stills

【スティルスの50曲】50・Suite:Judy Blue Eyes

と言うわけで最後はCS&Nのデビュー作のトップに入った"Suite:Judy Blue Eyes"です。最近長年の交流が復活したと言うニュースが伝えられたジュディ・コリンズのことを歌ったものです。ライヴでの弾き語りよりもダビングを重ねたスタジオ盤での演奏が素晴らしい…

【スティルスの50曲】49・New Mama

その昔世間ではスティルスとヤングを永遠のライヴァルみたいにして煽りましたが(最近では差が付き過ぎて何もいいません)、意識してるのはスティルスの方で、ソロでも"The Loner","Only Love Can Break Your Hearts"やこの"New Mama"をカヴァーしたり、"Helpl…

【スティルスの50曲】48・Can't Get Enough

何を思ったのか13年にバリー・ゴールドバーグ(kb〜元エレクトリック・フラッグ,KGB)、ケニー・ウェイン・シェパード(g)と組んだブルーズ・ロック・トリオのライズ(Rides)のナンバーです。https://www.youtube.com/watch?v=c1iwFuHp9VE

【スティルスの50曲】47・It Doesn't Matter

マナサスのファーストに入った"It Doesn't Matter"は、マナサス解散後スティルスのバンドに加わった事もあるフライング・ブリトウズのリック・ロバーツがソロで、そして後に組んだファイアフォールで取り上げたナンバーですが、そっちは歌詞が替えられていま…

【スティルスの50曲】46・War Games

いよいよフィナーレに向かう感じです。46曲目はCS&Nの"War Games"。同名の映画用に作られましたが結局映画では使用されませんでした。いかにも80's型の音ですけど結構好きなんです。寄せ集めた「Allise」('83)からです。https://www.youtube.com/watch?v=-ln…

【スティルスの50曲】45・Season Of The Witch

アル・クーパー、マイク・ブルームフィールドの歴史的な「Super Session」('68)から。ブルームフィールドの不調で助っ人として参加したB面ではディランやドノヴァンの曲をカヴァー。いわゆるギタリストしての知名度が上がった1枚でバッファロー解散からCS&N…

【スティルスの50曲】44・Singin' Call

「2」に入ったフォーク・ブルーズ的な曲で、”4+20”やらマナサスの1枚目に入った"Blues Man"更には"Word Game"に通じるもの。09年に出たCS&Nの「Demos」(Rhino)にも弾き語りで収録。また「Stills Alone」でも再録音されています。この張り詰めた様なアコギ…

【スティルスの50曲】43・My Angel

元々はバッファロー時代に書かれたもので(バッファローのボックスに収録)、74年の「Stills」に収録されたダラス・テイラーとの共作です。この二人とジョー・ララ(perc)によるシンプルな演奏。派手さはないけどそこはかとないラテンテイストがよいです。ただ…

【スティルスの50曲】42・Old Times Good Times

ファースト・アルバムのロンドンセッションでジミ・ヘンドリックス(g)が参加した曲です。ここではgをジミに任せてスティルスはワイルドなorganに専念。両者のバトルは十分聞きごたえあります。https://www.youtube.com/watch?v=ph_E6tugYLg

【スティルスの50曲】41・4+20

CSN&Y名義の「Deja Vu」に入った"4+20"は、スティルスにアコギの弾き語りで名義はCSN&Y。こういうのはビートルズもやってましたが、当時は??と言う感じだったかもしれません。https://www.youtube.com/watch?v=db3K8m9NzpA

【スティルスの50曲】40・Cuba Al Fin

これも別に名曲でもなんでもないんですが珍しいんで。79年の「Havana Jam」というライヴ盤(他にはクリス&リタ、イラケレ、ファニア・オールスターズらサルサ勢、ウエザー・リポートら)に入った曲でスペイン語で歌われるラテンテイストの強い曲。当時のバン…

【スティルスの50曲】39・Isn't It About Time

マナサスのセカンド「Down The Road」の1曲目。ザラザラしたスライドはアル・パーキンスではなくスティルスが弾いてます。ボックスのクレジットによってパーキンス未参加と言う事がわかりました。最近でもないけどソロでもやってます。https://www.youtube.c…

【スティルスの50曲】38・As I Come Of Age

元々は75年の「Stills」に入った曲でしたが(dsはリンゴ・スターでした)、81年のCS&N再結成時にもレコーディングされました。その音源はボックスで聞けますが、意外といいのです。 ポインター・シスターズのカヴァーもあります。今日はCS&Nヴァージョンを。ht…

【スティルスの50曲】37・Helplessly Hoping

CS&Nのファーストの中ではあまり目立たない"Helplessly Hoping"もまた長く歌い継がれているナンバーです。今日はウッドストックのヴァージョンを。スティルスのフォークロアなこの衣装は割とよく見かけます。https://www.youtube.com/watch?v=iC2cJHGwoZU

【スティルスの50曲】36・Witching Hour

元々はマナサスのセカンド用に用意されながら漏れてしまい、クリス・ヒルマンが76年の初ソロ「Slippin' Away」で取り上げたもの。12年に復刻された「Pieces」というマナサスの未発表曲集に、スティルスのvoヴァージョンが収録。たしかにちょっとなめらか過ぎ…

