2018-03-01から1ヶ月間の記事一覧

【英サイケの50曲】44・Wish I Was Five / Scrugg('68)

ジョン・コンゴスがいたという事は知らなかったスクラッグは、元々南アフリカ出身のバンドだそうです。Pyeに残したシングルのB面の”Wish I Was Five”は金属的なイントロからどんどん盛り上げるポップなサイケの隠れた名曲だと思います。discogによるとハード…

【木曜は70年もの】Brook Benton

ちょっと気分を変えてブルック・ベントン行きましょう。トニー・ジョー・ホワイト作の”Rainy Night In Georgia”を取り上げこの年#4まで上がるヒットにしています。濃厚な南部臭、洗練度と色気が入り混じった独特の男くさい世界です。https://www.youtube.com/w…

【名曲リレー520】wall#2

■The Walls Come Tumbling Down / The Style Council('85)スタカンの久々の熱い曲でした。85年のシングルで「Our Favorite Shop」に入ったR&Bマインドに溢れたナンバー。このPVも懐かしい。https://www.youtube.com/watch?v=k5HfOipwvts

【和ものの水曜日】ファニー・カンパニー

名前は知ってるけどあまり聞いたことないバンドは特に日本に多いです。ファニー・カンパニーは桑名正博がいた関西のバンドで、東のキャロル、西のファニカンなんていわれてたそうな。73年のデビュー作に入った有名な"スウィート・ホーム大阪"は、ロバート・…

【70'sのロイ・ウッド】7・Angel Fingers('73)

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73年4月に"See My Baby Jive"が出て、同時にLP「Wizzard Brew」も出るのですがヒットシングルの楽しさとは別物の混沌とした内容で、アルバムとシングルを分けて考えてるのはムーヴ時代と同じです。リリース元のHarvestはEMIのアンダーグラウンドなレーベルだ…

【英サイケの50曲】43・It's So Easy Falling / Manfred Mann('68)

ポップなサイケという事でマイク・ダボ期のマンフレッド・マンを挙げときましょう。これはもうマンのkb類がモッドなオルガンからシンセやメロトロンに移ってノスタルジックなムードを醸し出してる事がサイケ化の原動力でしょう。初代voのポール・ジョーンズ…

【君の名は…】63・Genevieve / Andrew Gold('78)

アメリカ人にとってもフランス人女性は、ミステリアスに感じるのかなあ? このシンプルなラヴソングはアンドリュー・ゴールドの3枚目に入ってました。https://www.youtube.com/watch?v=jLaeeCPVBd4

【英サイケの50曲】42・New York Mining Disaster 1941 / Velvet Fogg('69)

後にウォーホースに加わるフランク・ウィルソンのorganをフィーチャーしたヴェルヴェット・フォッグはPyeからデビューした4人組です。カヴァー曲が多くこれはビージーズのナンバー(他にはトーネイドスの"Telster"もカヴァー)でサイケ風に料理しています。ジ…

【火曜はカヴァー曲のカ】P F Sloan

ジム・ウェッブが書いてアソシエーションがとりあげた”P F Sloan”は、実在したDunhillレ-ベルのsswの事を歌っています。ちょうどスローンがシーンから消えてしまった時期でした。一番好きなカヴァーはジェニファーのReprise盤でのやつですが、今日は英国のユ…

【名曲リレー519】flower#3

■Wallflower / The Monochrome Set('85)モノクローム・セットのトロピカルソングで12"をよく聞いてた事を思い出す懐かしい曲です。このバンドはギターポップバンドですが、ヘンタイ的なところ、アヴァンギャルドな面もあって大好きというわけでもないのです…

【70'sのロイ・ウッド】7・See My Baby Jive('73) 

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73年は間違いなくロイ・ウッドの年でした。#1が3曲生まれたのもすごい。しかしこのメイクと衣装で当時のロンドンっ子たちはよく支持したなあ?とつくづく思います。個人的に初ロイ・ウッドが萩原健太さんのラジオで聞いたこの曲なんで懐かしい(80's後半)。フ…

【月曜の女たち】ローラ・ニーロ

年末に初期の2枚が再発されたローラ・ニーロです。デモの様な手触りながら愛すべき感満載のファーストに比べるとセカンドの「Eli & The 13th Confession」はゴージャスな音も歌声もずいぶん力強くなっています。ゴスペル感満載の"Eli's Coming"はドラマティ…

【英サイケの50曲】41・Everyone's Gone To War / Frsh Maggots('71)

RCAに1枚LPがあるフレッシュ・マゴッツはジャケットをキーフが手掛けてる事もあってコレクターには注目されてるアシッド・フォーク系のデュオですが、内容はかなり混乱気味。アコギとファズgが共存する不思議な世界の”Everyone's Gone To War”は、この奇妙な…

【名曲リレー518】flower#2

■Trees And Flowers / Strawberry Switchblade('83) "Since Yesterday"でブレイクする前にストロベリー・スウィッチブレイドがリリースしていた心やさしいフォークロックです。oboeはドリーム・アカデミーのケイト・セント・ジョン、アコギはロディ・フレイ…

【70'sのロイ・ウッド】6・Ball Park Incident('72)

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ELOからビル・ハント(kb,horn)を引き連れて、ムーヴの元同僚のリック・プライス(b)がやってたモングレルのメンバーと合流して組んだのがウィザードです。ムーヴ後期から独特のファッションセンスでしたロイ・ウッドですが、ウィザードでは奇妙なメイクを施し…

