fun"風のイントロでニヤリです。甥のダン・パーフェクトやら…

【木曜は71年もの】マーク・ベノ

テキサス出身のマーク・ベノは、60'sにリオン・ラッセルとアサイラム・クワイアを組んでいたギタリストです。アサイラム・クワイアはヴァン・ダイク・パークス的な世界観の「つくりもの的」虚構の世界を描いたもので、僕はそれほど面白いとは思いませんでし…

【和ものの水曜日】茶木みやこ

ピンク・ピクルスというデュオにいたと言う茶木みやこといえば、古谷一行が金田一を演じたTVドラマシリーズの主題歌のこの曲で知りました。このシングルヴァージョンは四人囃子がグッドグリーフ名義で参加してるとか。つべで探すと横溝正史シリーズの動画が…

【名曲リレー568】dancing#2

■Dancin' Jones / Nicolette Larson('78)ニコレット・ラーソンのセカンド「Nick Of Time」はAORとニュー・ウェイヴに侵食される前の正統的なカリフォルニア・ロックの最後の砦的な1枚だったと僕は思ってます。その1曲目はディノ&センベロのカヴァーの"Dancin'…

【フリートウッド・マック関連の70曲】50・Sentimental Lady('72)

ボブ・ウエルチがソロでも取り上げたヴァージョンはちょっと洗練されすぎていてなあ、と後になって思いました。オリジナルは「Bare Trees」に入ったヴァージョン。"悲しい女"というとってつけたような邦題が、この時期のマックに対するワーナー洋楽部の姿勢を…

【火曜はカヴァー曲のカ】Walk Away Renee

レフト・バンクのこの曲も数多くのカヴァーがあります。ラズベリーズ、シンディ・ローパー、フォートップス、ボン・ジョヴィ、ビリー・ブラッグ、サウスサイド・ジョニーと幅広いです。今日はテリー・リード。いつも初代のゼッペリンのvoを断ったと言う枕が…

【名曲リレー567】shadow#3

■Shadow Dancing / Andy Gibb('78)ビージーズのギブ兄弟の末弟アンディ・ギブはビージーズの人気絶頂の頃デビューしガンガンヒットを飛ばしましたが若くして亡くなっています。この"Shadow Dancing"は,"Thicker Than Water"に続くヒットで、#1になりました。…

【フリートウッド・マック関連の70曲】49・Say You Will('03)

クリスティン未参加のまま再結成となった03年の「Say You Will」(Reprise)からのタイトル曲はスティーヴィーが歌うもの。声もめっきり低くなりそれまでのガーリーな曲はさすがに無理と踏んだのか、リンジーが書く曲をスティーヴィーが歌った様な印象です。ht…

【名曲リレー566】shadow#2

■Shadows / Joe Walsh('83)イーグルスに参加後のジョーのソロは、ロックンロールとレゲエがミックスされたものが多かったのですが、時折ソロ初期のようなへヴィ・ロックをやる事がありました。「You Bought It-You Name It」(買ったやつが名前付けろ!って感…

【月曜の女たち】ルー・ヘイルズ

詳細不明で77年のMyrrhから1枚出してる英国の女性シンガー。Myrrh(マー)と言うレーベルはクリスチャン・ミュージックの会社なんで、そっち系の歌を歌った人でしょう。ストリングスやオーケストラをバックに歌いあげるMORですけど、こういうの苦手なはずな…

【フリートウッド・マック関連の70曲】48・You Make Loving Fun('76)

「噂」の正規ヴァージョンでは短くなってましたが、拡大ヴァージョンでは長い方も公式に出ております。なんといってもクリスティンの代表作だけあって長い方も楽しい。この動画は長いほうのスタジオ・ライヴで拡大ヴァージョンのものとはまた別もの。Rosebud D…

【フリートウッド・マック関連の70曲】47・Need Your Love So Bad ('68)

リトル・ウィリー・ジョンの有名なブルーズをカヴァーした68年のシングル。ブルージーなg、歌声とストリングスが不思議に合っていて面白い。僕が初めて聞いたのは「Secret Policeman's Concert」でスティングが歌ったヴァージョンでした。この時期しばしばレ…

