2018-01-01から1ヶ月間の記事一覧
■Race With The Devil / The Gun('68)ガンの事を知ったのは深民さんが書かれてた「ヒストリー・オブ・ブリティッシュ・ハードロック」と言う本でした。あれにはガン、3MAなどそれまであまり気に留めなかったガーヴィッツ兄弟について書かれてるページも多か…
サイケデリックと言うと、ドラッグの話が付きものですけど、思想的な話はおいといて、ここではイギリスのバンドに限って、「フィードバックやワウワウ、ファズをきかせたg、テープ逆回転、SEなどのスタジオ効果、sitarやtablaなどインド音楽に影響受けたもの…
聞きやすくなったのか、BGMになりさがったのか、立場によってコメントが違いますが僕はもう圧倒的に前者です。ソフト・マシーンの「7」の話。「Third」まではよかったけど、4,5,6は結構きつかった(もちろん後追いです)。カール・ジェンキンズの発言権が増…
ちょっとピッチが速い気がしますこのPVはコミカルでなかなか楽しい。ザ・フーらしくないと思われるかもしれませんがこういうのも初期の彼らのもう一つの顔なんですね。ジョン・エントウィッスルのbassが印象的。かなりスカスカな音ですけど。https://www.you…
小西=野宮の2人体制になったピチカートの初アルバム「Overdose」('94)を買ったのは、どこかのレコファンでしたが、新譜として平台に山のように積まれてたのを覚えています。当時は怒涛のリリースが続いてましたっけ。この時期のピチカートは仕掛けだらけで20…
アド・バード (集英社文庫)作者: 椎名誠出版社/メーカー: 集英社発売日: 1997/03/11メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 193回この商品を含むブログ (49件) を見る
■Devil Woman / Cliff Richard('76)クリフ・リチャードにとって久々のトップ40ヒット(米)となった”Devil Woman”はすごくモダンなポップロックナンバーでした。ものすごく考えて作られた感じがあります。作者はクリスティン・ホジソン&テリー・ブリットンと…
ボウイーの「Hunky Dolly」('71)に入った"Andy Warhol"はもちろんあのモダン・アートの巨人の事を歌ったものです。これを元々フォーク・シンガーでボウイーのGF(当時)というデイナ・ギレスピーがカヴァー。この人すごい巨○と濃いメイクで知られてます。73年…
最後はブロンディーと決めてました。デビュー当時はNYパンクと伝えられたブロンディーは、大部分がデビー・ハリー(vo)に魅力に乗っかる感じではありましたがポップな佳曲を連発。MTV時代がもう少し早ければブロンディーの勢いももっと続いたはずでしょうね。…
コリン・ブランストーンの声はホントにロマンティックですよね。女性ならうっとりしてしまうのわかるわ〜 ゾンビーズのセカンド「Odyssey & Oracle」が出た時にはバンドはすでになく、インチキのゾンビーズがマネージメントによって組まれてツアーを行ったそ…
スティーヴ・マリオット生誕にちなんでスモール・フェイシズ行きましょう。モッズらしさからもう少し幅を広げてなんでもありになってきたImmediate時代のごった煮的な世界はとても心地いいです。この”Eddie's Dreaming”もラテンというか米東海岸的グル―ヴを…
ヤードバーズ最後のシングル"Goodnight Sweet Josephine"は、クリス・ドレア(b)とジム・マッカーティ(ds)が外されジョン・ポール・ジョーンズ(b)とds(クレム・カッティーニ?)を加えた米ヴァージョンとメンバーによる英ヴァージョンがありますが、どちらも…
キャメルの「Snow Goose」はポール・ギャリコ原作の寓話を音源化したもので主人公の醜い画家の名前がラヤダー(Rhayader)です。アンディ・ラティマーの吹くfluteが可愛らしい軽快な”Rhayader”はピーター・バーデンスのコンパクトなkbソロもあって、このアル…
ゴーストという英サイケバンドの紅一点のシャーリー・ケント嬢。あまり知らないのですがゴーストは「When You're Dead - One Second」('70)をGeminiと言うマイナーレーベルから出した5人組。音はもっとヘヴィなサイケなのですが”Hearts and Flowers”という気…
■Devil's Answer / Atomic Rooster('71)ヴィンセント・クレイン(kb)を中心としたハードロックトリオ、アトミック・ルースターの71年のヒット曲。初期にはカール・パーマー(ds)やニック・グラハム(b)もいましたが、この時点ではアンドロメダのジョン・カン(g,…