【日曜インスト】Marathon Man / Wizzard('74)

ロイ・ウッドのウィザードはシングルのB面にインストという、スペクター方式を意識したのかもしれません。HarvestからWarner Brosに移籍した74年に出した"Are You Ready To Rock?”のB面に入ったモンドなインスト。el-sitarの響きが下世話でたまりません。htt…

【英サイケの50曲】40・Flight From Ashiya / Kaleidoscope('67)

後にフェアフィールド・パーラーと改名するカレイドスコープは67年にFontanaからデビューした4人組。日本での知名度はイマイチですが、このバンドを激愛する女性を知っております。酩酊感もある独特の音です。voのピーター・ダルトリーは90'sになって音楽活…

【名曲リレー517】evil#3

■Flowers Of Evil / Mountain('71)僕の初マウンテンは廉価盤で出たこの「悪の華」でした。タイトル曲はすごくカチッと様式にはまったハードロックです。レスリー・ウエストのgとvoもいいのですが、的確なサポートに徹したスティーヴ・ナイトのピアノもよい感じ…

【70'sのロイ・ウッド】5・When Gran'ma Plays Banjo('72)

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ウィザード結成前にロイ・ウッド初のソロシングルが出てます。"When Gran'ma Plays Banjo"はタイトル通りbanjoが入った軽快なもの。おそらくはウッドひとりの録音でしょう。ノヴェルティ・ソングっぽい感じです。後にソロ「Boulders」に収録されています。 h…

【英サイケの50曲】39・Feeling High / Mellow Candle('68)

72年にDeramから「Swadding Songs」というフォークロックの傑作を出すメロウ・キャンドルもサイケ時代の68年にひっそりとSNBと言うレーベルにこんなシングルを出してました。後のしっとりフォークとはずいぶん違うポップソングですが、作者はクローダー・シ…

【土曜一発屋】Keep On Running Away / Lazy Racer('79)

1hw

A&Mからデビューした6人組レイジー・レイサーの事は覚えてます。クイヴァーのティム・レンウィック(g,vo)、新しいラインナップとなったクラプトン・バンドに加わったと報じられたデイヴ・マーキー(b)とヘンリー・スピネッティ(ds)、ゲイリー・オガンとの「Po…

【名曲リレー516】evil#2

■Evil Woman / Spooky Tooth('69)マイク・ハリソンとゲイリー・ライトのツインvoツインkbのスプーキー・トゥースは当時としては結構ヘヴィな音をやってます。これは「Spooky Two」に入ったナンバーでハイトーンのハリソンのvoをフィーチャーしています。http…

【金曜A&B】クリス&リタ

A+B

クリス・クリストファソン&リタ・クーリッジ夫妻は一時クリス&リタとして活動してました。僕はクリストファソンの良さがよくわからない人なんで、この「Breakaway」('74)しか聞いて事ありません。”What'cha Gonna Do”はカントリー・ロックのコンピにも入って…

【70'sのロイ・ウッド】4・California Man

rw

72年にはムーヴは解散してもうELOと言う認識でしたが、そういうわけではなく5月に最後のシングルとなる”California Man”(#7)が出ます。オールドR&Rスタイルのナンバーで、僕はチープ・トリックのカヴァーで知りました。動画はTOTPのスタジオ・ライヴ。 B面は…

【英サイケの50曲】38・Strawberry Fields Forever / Plastic Penny('68)

後にコチーズ〜プロコル・ハルムのミック・グラバム(g)、後にサヴォイ・ブラウン〜UFOのポール・レイモンド(kb)、後のエルトン・ジョンのナイジェル・オルソン(ds)と言うメンツからしてすごいものを期待すると大いにこけるプラスティック・ペニーです。基本…

【70'sのロイ・ウッド】3・The First Movement

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71年12月にはムーヴが移行したエレクトリック・ライト・オーケストラのファーストが出て、72年に入ると"10538 Overture"がシングルカット。ジェフ・リンがイニシアティヴを取ったELOはロックバンドに弦楽器奏者が加わったユニークなスタイルでした。そのシン…

【君の名は...】62・Sunny / Design('72)

ボビー・ヘブのヴァージョンが日本ではとてもよく知られてました。エレクトリック・フラッグもシングルのB面でやってましたが、今日は英国のソフロ、デザインのヴァージョンで。ソフロと言うかサンシャイン・ポップ、ハーモニー・ポップとか言われるMORでロ…

【英サイケの50曲】37・Peacefully Asleep / Life'N'Soul('67)

再びマイナーどころに戻りまして(^^; Deccaに2枚シングルがありますライフンソウルです。ポップなメロディーとコーラスですが、歪んだgの味わいがかなり好みです。これは最初のシングル"Ode To Billie Joe"のB面になります。prodのスティーヴ・ローランドは、…

【木曜は70年もの】ケヴィン・エアーズ

80'sかなあ、下北沢の線路沿いにあったロック・バーの玄関?にケヴィン・エアーズの「Shooting At The Moon」のジャケットのポスター?が貼ってあって、LPが入手困難な時代だったからすごく印象に残ってました(入った事はなかった)。ケヴィン・エアーズの2枚…

【名曲リレー515】wind#3

■Evil Wind / Bad Company('79)IslandからSwan Songに移ったバッド・カンパニーの「Desolation Angels」は久々に出たアルバムで新作としてリアルに購入。荒涼とした風景を切り取り加工したヒプノシスのジャケットもそうですが英国ロックというよりも米サザン…