'08購入分
73年のキャラヴァンの5枚目。何度となくキングより再発された盤を見てる僕なんかには、キャラヴァンと言うとこのLPを真っ先に思い出す。デイヴ・シンクレアが復帰してはいるが、「Grey & Pink」の頃と比べるとジェフリー・リチャードソン(viola)というリード…
出世作「Please」('80)に続く81年のキティ最終作。バンドが名実共にビッグになってゆく過程で作られているので、とにかく勢いがある。♪ハードロックが大好き〜と歌いながらクラヴィネットを多用したファンキーな音(しかも重い)に仕上がった"ロックンロール・…
パープル関係が続くが、アシュトン・ガードナー+ダイクとしての最終作。72年にCapitolからリリースされた3枚目。いつもの3人に加えCompanyとしてデイヴ・キャスウエル(tp,flh)、ジョン・マムフォード(tb)、ライル・ジェンキンズ(sax,fl)のブラス、そしてミ…
73年にリリースされたパープルの9枚目。既にイアン・ギランの脱退が決まっていた事、ツアーの合間のレコーディングなどの理由から、また結果的にプロモーションのツアーが行われなかったので、ライヴ・ヴァージョンが少ない事などから否定的なニュアンスで語ら…
今年はちゃんとトム・ウエイツも聞かなきゃ、と言う気持ちもある。最初に知ったのは、多くの人のカヴァーされた"Ol'55"なんだけど、それが入った「Closing Time」は、ピアノを弾くディランと言った風情もあった。それ以降何となく足が遠のいてる感じで、いく…
ずっとどうしようかなあと思ってたけど買い直しで購入。ピエール・ムーラン(昔はモエルランと言っていた)ズ・ゴングの79年作。当時の日本盤の邦題は「追い風」だった。「Gazeuse」あたりからパーカッシヴなジャズ・ロックを展開していたゴングだけど、ヴァー…
僕がはじめて聴いたハートの曲はこの77年の2枚目のトップに入っていた"Barracuda"で、コンパクトなハードロックなんだけど、リズムの切れがよくてビックリした覚え。日本ではファーストが契約の問題(Mushroomというインディーから出たけど、Epic傘下のPortr…
今気がついたのだけど、ここにはグレッグ・オールマンというアーティスト表記がない。24人編成のオーケストラを含めたバックバンド(オールマンズからチャック・リーヴェル(p)とジェイモー(ds)、カウボーイのスコット・ボイヤー(g)、トミー・タルトン(g)、ビ…
中学の頃はかぐや姫が好きだった事もあって、同じクラウンのティン・パン・アレーや大貫妙子の作品って何となくは知っていたけど、あの時代の中学生が好むような音ではなかった。あれから30年経ってター坊自身納得行く形でのクラウン時代のリイシューが実現…
元々は「Time Fades Away」('73)の後に予定されていた「Tonight's The Night」があまりにヘヴィ過ぎるリプリーズ側がオクラ入りさせ、その代わりにニール・ヤングが録音しリリースしたのがこの「On The Beach」('74)。そのためかCD化が他のものに比べると遅れ…
Part1 グラスゴー出身のブルー・アイド・ソウル系のガールシンガーとしてキャリアをスタートさせたルルは、67年の映画「いつも心に太陽を」に出演し歌ったタイトル曲,"To Sir With Love"が#1になってアメリカでも注目された。僕は知らなかったけど、69年ビージ…
グラハム・ナッシュ脱退後のホリーズにおいても、トニー・ヒックス、アラン・クラークに新加入のテリー・シルヴェスター(元スウィンギン・ブルー・ジーンズ)による無敵のハーモニーは健在だった。しかしソロ活動を理由に71年にクラークが脱退。後任にはムーヴ…
●Insane Times / 25 British Psychedelia Artyfacts From The EMI Vaults:VA 英EMIはほぼ10年前の97年にAt Abbey Roadシリーズで「Psychedelia At Abbey Road」というコンピレーションを出しているが、この10年で新たな発掘が進んだのかというとそれは疑問だ…
●Stained Glass Morning / Scott McKenzie スコット・マッケンジーというと、サマー・オブ・ラヴ賛歌というか(モンタレー・ポップ・フェスのテーマ曲としてジョン・フィリップスが書いた)、フラワーでピースフルなヒット曲、”San Francisco”(#4)を思い出す…