2016-08-01から1ヶ月間の記事一覧

ワイルド・フラワーズ

マシーンの初代の4人に続いては、大元のグループであるワイルド・フラワーズ(Wilde Flowers)を。音源も復刻されその全貌が明らかになっています。64年に結成され67年に解散。まあ一言でいえばサイケなんですが、ビートナンバーもあります。ここからソフト・…

【緑WB70年の人たち】11・ジョン&ビヴァリー

特異なフォーク・シンガー、ジョン・マーティンはIslandレーベルに傑作を残しますが、それ以前は奥さんのビヴァリーとジョン&ビヴァリー・マーティンの形で活動。本国ではIslandでしたが米ではWBから。このファーストはウッドストック録音でジョン・サイモ…

32・Street Singin' / Lady Flash

バリー・マニロウのコーラス隊だった女性シンガーが独立したのが、レイディ・フラッシュ。このディスコ曲は76年に27位まで上がりました。なかなかカッコイイのです。 https://www.youtube.com/watch?v=8vHc6yie3KQ

【80’s】フィル・コリンズ

プログレッシヴ・ロックの枠から完全にはみ出てしまった80'sのジェネシスの存在が、プログレッシヴ・ロックを裏通りに追いやった気がします(裏通りで粛々と活動し虎視眈々と復活を狙っていたのですが、90's以降価値観の超多様化と旧譜の再評価で、メインスト…

31・Who'll Be The Fool Tonight / Larsen=Feiton Band

フル・ム−ンと言うバタフィールド・ブルーズ・バンドから派生したファンキー・ロックにいたバジー・フェイトン(g,vo)とニール・ラーセン(kb)が組んだL=Fバンドは、おりしもAORの時代にマッチし大いにもてはやされました。カフェバーのBGMにとどまらない主張…

【緑WB70年の人たち】10・ターリー・リチャーズ

70's末にフリートウッド・マック・ファミリーの助力でAORっぽいアルバムを出すターリー・リチャーズは、60'sからキャリアがあるフォーク系sswです。70年にディランのこのカヴァーのシングルをリリース。ストリングスがちょっと甘いですけどいい感じ。 https:…

=5=Live Herald / Steve Hillage

初めて聞いたスティーヴ・ヒレッジの音楽は夏休みにFMでやってたBBCライヴでした。なんか摩訶不思議な音楽だなあと言うのが印象。こんなフワフワしたg聞くの初めて!って感じでした。その後ヒレッジがゴングと言うあまり有名でない(と当時は思えた)プログレ…

30・Only The Good Die Young / Billy Joel

米ではビリー・ジョエルの「Stranger」から3枚目のシングルになった小気味の良い曲。バラードだけでなくこういうのもこの人の持ち味だった。77年の24位です。 https://www.youtube.com/watch?v=Crif5E67ar0

【緑WB70年の人たち】9・今日突然に

Discogのサイトを見ながらこの項は書いてますが、各国入り乱れて混沌気味です。昨日に続いて英WBからカーヴド・エアーを。この"It Happened Today"は3曲入りシングルだったんですね。ダリル・ウェイ(violin)とソーニャ・クリスティーナ(vo)をフィーチャーし…

29・Daisy Jane / America

色々聞きましたが結局アメリカは、好きなものがシングル曲になってしまうので手が出るのがグレイテストヒッツみたいなものになります。"Daisy Jane"('75)は「Hearts」に収録。一つの完成型に達したような美しい曲です。しっとり始まって後半躍動感があるメロ…

アジ・ウェッバー

アジ・ウェッバー(Aj Webber)という奇妙なファーストネームのイギリス人sswがいます。オフィシャル・サイトによると4枚のアルバムを出したっきりの人です。76年のAnchorからのファーストは、10年以上前に友人に聞かせてもらって、妙に気に入ってます。フォ…

Midnight Rider

これもある意味、時代を代表するナンバー。オリジナルはオールマンズのセカンドにはいてって、グレッグ・オールマンがソロの「Laid Back」でセルフカヴァーした他、ジューシー・ルーシー、スティーヴン・スティルス、ジョー・コッカー、バディ・マイルズ、ウ…

■■■駆込み女と駆出し男('15日本)

監督:原田眞人 出演:大泉洋、戸田恵梨香、満島ひかり、樹木希林駆込み女と駆出し男 [Blu-ray]出版社/メーカー: バンダイビジュアル発売日: 2015/11/26メディア: Blu-rayこの商品を含むブログ (4件) を見る井上ひさしの原作「東慶寺花だより」を原案とした…

【緑WB70年の人たち】9ブリジット・セント・ジョン

70年にケヴィン・エアーズがprodしたブリジット・セント・ジョンのレアなシングル、動画のサムネではElektraですが、英WB空のリリースです。当時ブリジットはDandelion所属だったのですけど、なぜWBから出たのかは不明。A面の"If You've Got Money"は自作の…