監督:深作欣二 出演:松方弘樹、野川由美子、ハナ肇、矢吹二朗、伊吹吾朗 北陸代理戦争発売日: 2015/08/01メディア: Prime Videoこの商品を含むブログ (2件) を見る 映画『北陸代理戦争』は、"北陸の帝王"と呼ばれた福井川内組組長、川内弘をモデルにした「…
■Sequoiah('76,700 West)インディアポリスには、700 Westというその種のファンでは有名なスタジオとレーベルがあるそうで、セコイア(Sequoiah)と言う3人組の唯一作もそこからのリリースとか。古くからのネット友でマイナーな米フォーク・ロックの師匠で…
不遇だったフリートウッド・マック時代(ただしボブ・ウエルチ時代のマックが全く売れてなかったのは嘘でその後がすごいのでそういう印象なのです)を終え、パリスを経てボブ・ウエルチが「French Kiss」で報われたのは嬉しかった。時代柄ソフト&メロウ(死語…
ジェファーソンのエアプレイン時代の最高傑作は人にもよりますが、僕はずっとこの「Volunteers」('69)だと思ってます。ホット・トゥナを組んでゆくヨーマ・コウコネンのひきつったようなgが印象的な"Hey Fredrick"はアルバムのハイライトの一つであります。…
イアン・マシューズとプレイン・ソングを組んだり、リヴァプール・シーンのメンバーでもあったアンディ・ロバーツの初ソロ「Home Grown」('71)に入ったいかにも英フォーク出身者らしいインストです。バックはマイティ・ベイビーの面々ですがロバーツの弾くア…
80年にヴェイパーズが放ったエキゾティックなヒット曲。洒落というかまちがった日本像を盛り込んだPVも楽しかった。確か「キル・ビル」かなんかでタランティーノが使った記憶あるなあ。ほとんどこの曲だけというか、短期間しか続かなかった英国バンドですけ…
CS&Nのファーストに入ったクロスビーの曲です。グィネヴィアとは女性名でアーサー王のお妃の名前でもありました(元々はウェールズ語だそうで、現代英語に置き換えるとジェニファーになるんだそう)。これはいかにもクロスビーらしい陰鬱でなおかつ美しい曲。…
よくは知らない一発屋のボーイズ(と読みます)ですけど、この曲はカンバリズムを歌った(鉱山に閉じ込められた3人の少年のうち2人が1人(ティモシー)を食べた)歌だという事は覚えてます。曲を書いたのはルパート・ホルムズで後にピナコラーダの歌を歌って#1…
例によってさっきまで知らんかった人です。74年にScepterから"Try"(#88)をヒットさせたしゃがれ声のssw。ノーマン・デ・ロジャーの変名だとか。アコギとストリングスをバックにしたバラードで、妙に切々と歌われて少しぐっときました。シカゴ出身だそうです…
こちらも大詰めです。50曲もつかなあと思ったのですが結果的に積み残しが…スニッフ&ティアーズ(というの日本名)はリリースがChiswick(余談ですがチズウィックではなくチジックと読むらしい、今更そんな事言われても直せんなあ)だったんでパンク的なイメ…
■Don't Answer Me / Alan Parsons Project('84)アラン・パーソンズ・プロジェクトで一番好きなのはこのスペクター調のこれです。PVはアメコミ風で楽しかったのです。デビュー当時からピンク・フロイドをポップにした感じでしたが次第に大甘になっていってこ…
■Answers Questions! Questions Answers! / Focus('74)オランダのフォーカスは、ジャンル的にはプログレに入りますが、クラシックとジャズとロックンロールがミックスされたような音を出します。デビューは70年ですが、大幅なメンバーチェンジ後の71年のセカ…
ジョー・ウォルシュのソロは、豪快なロックンロールとメランコリックなバラードが共存していましたが、”Song For Emma”はまさしく後者で、3歳で交通事故亡くなった長女エマに捧げられた悲しくも美しいバラードです。この曲のみビル・シムジクのprodなんです…
グラスゴーのジャニスことマギー・ベルをフィーチャーしたストーン・ザ・クロウズは女性シャウターを苦手とする僕でもOKという珍しいパターン。やはりkbオリエンテッドな音だからでしょうか。"Big Jim Salter"は、メンバーチェンジ後の3枚目「Teenage Licks…
10年くらい前かなあ、このデュオのLPがCD化されてスワンプ・ロックの名盤とか言って売られたのにはビックリ。まだルーツロック・ブームの残り香があったからか、そういうものではないですね(^^) デイヴィッド・ティーガーデン(ds,vo)とスキップ・ヴァン・ウ…