再結成エレクトリック。フラッグに加わるロジャー・トロイ(b,vo)をフィーチャーしたブラスロック。Kappに1枚LPあります。dsは後にフランキー・ミラー・バンドのスチュー・ペリーです。ガチャガチャとちょっとうるさい。https://www.youtube.com/watch?v=uxFr…

■Heat Of The Moment / Asia今思えばやっかみもあったのでしょう。プログレッシヴ・ロックのヴェテランが集まったエイジアが、売れ線ど真ん中のメロディーをもった｢3分間のポップス」に徹し世界的な成功を収めた事を、古参のファンの多くはこき下ろしたもの…

■Take A Moment / Scott McKenzieスコット・マッケンジーというと、サマー・オブ・ラヴ賛歌というか（モンタレー・ポップ・フェスのテーマ曲としてジョン･フィリップスが書いた）、フラワーでピースフルなヒット曲、”San Francisco”('67)を即座に思い出しま…

■Wait One Moment / Steve Hillageスティーヴ・ヒレッジの3枚目「Motivation Radio」('77)は、マルコム・セシルのプロデュースで完成しました。セシルはスティーヴィー・ワンダーの「Talking Book」('72)など4作、ワンダーがプロデュースしたミニー・リパー…

プエルトリコ出身のストリートロッカーで、そっちのスプリングスティーン的な感じもあります。初ソロはAtlanticからですがA&Mに移ってからの一連作「One Eyed Jack」とか「Ghost Writer」はちゃんと聞き直したい。日本ではEpicに移った「Escape Artist」でや…

先日dsのクライヴ・ブルックスの訃報が伝えられましたが、デイヴ・スチュワート(kb)の初期のキャリアとして忘れられないエッグです。Deramに2枚、ハットフィールズ時代に再結成してVirginに1枚残してますが、オルガン・オリエテッドなサイケ〜プログレとして…

"青い影"が世界的なヒットとなったプロコル・ハルムの続くヒットシングルは、同じパターンの哀愁のバラードの"Homberg"でした。曲名はフェルト帽のことで、ハンバーグでもハンブルグでもありません。フリーダムを結成したハリソン=ロイヤー組に代わって、B,J…

■She Waits For Me / Airplay初期AORの代表ユニットという触れ込みのエアプレイはジェイ・グレイドン(g)とデイヴィッド・フォスター(kb)の若き姿でしたが、シングルカットされた"She Waits For Me"は曲調以上に「彼女はウエイト・フォー・ミー」という邦題に…

ジャスパーは69年に「Liberation」(Spark)というLPがあるR&B〜ブルーズロック。dsのチコ・グリーンウッドはムーンライダーやフォールン・エンジェルズの人。voのニック・ペインの感じはフィールグッズの様なパブロック。https://www.youtube.com/watch?v=53p…

■Gotta Wait / The Game65年から67年にかけてDecca、Parlophoneにシングル4枚残して消えたザ・ゲームは知らざれるモッズ5人組です。僕はDeram音源を中心とした英サイケのコンピ「Great Psychedelic Trip」（See For Miles)でこのバンドを知ったんですが、決…

雨上がりのサンバ https://www.youtube.com/watch?v=LhCX2yb4vJE Here's That Rainy Day https://www.youtube.com/watch?v=-iVgONy8kMY Rainy Day https://www.youtube.com/watch?v=Gli4vYtyebM Save It For A Rainy Day https://www.youtube.com/watch?v=TE…

マン、第25話 久々に3匹の怪獣が出るのは、67年元旦のOAだったからだそう。複数怪獣の回は時間が無くなるのが常ですが、今回に限ってはエンディングのナレーションもあってずいぶんの余裕。サスペンス等てんこ盛りの内容ですがコンパクトにまとまってます。…

カナダのポピー・ファミリーのvoだったスーザン・ジャックスは解散後ソロになりました(旦那のテリー・ジャックスはジャック・ブレルのシャンソンに英歌詞をつけた”Seasons In The Sun”を大ヒットさせます）。この辺はCD化がおくれていますが73年の初ソロ「I …

■You Just Gotta Know My Mind / Dana Gillespie巨○（というよりも爆○）で知られるダナ・ジレスピーは70'sにはボウイのGFとして知られてた人。68年にPyeから出した「Foolish Seasons」の1曲目がドノヴァンのカヴァーの"You Just Gotta Know My Mind"でした。…

昔はレコード会社提供のラジオ番組ありましたよね。メジャーなところはヴァラエティに富むのでいいのですがマイナーなところは結構つらい。テイチク提供の番組(78年頃）はティーズ(ハードロック）かジェーン、グローブシュニット(プログレ）が交互でした。ジ…