【ニチヨーロピアン】ゴールデン・イヤリング

60's初めに結成され現在も活動を続けるオランダのバンドがゴールデン・イヤリングです。73年に世界的にヒットした”Rader Love”は、いかにもあの頃のロックらしいヤバイムードを醸し出してます。https://www.youtube.com/watch?v=Zf53Pg2AkdY

【土曜はフォークロック】ジャッキー・デシャノン

60's初めから活動を続けるsswジャッキー・デシャノンは、70's初めのsswのブームの頃に、ヴェテランとしての意地なのかこのブームに乗る事を避けてしまった関係上、その文脈であまり語られる事が少なくなってしまいました。よってキム・カーンズによる"Bette …

【フリートウッド・マック関連の70曲】46・Over And Over('79)

「Tusk」の1曲目がこの派手さのないクリスティン曲だった事に最初はびっくりだったのですが、まさしくじわじわ好きになるタイプの曲でした。この人の書く歌詞は平易な言葉を使ってのラヴソングが多いのですが、これもまたそうです。かゆい所に手が届くような…

【名曲リレー565】song#3

■Shadow Dream Song / Gregg Allman ('77)ジャクソン・ブラウンの最初期の青き時代の習作としてトム・ラッシュ、スティーヴ・ヌーナンらが取り上げた”Shadow Dream Song"を友人であるグレッグ・オールマンが、当時の恋人シェールと共作したオールマン&ウーマ…

【フリートウッド・マック関連の70曲】45・Rhianon('75)

「ファンタスティック・マック」の中でスティーヴィーを印象付けたこの曲は、ウェールズの魔女についての歌だといつも歌う前のMCで話してました。実は”I Don't Want To Know”や”Monday Morning”同様バッキンガム・ニックス時代のナンバーだった事が先日復刻さ…

【スワンプ・フライデー】カープ

テキサスで結成され、LAへ出て来て録音したカープの唯一作です。俳優のゲイリー・ビュージーがいたという事ですが、去年やっと韓国盤CDで聞く事が出来ました。リオン・ラッセルの弟子筋にあたるダニエル・ムーアやバズ・クリフォードが製作にかかわったLAスワン…

【名曲リレー564】song#2

■Song For Lee / Butterfield Blues Band('70)バタフィールド・ブルーズ・バンド最終作の「Sometimes I Feel Like Smilin'」は、次のステップのベターデイズに近い部分も感じられてなかなかカッコイイ。もはやブルーズ・バンドという固定観念は取り払われる…

【続ウルトラな日々】ウルトラ作戦第1号

マン、第1話 このウルトラ作戦とは、宇宙の旅で疲れ、潜水艇で湖底で休んでいるベムラーの寝首をかき、水中から出てきたところをビートルのミサイルで叩く、という作戦です。記念すべき「ウルトラマン」の第1話なので説明的なのですが、カラータイマーの説明を…

【木曜は71年もの】ジョニー・ウィンター・アンド

リック・デリンジャーが加わったJWAのライヴ盤はロックンロールのスタンダード中心ですが、当時の感覚でも結構ハードロック寄りの感じ。ただ77年に再発された時、中坊の僕はこの選曲が渋すぎてスルーしてしまったのでした。https://www.youtube.com/watch?v=…

【フリートウッド・マック関連の70曲】44・Lay It All Down('71)

「Future Games」に入ったボブ・ウエルチ曲はまずタイトル曲が挙がるでしょうが、シンプルなブギロックの"Lay It All Down"も捨てがたい魅力があります。ボックスの「The Chain」に入ったのは別ヴァージョンでこっちもカッコイイ。動画はBeat Clubからで、ダ…

【名曲リレー563】last#3

■Last Song / Edward Bear('71)カナダのエドワード・ベアーって実はもっとニューロック的なテイストが本質の様で、このメロディアスなヒット曲"Last Song"はあくまでも例外。でも沁みるんですよ、いいメロディーの失恋ソング。https://www.youtube.com/watch…

【和ものの水曜日】ちわきまゆみ

昨日お友だちが書かれてたちわきまゆみは、調べてみたら同じ学年!80'sに「宝島」周辺でよく見かけてました。イメージとしては「グラムロックをやったバーバレラ」。まんまTレックスなこの曲も嫌みなく応援したくなります。歌詞はくらもちふさこが書いてるん…