2018-07-01から1ヶ月間の記事一覧
クオーターマス解散後のピート・ロビンソン(kb)が後にブランドXのモーリス・パート(ds,perc)、ツトム・ヤマシタ・グループのアリン・ロス(b)と組んだのがサン・トリーダーです。編成はクォーターマスと同じgなしのトリオですが、オール・インストでジャズロ…
「Night Moves」以前のボブ・シーガーはほとんど知りませんが、地元デトロイトでは絶大な人気を誇るも全米的な人気はないローカル・ヒーローだったようです。72年の「Smokin' OP's」('72)に入ったリオン・ラッセルの"Hummingbird"のカヴァーはなかなか濃厚…
■Hold On / Kossoff Kirk Tetsu Rabbit('72)フリーが最初に分裂した時、ロジャースはピース、フレイザ−はトビーと言う新バンドを作りました、コソフとカークは山内テツ、ラビット・バンドリックと連名のアルバムを 残しています。トビーもピースもセッション…
■Hold The Line / Toto('78)らしくない選曲ですがトトの1枚目は結構聞いたのです。当時ラジオでもガンガンかかってました。このPVは初めて見たけどみんな若い!https://www.youtube.com/watch?v=htgr3pvBr-I ・この世の春:宮部みゆき(新潮社) ・わたしたち…
リッキー・リーの最初の2枚はやはり格別な感じ。最初の「浪漫」は今のエディオンが栄電社を名乗ってた頃の輸入レコード屋のエスミーで、スーパートランプの「Breakfast In America」と一緒に買った事、2枚目の「Pirates」は、大学に入って新潟で友人を丸めこ…
Harvestを離れてIslandに移籍したケヴィン・エアーズの力作「The Confession Of Dr.Dream」は、当時無名だったルパート・ハインをprodに起用したものです。軽やかな曲と重い曲が両方入ってまして、後者はニコも参加した組曲のタイトル曲。プログレ的なものを…
フレンチはアトールを聞いて気に入って次にトライしたのがアンジュでした。ちょうど安く出たばかりの「エミール・ジャコティ」だったのですが、ピンとこなかった。こっちの「新ノア記」('74)ならよかったかも。荘厳なメロトロンが響く"Exodus"はシンフォ系プ…
バーズ研究家のシド・グリフィン(g,vo)のロング・ライダーズは81年にLAで結成されたニュー・ウェイヴ世代のフォークロックバンドで、84年にデビュー。セカンドの「State Of Our Union」からIslandと契約しています。ペイズリー・アンダーグラウンドと言われ…
■I Got Line On You / Spirit('69)ランディ・カリフォルニア、ジェイ・ファーガスンがいたスピリットの大ヒット曲です。たたみかけるようなキャッチーなロックンロールは、J・ガイルズ的にも感じます。スピリットは、ちょっととらえどころのないバンドでした…
ヴィネガー・ジョーがセールス的にパッとしなかった事もあって趣味的な音楽をこつこつとやる事に見切りをつけたのか、ロバート・パーマーは、ソロになってからしばらくは、基本線を白人R&Bに置きながら、新しいものにチャレンジしてきました。転機となった83…
ゲイリー・ボナー=アラン・ゴードンのコンビはタートルズの"Happy Together"、ラヴィン・スプーンフルの"Me About You"などを書いていますが、アラン・ジェイク・ジェイコブズ、ジョン・タウンリーと組んでいたのがマジシャンズです。「Nuggets」に収録され…
■Right Down The Line / Gerry Rafferty('78)大ヒットした"Baker Street"よりも次のシングルになったこれの方が好き。ゆったりとしたリズムが心地いいし、ラファティのクルーナー・ヴォイスも耳触りがいいのです。この「City To City」には当時あまり触れられ…
かつてはヴィヴィッドから「Music Every Night」('73,EMI)のCDが出てたビーズ・メイク・ハニーですが、世界的には未CD化なんでつべにも音源は少ない。72年の唯一作は黄色いジャケットが印象的な米南部志向のごった煮サウンドでした。ルイ・ジョーダンのジャンプ…
トラッド関係を苦手としてる僕としては、フェアポート・コンヴェンションと言えば「Ledge And Lief」あたりまでなんですが、かろうじて「Full House」('70)までならなんとか。デイヴ・スワブリック(fdl)が加わって演奏に幅が出る様になったフェアポートです…
