2017-09-01から1ヶ月間の記事一覧

【名曲リレー269】river#2

■Many Rivers To Cross / Jimmy Cliffジミー・クリフの「Harder They Come」('72)に入った代表曲です。日本に映画「ハーダー・ゼイ・カム」が公開されたのは70's後半ですが、ボブ・マーリーと共にレゲエの代表選手として紹介されました。この曲はレゲエでは…

【名曲リレー268】sometimes#3

■Sometimes Like A River / Joy Of Cookingカリフォルニアは、バークレーから登場したジョイ・オブ・クッキングは、女性2人を配した5人組ですが、いわゆる西海岸的な音ではなくもっとブルーズとジャズの香りがします。ト二・ブラウンとテリー・ガースウェイ…

【日曜はレココレ・ナウ&ゼン】 2015/13号

無作為で棚から取ったのは15年1月号なり。何度目かのはっぴいえんど特集は新しいボックスリリースがらみなのでしょう。鈴木茂のインタビューの表題に「今回のマスタリングは、ストライク・ゾーンにばっちり入った感じです」というのがありましたが、永遠に続…

【女優さん】イザベル・アジャーニ(Isabelle Adjani)

初主演だった「アデルの恋の物語」は邦題にみつはしちかこ入ってますが、壮絶なというよりは思い込み強いアブナイ女性の一生の物語。トリュフォー監督は圧倒的にユナイト時代を含む後期が好きなのでここから快進撃始まる感じ。しかしこの世のものとは思えな…

【女優さん】ブルック・アダムス(Brooke Adams)

ブルック・アダムスというとあまりに美しい映像美の「天国の日々」もいいですが、クローネンバーグ監督の名前をホラーファン以外にも知らしめた(てない?)「デッド・ゾーン」('83)です。映画化と同時にスティーヴン・キングの原作も邦訳された事も懐かしい…

【名曲リレー267】sometimes#2

■Sometimes I Wonder / Herbinger Complexこんなマイナーなものも出してみます。2枚のシングルを出して消えたハンビンガー・コンプレックスは、66年にシスコ湾岸のフリーモントから登場したガレージ・バンドです。デビューシングルの"Sometimes I Wonder"は…

【名曲リレー266】together#3

■Never Together But Close Sometimes / Carlene Carterカーター・ファミリーという米カントリーの名門から登場した異端児、カーレン・カーターのファーストはジャケットからか「純情可憐」('77)という邦題がついてました。ルーモアとロックパイルをバックにし…

【土曜80's】レコーズ

パワー―ポップという便利な言葉で片付けられてしまいますが、当時はこういうのもNew Waveとひとくくりでした。パブ・ロックのカーサル・フライヤーズにいたウィル・バーチを中心とした4人組。79年にVirginからデビューしています。レイチェル・スウィートのバ…

【ウィンウッドの50曲】23・The Low Spark Of High Heeled Boys

同名の六角形ジャケから。究極のダラダラさ加減がレイドバックとも冗長だとも言われましたが、ジャムバンド的な資質がこのタイトル曲からもうかがえます。夢幻という言葉がぴったりの白日夢の様な曲で、5分過ぎから始まる間奏の「永遠に終わらない感じ」はグ…

【ウィンウッドの50曲】22・No Name No Face No Number

重厚なメロトロンも聞かれ、アコギで始まる展開も含めトラフィックで一番プログレ色が濃い曲かもしれません。わかりやすいサイケデリックポップなデビュー作「Mr.Fantasy」('67)に入ったもの。サムネの画像は米盤LPでメイスン脱退に伴いジャケットからも消さ…

【名曲リレー265】together#2

■Let's Stay Together / Tina Turnerティナ・ターナーの復活を告げた先行シングルの一つが、アル・グリーンの"Let's Stay Together"のカヴァーです。ヘヴン17のマーティン・ウェアがprodし、83年にリリースされたものです。本国以上にイギリスでヒット(全英6…

【名曲リレー264】night#3

■Sharing The Night Together / Dr.Hookドクター・フックってこんなにメロウなんだっけ?とびっくりした79年の大ヒット。その昔ドクター・フック&メディスン・ショー時代はもっと泥くさく皮肉っぽい歌詞のカントリー・ロックをやってましたが、Capitolに移…

【金曜の女たち】マギー・ライリー

FB界隈でもファンが多いマギー・ライリーはやはりマイク・オールドフィールドのバンドで歌ってた頃知ったという人が多い様です。それ以前にはAnchorから1枚LP出してたケイドゥ・ベルにいました。C・ベルは76年という時代柄ディスコっぽい曲もあったりして、…

【名曲リレー263】night#2

■The Night Watch / King Crimson当時はスタジオ録音として紹介され、実はほとんど(ですよね?)ライヴ録音だったと言う事がわかったクリムゾンの「Starless And Bible Black」('73)は、意外と好きな1枚。初めて聞いた高校生の頃、初期の抒情性が全然ないな…

【名曲リレー263】lady#3

■Lady Of The Night / Locomotive GT辺境ロックは全く知りませんが、ロコモーティヴGTの米盤LPはよく中古屋で見かけてました。このバンドが東欧のハンガリー出身とは全然知りませんでした。この"Lady Of The Night"は英語で歌われたもので、結構メロウな感じ…

