2018-05-01から1ヶ月間の記事一覧

【Islandレーベルの70曲】3・I A Rebel Soul / Aswad('75)

ノッティングヒル周辺の在英二世ジャマイカンによって結成されたアスワド(バンド名はアラビア語で「黒」の意味とか)は、マトゥンビ、スティール・パルス(「平等の権利」というアルバムを出してました)と並んでブリティッシュ・レゲエの代表バンドでした。…

恩田陸リスト

(1)六番目の小夜子(1992年 新潮文庫 ) (2)球形の季節(1994年 新潮社 1999年 新潮文庫 )★★★ (3)不安な童話(1994年 祥伝社ノン・ノベル 祥伝社文庫 / 新潮文庫、) (4)三月は深き紅の淵を(1997年 講談社 2001年 講談社文庫)★★★★ (5)光の帝国 常野物語(…

【木曜は71年もの】メラニー

キュートなルックスとは裏腹なハスキーな歌声は、メラニーの存在感を逆に際立たせた感じです。Buddhaから独立して自身のレーベルNeighborhoodを立ち上げての第1弾「Gather Me」からは愛されキャラ満載の”Brand New Key”が大ヒットしています。その後長い活動…

【名曲リレー584】clown#2

■The Clown / Eire Apparent('69)エアラ(エール?)・アパレントは、sswアーニー・グラハムがいたアイルランドのサイケ・ガレージ・バンドでジミ・ヘンドリックスがprodした「Sunrise」が米Buddhaにあります。ソフト・マシーンのロバート・ワイアットをフィ…

【Islandレーベルの70曲】2・ Pyjamarama / Roxy Music('73)

断片的にはあれこれ知ってますが、聞きこんでるわけでもない、総じて苦手なバンドに入るロキシー・ミュージックは、わかりやすいデフォルメされたロックンロールもあれば、ちょっと手に負えない前衛性を持ったもの(これはそのままオルタナティヴ的でした)…

【和ものの水曜日】乱魔堂

ブラインド・レモン・ジェファーソンにいた洪栄龍(g,vo)が72年に組んだ乱魔堂が、ゴリゴリのブルーズ系ハードロックに聞こえなかったのは事務所がはっぴいえんど系列の風都市だったこともあるのでしょうか。ポリドールから出た「乱魔堂」は唯一のLPでした。ht…

【Islandレーベルの70曲】1・Don't Say You Love Me / Free('70)

トップ・バッターは、初めて買ったIslandのアーティストのフリーです。そのアルバムは77年にROCK GREATEST1500として東芝EMIから廉価盤で再発された「Fire And Water」でありました。そこに入った"Don't Say You Love Me"はマイナートーンのバラードですが、…

【Islandレーベルの70曲】introduction

その昔【島の人たち】と言う括りで始めた企画も74年あたりで頓挫してしまいました。今回リヴェンジです。クリス・ブラックウェルが設立し、スカから始まり、オーソドックスなある意味英国らしいロックからニュー・ウェイヴ〜レゲエまで、ロックなスピリット…

【フリートウッド・マック関連の70曲】70・Second Hand News('76)

最後はこれと決めてました。”セコハンニュース”。「噂」を買って躍動的なイントロが聞こえてきた瞬間、このアルバムはアタリと思いました。リンジーの弾くgのハーモニックスが心地いいのです。https://www.youtube.com/watch?v=a7fWDwJEzw8

【火曜はカヴァー曲のカ】Itchycoo Park

タイガーズ・オブ・パン・タン〜シン・リジー〜ホワイトスネイクのジョン・サイクス(g,vo)がカーマイン・アピス(ds)、ファームのトニー・フランクリン(b)らと組んだメタル系のバンドがブルー・マーダーです(すいませんよく知りません)。ヘヴィ・メタルのブームの…

【フリートウッド・マック関連の70曲】69・I'd Rather Go Blind / Chicken Shack('69)

エッタ・ジェイムズのカヴァーでクリスティンをフィーチャーしたチキン・シャックの最大のヒットですが、何故かクリスティンの初ソロ「Christine Perfect」にそっくり再録されています。控えめなホーンをバックにスモーキーな歌声を聞かせる英ブルーズ・ロッ…

【月曜の女たち】ジョーン・バエズ

引退が報じられたジョーン・バエズですけど、朗々とした歌声はポップフィールドに移ってからも印象的です。個人的に一番フィットするのは「Diamond And Rust」('74)で、ポップ、ロック、ソウル、ジャズに接近し、ジョニ・ミッチェル的な世界に入ってますがバ…

【名曲リレー583】sad#3

■Sad Clown / Bernie Marsden('79)本国ではParlophoneから出た当時ホワイトスネイクのバーニー・マースデンのソロ「And About Time Too」は、日本ではパープルのマネだったジョン・コレッタとライセンスがあったトリオのTRASHと言うレーベルからリリース。ハ…

【ニチヨーロピアン】パルサー

パルサーは一時期ピュルサーとして日本でも紹介されていましたフランスのシンフォニック系のプログレです。日本デビューは松本零士イラストのポスターが日本盤についたセカンドがデビューで、そのあとキングのユーロロック・シリーズでこの75年の「Pollen」…

【フリートウッド・マック関連の70曲】68・Gold And Braid / Stevie Nicks('81)