【スティルスの50曲】35・Stranger

50曲に選ぶほどの名曲でもないけどクリップのあるんで珍しいから。「Right By You」('84)からのシングル曲で、61位まで上昇。いかにも80'sロックでスティルスらしさはラテン風味と言うくらい。ジョージ・ペリー(b)、ジョ−・ララ(ds)、マイク・フィニガン(kb)…

【スティルスの50曲】34・Black Queen

最近はあまりやらないのかなあ。一時期はエレクトリックなヴァージョン(”Go Back Home”的なブギになります)もフォークブルーズ的なアコースティック・ヴァージョン(ファーストにはこっちのヴァージョンで収録)もいろいろやってた曲です。有名な「Superstar…

【スティルスの50曲】33・For What It's Worth

66年のLAのサンセット・ストリップの若者たちの暴動(と警察当局の鎮圧)にヒントを得てスティルスが書いたバッファロー・スプリングスフィールドの最大のヒットです(最高位6位)。CS&N時代もステージでとりあげていました。暗示的な歌詞もいいですが、gが…

【スティルスの50曲】32・You Can't Dance Alone

「Thoroughfare Gap」のプロモートのツアーはボニー・ブラムレット(vo)を加えたカリフォルニア・ブルーズ・バンドでした。アルバムではディスコっぽく失笑気味でした"You Can't Dance Alone"はラテンロックとしてよみがえってます。スティルス本人がperc叩き…

【スティルスの50曲】31・Johnny's Garden

マナサスのファーストに入った広がりを持ったアコースティックなナンバー。ダラス・テイラーとジョー・ララの打楽器以外はスティルスによるもの。タイトルのジョニーとは、イギリスのエルストンに持っていたブルックフィールド・ハウスという邸宅の庭師の名…

【スティルスの50曲】30・Marianne

「2」に入った軽快なヒットシングルです。こもったgのリフ勝負のアイディア勝ちの曲。まあ勢いのある時は何をやってもいいのですよね。https://www.youtube.com/watch?v=_clcTHHKQLc

【スティルスの50曲】29・I Give You Blind

77年の「CSN」に入ったスティルス曲で、ストリングスとピアノとギターがいい塩梅でからむ隠れた名曲です。ただし近年オリジナルミックスよりも80年に出たCS&Nのベスト盤「Replay」に入ったミックスを好み、2つのボックスでもこのヴァージョンを入れています…

【スティルスの50曲】28・Thoroughfare Gap

78年の同名作からタイトル曲の”Thoroughfare Gap”です。シンプルなアコギの弾き語りで抑揚を付けたメロディは、”Changing Partners”風でもあります。79年のカリフォルニア・ブルーズ・バンドをバックにしたライヴ動画がありましたが、この曲ではもちろん一人…

【スティルスの50曲】27・Daylight Again〜Find The Cost Of Freedom

"Find The Cost Of Freedom"はCSN&Yの"Ohio"のB面曲でアカペラで歌われる反戦曲ですが。まさかこの曲の意味が問われるような社会情勢になってくるとはかつては思ってっませんでした。CS&Nの「Daylight Again」のラストにタイトル曲と共にメドレーで挿入され…

【スティルスの50曲】26・Colorado

リンダ・ロンシュタットがカヴァーした"Colorado"はリック・ロバーツ作なんで別曲です。未だにそういう間違いがまかり通っている事が多いので。マナサスのファーストに入ったカントリー・ロック・ナンバー。こういう曲を引き出したのはクリス・ヒルマンとの交…

【スティルスの50曲】25・Word Game

アコギを使ったフォークブルーズですがテンポが速く、攻撃的なブルーズです。「2」に入っていた曲でライヴではしばしばアコースティック・セットで取り上げられチャック・ベリーの”You Can't Catch Me”とメドレーで演奏される事も多いです。動画は74年のCSN&Y…

【スティルスの50曲】24・Go Back Home

キリンのファーストに入ったクラプトン参加曲。69年のロンドンのIsland Studioセッションの曲で、ブルーズとブギの中間でこういう曲をもっとやって欲しかった。動画はマナサス直前の71年のライヴらしい。ファジー・サミュエルズ(b)、ダラス・テイラー(ds)、…

【スティルスの50曲】23・Southern Cross

CS&Nの「Daylight Again」('83)からの"Wasted On The Way"に続くシングルでした。元々S&Nの共作として話が進められてきたものがCの状態が回復してきたのでCS&Nの形になったといわれています。この曲はクレイジー・ホースのカーティス兄弟がスティルスに贈っ…

【スティルスの50曲】22・Turn Back The Pages

傑作「Stills」('74)の冒頭を飾った"Turn Back The Pages"はラテン風味も加えたロックンロールです。マイアミのクリテリア録音で、クラプトン・バンドのマーシー・レヴィーがコーラスで参加。他にはドニー・デイカス(g)、タビー・ジーグラー(ds)、ジョー・ラ…

【スティルスの50曲】21・High Flying Bird

バッファロー以前に参加していたオウ・ゴー・ゴー・シンガーズ(Au Go-Go Singers)はグリニッジ・ヴィレッジ周辺によくあった大所帯のフォーク・コーラス・グループですが、スティルスが歌う"High Flying Bird"(ジュディ・ヘンスキのレパートリーだったそう…