■Gotta Move / Tom Jans昔から日本では評価が高かったトム・ヤンスのセカンドからです。元々ミミ・ファーリナとのコンビを組んでやってた人ですが、75年のこのCBS盤の人気の高さは、ローウェル・ジョージが共同prodとしてクレジットされている事、ジェシ・デ…

アメリカではトラフィックのファースト「Mr.Fantasy」はジャケットも曲目も変えられた話は有名です。デイヴ・メイスン抜きの3人ジャケで初回はタイトルも｢Heaven Is In Your Mind」に変えられていました。事実上のタイトル曲だったわけですが、69年に出たス…

■Move Over Darling / Tracey Ullman僕が60'sガールを聞き始めた直接のきっかけの一つがトレイシー・ウルマンのファーストでした。サンディー・ショウ、ダスティ・スプリングフィールド、マーシー・ブレインなどの60'sカヴァーとカースティ・マッコール作の8…

ジャン・ヘンディンとロレイン・レファーヴルの男女サイケデュオ。69年にロンドンで録音された唯一作「Gypsy People」はABCよりリリース。スウィート・サーズデイのブライアン・オジャーズ(b)、クレム・カッティニ(ds)参加のヒッピーサイケ。https://www.you…

■Make A Move On Me / Olivia Newton John乳ガンの再発と転移が公表されたオリヴィア・ニュートン・ジョン。日本では70'ｓ半ばから洋楽における「綺麗なおねえさん枠」で絶大な人気を誇っていましたが、ややイメージを変えて成功したのが81年の「Physical」…

■Mr.Make Believe / Gene Simmonsキッスのメンバーのソロが同時に4枚出たのは78年だったかなあ。FMでやってたのをエアチェックした覚えがあるけど、ジーン・シモンズのソロに入った"Mr.Make Believe"のポップな味わいは好きでした。調べてみるとジェフ・バク…

■Don't Make Me Over / Swingin' Blue Jeansディオンヌ･ワーウィックの62年のヒット(バカラック=デイヴィッド作)を取り上げたスウィンギン･ブルー･ジーンズの"Don't Make Me Over"です。66年というとそろそろヒット街道から離れつつあった頃のヒットで、voは…

ゼッペリンのローディー出身のgtr。この人に関しては大したことないのにゼッペリン人気でLP出せたとか、否定的な意見が多いのです。シカゴ出身で72年にRegal Zonophoneに1枚「Bad News」と言うのがあります。クリス・マーサー、トニー・スティーヴンス（フォ…

Transatlanticと言う英フォークを得意とするレーベルの中にもハードロック〜サイケのバンドはいました。ジョディ・グラインドもその一つ。セッション多数のkb奏者ティム・ヒンクレイをフィーチャーした3人組でセカンドの「Far Canal」('70)では耽美的な曲も…

60'sサイケのキーワードの一つが｢インド」だったわけで、ビートルズの"Tomorrow Never Knows"以降無数のsitarやtablaの入ったインド的なムードの曲が生まれました。Dearmに2枚シングルがあるヴァージン・スリープの"Love"は、決してインド的な名曲ではないん…

■Don't Dream It's Over / Crowded House85年にメルボルンで結成されたクラウデッド・ハウスは、"Don't Dream It's Over"('86)で知られたバンドですが、そのルーツは、70'sのニュー・ジーランド出身のカルトなバンド、スプリット・エンズにあり。ここのニー…

パイド御用達だったジェイク・ジェイコブズの人気アイテム。マジシャンズにいたジェイク・ジェイコブズはバンキー＆ジェイクを経て70年に、ジェイク＆ザ・ファミリー・ジュエルズとしてPolydorに同名作を残しています。ゴキゲンなグッドタイム・ミュージック…

■Look Over Your Shoulder / Steve Howeイエスのスティーヴ・ハウの2枚目のソロ「Steve Howe Album」('79)から,"Look Over Your Shoulder"です。いろんな種類のguitarを使ってご丁寧にジャケット写真で紹介するなど、ハウの職人というよりもギターヲタぶりが…

■You Look Just Like A Girl Again / Danny O'Keefeダニー・オキーフはワシントン出身のsswで、一般的にはフォーク〜カントリースタイルの"Good Time Charlie Got Blues"のヒットで知られている人です。71年のデビュー作「Danny O'keefe」(Cotillion)はスワ…

■Don't Look Back / Bostonボストンは、70's後半のアメリカのティーネイジャーには避けては通れなかった存在だろうなあ、と今になって思います。遠く離れた日本でもこの2枚目「Don't Look Back」のリリースを首を長くして待っていた少年がいっぱいいたはず。…