【木曜は1968年もの】アイアン・バタフライ

ニューロックとかアートロックというとファズきかせたgやら金属的なトーンのチープなオルガンがイメージされますが、アイアン・バタフライなんてもろそうです。17分に渡る有名な”In A Gadda Da Vida”を含む同名作はゼッペリンの4枚目が出るまではAtlanticで…

【ウィンウッドの50曲】21・Family Affair

97年の「Junction Seven」(Virgin)からのスライ&ザ・ファミリー・ストーンのカヴァー。ナーラダ・マイケル・ウォルデンがprodしたこのソロ第7作(タイトルもその意味でしょう)は再結成トラフィックを挟んでのもの。一番距離があった頃のSWなんでこうやって聞…

【名曲リレー263】lady#2

■Be My Lady / Jefferson Starship「Winds Of Change」は、82年にリリースされた新生ジェファーソン・スターシップの3枚目です。前作「Modern Times」で一部復帰していたグレイス・スリック(vo)が全面復帰し、ミッキー・トーマスとのツインvoの形になってい…

【名曲リレー262】paint#3

■Painted Ladies / Ian Thomasイアン・トーマスはカナダのsswで、有名らしいコメディアンのデイヴ・トーマスの弟という事です。最大のヒットが73年の"Painted Ladies"です(GRT,#34)。カナダのsswというとフォーキーな存在を思い浮かべますが、この人の場合(…

【ウィンウッドの50曲】20・Freedom Overspill

「Back In The High Life」は豪華ゲストが参加したゴージャスな1枚でした。ランディ・ブレッカー(tp)らホーンセクションが大きく導入された"Freedom Overspill"ではジョー・ウォルシュのドライヴするスライドgもフィーチャーされてますが。もう少しソロを弾…

【水曜はさっきまで聞いたことなかったもの】ベン

存在は知ってたし、RepertoireからのCDも見たことあったけど、聞いたことなかったベン(Ben)はVertigoレーベルのジャズロック6人組。管楽器オリエンテッドの当時よくあったジャズロックで、あまりひっかかってきませんでしたが。イフやヘヴン、サムライなど…

【火曜はカヴァー曲のカ】Show Biz Kid

こういう形でしか追悼できないなあと思いつつ、このまえのキャパビリティ・ブラウンに続いて、再びスティーリー・ダン関係のものを。ウォルター・ベッカー死去であまたの追悼記事があがってて、正直すごい反応でおどろいてます。これだったらフェイゲン亡く…

【名曲リレー261】paint#2

■Behind The Painted Screen / Andwellaデイヴ・ルイスのアンドウェラは、アンドウェラズ・ドリームの名前でデビューした初期はサイケ臭ぷんぷんでしたが、名前を短くしたこの「People's People」('70)の頃は英国バンドなのに米国音楽に憧憬した音作りになっ…

【名曲リレー260】number#3

■Paint By Numbers / Al Stewart & Shot In The Dark今日はアル・スチュワートの誕生日だそう。こんなクリップもあったのですね。「24 Carrots」('80)に収められたハードなロケンローの"Paint By Numbers"です。古くは79年の初来日公演でも披露されてました。…

【ウィンウッドの50曲】19・Roll With It

88年の「Roll With It」は前作の余波を買って大ヒットしましたが、まさかこのタイトル曲も#1になるとは思いませんでした。60'sR&Bへのストレートなオマージュがホーンズ(メンフィス・ホーンズのアンドリュー・ラヴら)やSWが弾くハモンドのトーンに現れてい…

【ウィンウッドの50曲】18・Presence Of The Lord

クリームを辞めたクラプトンとジンジャー・ベイカーが、解散した第1期トラフィックのSW、ファミリーのリック・グレッチと組んだのがブラインド・フェイス。後にRSOレーベルを立ち上げるロバート・スティッグウッドによって仕組まれた「スーパーグループ」と言…

【名曲リレー259】number#2

■Rikki Don't Lose That Number / Steely Dan強引にねじ込むようにスティーリー・ダンの曲を入れました。"リキの電話番号"と言う邦題ですが、リキ、電話番号なくすなよ、って歌です。「Pretzel Logic」('72)に入ったヒット曲ですが、さわやか革命というサブタ…

【名曲リレー258】looking#3

■Lookin' Out For Number One / Bachman Turner Overdriveカナダのロックというと、昔は豪快なハードロックでありながら泣きのメロディーを持った〜みたいなイメージが合って、それはそのままBTOにあてはまります。ゲス・フーのランディ・バックマンを中心と…

【名曲リレー257】looking#2

■Looking Back With Love / Mike Loveビーチボーイズのマイク・ラヴが81年に出した初ソロ(これ以前にオクラ入りしたものがあったとか)「Looking Back With Love」は何故かグループのレーベルBrother/CaribouからではなくBoardwalkからのリリースだったんで…

【月曜西海岸】ビーチボーイズ

wc

昔から西海岸音楽の本では最初のページはバーズもしくはビーチボーイズで始まってました。もちろん間違いではないですがサーフィン・ホットロッドを紹介されても〜という気持ちもありました。しつこいくらい書いてますが僕にとってビーチボーイズは、「Smile…