誕生日だという事も忘れてましたんで、今日はもう1曲。「Bella Donna」のアウトテイクなのかアルバムには未収録でしたが、拡大盤のライヴには収録。トラフィックの”Medicated Goo”のリフをいただいた力強いロケンローでロイ・ビタン(p)、ラス・カンケル(ds)…

【名曲リレー582】sad#2

■Sad Mary / Stone The Crows('71)女性シャウターのバンドは総じて苦手ですが、そうでもない場合もあります。マギー・ベルのストーン・ザ・クロウズは長々としたソロの応酬もありますが妙に聞きやすいのです。昔から「Ode To John Law」と言うセカンドと次の…

【土曜フォークロック】ヤングブラッズ

東部から西海岸へやってきたヤングブラッズをフォークロックに入れるのは無理があるのかもしれませんが、ものの本では一緒に紹介されてます。バナナの弾くエレピがジャジーなのですごく都会的に感じます。ラーガロック風味の”Get Together”(これが一番有名)…

【フリートウッド・マック関連の70曲】67・Angel('79)

実はボブ・ウエルチ時代にも"Angel"と言う曲はあるのですが…と言う話は前の”Angel”の時に書きましたわ。同じバンドで時期は違っても同じタイトルの曲があるのはめずらしい。「Tusk」に入ったスティーヴィー曲で躍動的な楽しいナンバーです。動画はタスクツア…

【名曲リレー581】most#3

■Most Of Us Are Sad / The Eagles('72)ランディー・マイズナーが歌う「Eales」からのナンバー。残響を上手く活かしたいかにもグリン・ジョンズ得意の世界です。ファーストでは3曲歌わせてもらってるランディーですが、これ以外の2曲はどれもしょぼくて残念…

【フリートウッド・マック関連の70曲】66・Hold Me('82)

「Mirage」からの最初のシングルで#4まで上がるヒットとなったのですが箱には未収録になったという何ともかわいそうな曲。クリスティンとロビー・パットンの共作で、このPV初めて見ました。スティーヴィーはほとんど参加してない位存在感が薄い曲です。https…

【スワンプ・フライデー】ホワイト・クラウド

トーマス・ジェファーソン・ケイがいたホワイト・クラウドの72年作「White Cloud」はGood Medicineなるレーベルから出てましたが、これジャケットが蛇の鱗柄でそういう手触りもあって異様な感じではあります。女性voのジョアン・ヴェントは後にソロも出てそ…

【木曜は71年もの】サンタナ

71年のサンタナと言えばニール・ショーン(g)が加わったタイトルのない3枚目(仏が手の平からパワーを出すジャケ)です。昔はピンとこなかったのですが、今はぐっときます。https://www.youtube.com/watch?v=HIizfKXibRc

【名曲リレー580】most#2

■Most Of All / B J Thomas('70)ホントに聞きたいのはコニー・スティーヴンスのキュートな歌声の"Most Of All”ですがつべにないんで同名異曲を。B J トーマスの"Most Of All"は当時クラシックスIVノバディ・ビューイとJR・コッブが書いたバラードです。その…

【フリートウッド・マック関連の70曲】65・Bright Fire('72)

ボブ・ウエルチのマック時代の有名曲はソロでも再演する”Sentimental Lady”や”Future Games”ですが、有名でない曲にも好みの曲はザクザクあります。「Penguin」に入った"Bright Fire"は、kb類の使い方がオーソドックスなブリティッシュ・ロックですが、そこ…

【和ものの水曜日】市井由理

元東京パフォーマンス・ドールというよりもEAST END X YURIといった方が早いか。ヒックスヴィル、ブリッジ関連が参加した「Joyholic」('96)は、クラブカルチャー黎明期らしく試行錯誤のポップ感が楽しい。UAよりも先に朝本浩文が関わってたのが市井由理だっ…

【和ものの水曜日】イノトモ

FBでイノトモが20周年と言う事で自身の古い曲を振り返ってますが、これからもうそんなにたったのか!という感慨があります。元々はbenzoと同じクラウンから出て来たフォークロックなsswと言う印象でしたが、99年の「風の庭」の頃はメロディアスないい曲を書く…

【名曲リレー579】just#3

■Just When I Needed You Most / Paul Butterfield('78)ランディ・ヴァンウォーマーの有名なこれは、当時”アメリカン・モーニング”(アメリカン・コーヒーが流行った時期でした)というなんともいえない邦題(しかもBearsvilleの契約が切れてたんで米でヒット…

■SAILIN' SHOES−Little Feat ('72)リンダ・ロンシュタット他のカヴァーがあるドラッグ・ソング”Willin'”の最初のヴァージョンが入ったファーストは、71年に出ていますが、リトル。フィートは、翌年の2枚目「Sailin' Shoes」にもこの曲は再演しています。ネオ…

【フリートウッド・マック関連の70曲】64・Walk A Thin Line('80)

リンジーの書く曲は僕はなんでも好きと言うわけではないのですが、この"Walk A Thin Line"は特に好きなタイプ。ビートルズっぽさも感じます「Tusk」に入ったリンジー曲では1,2を争います。とりわけコーラス!https://www.youtube.com/watch?v=f9DKVtqWTKU

【名曲リレー578】just#2

■Just A Song / Dave Mason('70)トラフィックを辞め、アメリカに渡ったデイヴ・メイスンは、デラニー&ボニーを通してスワンプロックを英国に橋渡しした重要な役割もありました。最初のソロ「Alone Together」(Blue Thumb)は、メイスンらしさ炸裂の良曲が並ん…