28・Marrakesh Express / Crosby Stills & Nash

マラケッシュとはモロッコの街の名前で(ヒッチコックの「知りすぎた男」にも出てきます)、そのせいかエキゾティックなムードあります。ナッシュ主導の曲ですけどgとorganを担当したスティするのセンスが光ります。だから弾き語りによるライヴ・ヴァージョン…

【緑WB70年の人たち】8・Donimo

日本盤LPの邦題にも使われた"Domino"は、傑作「Moondance」に続くもので、ウッドストック録音。原題は「 His Band And The Street Choir」('70)から。男くさいヴァン・モリソンのvoが、管楽器をメインにしたバンドを通して聞こえてきます。2枚の写真を重ね合…

シン・ゴジラ('16日本)

@サウンド・ベイ

・ペインテッド・ヘッド ・Oriental Minute / The Doobie Brothers

27・And We Danced / The Hooters

お友だちが昨日フーターズに行かれた写真をうpされてましたが、テーブルに担当のおねーちゃんが付くとは知らんかった。まず思い出したのは鍵盤ハーモニカ(今は小学校ではこう言うのです、ピアにかとかメロディかとは言わず)のメーカーをバンド名にしたフー…

33&1/3

初めて買った(そして80's半ばまでどれかは買い続けることになる)FM誌(というものが存在してたのですよ〜お若い方には見当もつかない民放4局時代)はジョージの「33&1/3」が表紙の号なんで76年末に出た年末号かな。FMファンだった記憶(ちなみにその後はずっ…

【緑WB70年の人たち】7・Ides Of March

”Vehicle”と言うヒットはずいぶん後になって萩原健太さんのラジオで知りました。豪快なブラスロック。ここのジム・ピートリックが後にサヴァイヴァーで成功するとは思いもしませんでした。バンド名は3月15日の事ですがシーザーへの暗殺の警告の文句としても…

26・Be My Lady / Jefferson Starship

まだジェファーソンが付いてた頃の有終の美を飾ったような「Winds Of Change」に入った"Be My Lady"は、グレイス・スリックは復帰して歌ってるのに、クリップには映ってないのは何故でしょう?しかしそれまでのハード路線からややゆったりとした路線で、これ…

25・Hello Old Friend / Eric Clapton

クラプトンで一番好きなのは「No Reason To Cry」から「Slowhand」あたりです。タルサ・バンドと言われた当時のクラプトンバンドが一番フィット(そのレイドバック具合も)。マリブのシャングリ・ラでザ・バンド周辺のメンバーをゲストに迎えた(これがあったか…

【緑WB70年の人たち】6・Live Dead

好きと言うわけはないけど、革新的なライヴ盤だったはずです。グレイトフル・デッドの「Live Dead」は長尺のパフォーマンスを収録した2枚組。元々ブルーズが根っこのところにはありましたが、軽やかに天を舞うようなジェリー・ガルシア(昨日は命日だったそう…

Cool Aid / Paul Humphrey & His Cool Aid Chemists

詳細は不明のグループ。Rhinoのソウル・ヒッツで知ったんで黒人ソウルのグループなんだろうけど、71年と言うニューソウルの時代にあって、ギター版ブッカー&MG'sっぽいいでたちがカッコイイ(またまたとんちんかんな事書いてる?)のです。 https://www.yout…

24・Breaking Away / Balnace

これ確か、藤崎さんが前に挙げてらした記憶がありますが、大好きなんでもう一回。このグループのその後の事とか、キッスのメンバーがなんてことは、全く知りませんでした。とにかくキャッチーできらびやかなメロディーがとても大好きです。81年の22位。 http…

【緑WB70年の人たち】5・ミック・ジャガー@パフォーマンス

何度か見る機会はあったものの未だに未見の映画「ネッド・ケリー(太陽の果てに青春を)」と「パフォーマンス・青春の罠」、どちらもミック・ジャガー主演映画の70年の映画。「Performance」は、共同監督としてニコラス・ローグの名前が。ジャック・ニッチェ…

ケヴィン・エアーズ

ファーストの後ソフト・マシーンを辞め、以後は気ままにやりたい音楽をやった印象があるケヴィン・エアーズは。シリアスなプログレ風もあるけど、本質は飄々とした味わいのsswだと思います。「Bananamour」('73)は名作に挟まれて分が悪いけど、その両者の音…

【リーガルの人たち】カルメン

実質このレーベルの最終作はカルメンのセカンド「Dancing On A Cold Wind」('75)になります。カルメンはゴッズやトゥ・ファットのグラスコック兄弟がデイヴィッド・アレン(ゴングの人ではない)と組んだプログレ的な音を出すバンド。フラメンコ・ロックなんて…

23・Love's Made A Fool Of You / Bobby Fuller Four

ロックンロールの素晴らしいところは、ゴキゲンなメロディーがすぐに終わっちゃうところ、とこの曲をラジオで紹介したタツローさんは言ってました。もう30年くらい前の話です。テキサス出身のBF4のこの曲はバディ・ホリー作。確かにすぐ終わっちゃうのですよ…