Islandレーベルが唯一ものにできなかったジャンルがパンクでありまして、あまり熱心にグループを開拓しなかった事もあってジャンル的に手薄です。例外が青春パブロックとも言われたエディー&ザ・ホット・ロッズで4枚のLPをIslandに残しています。パンクと呼…
Right Down The Line=I Got Line On You=Hold The Line Hold Out=Hold Me Tight=Money's Too Tight=Time Is Tight=Takin' My Time=Who knows where the time goes=That's How It Goes=So It Goes So In Love=So You Want To Be A Rock'N'Roll Star…
■Right Down The Line / Gerry Rafferty('78)大ヒットした"Baker Street"よりも次のシングルになったこれの方が好き。ゆったりとしたリズムが心地いいし、ラファティのクルーナー・ヴォイスも耳触りがいいのです。この「City To City」には当時あまり触れられ…
71年のマイク・ネスミスは「Nevada Fighter」をリリースしています。なんとデレク&ザ・ドミノスの”I Looked Away”やマイケル・マーフィーの”Texas Morning”のカヴァーが入ったこの3枚目は先の2枚に比べると少し地味かなあ。ルーツロックの匂いのしないカント…
■Treat Me Right / Pat Benetar('80)いつも書いてますが全盛期だった80's前半に来日してればシンディー・ローパー級の人気者になったでしょうねえ。従来のブルーズからの影響がある女性ロックとは別のポップでキャッチーなロック・ヴォーカルです。日本でTV…
トゥーツ・ヒバード率いるトゥーツ&メイタルズはジャマイカ出身のレゲエ・アーティストでこの"True Love is Hard to Find"はボニー・レイットのカヴァーで知りましたが、ほぼストレートなアレンジだったのです。レゲエというよりはレゲエっぽいR&Bと言う感じ…
たまにはこんなのを。80'sのリゾート・ミュージック〜AORは、リアルタイムで体験してるのでほろ苦さと懐かしさとやるせなさが共存しています。二名敦子はビクターのInvitationから84年にデビューした人で、まさにAOR路線。ただしアーバン路線ではなくリゾー…
ジェリーブレッドと言うホワイト・ブルーズ・バンドにいたピート・ウィングフィールドは70'sにはヴァン・モリソンやコリン・ブランストーンのバンドでkb奏者として活動。75年に"あこがれのヒットチャート"と言う邦題で大ヒットしたソウル風の"18 With A Bull…
■Right Or Wrong / Wishbone Ash('77)ハードなナンバーがほとんどなくなったウィッシュボーン・アシュの「Front Page News」で唯一の攻めるロックンロールがこの”Right Or Wrong”でした。あのアルバムは好きなんですが、ミディアム調の同じような曲が続くの…
ルルが76年にインディーのChelseaから出した「Heaven And Earth And The Stars」にはデイヴィッド・ボウイー&ミック・ロンソンがprodした2曲(「Pinups」の頃のセッションにお邪魔した?)のシングル('74)を含んでいる事で有名です。その2曲は共にボウイー…
トラフィックのセカンドはファースト以上にデイヴ・メイスンの才能が目立ったアルバムですが、メイスンが直接加わっていない曲もいくつかありバンド内の勢力図が緊張関係をはらんでいた事もわかります。4人でプレイされた"No Time To Live"は、スティーヴ・…
80'sのスウェーデンの女性シンガー、ヴェルナ・リンドは「John Barry meets New Wave」とか言われてましたが女スパイと言うイメージを上手く利用した人。Compact Organaizationというトト・テイラーのレーベルからリリースされました「Shiver」('83)は、ピチ…
■Wrong Side Of Town / Firefall('78)ファイアフォールと言えば元フライング・ブリトウズのリック・ロバーツと元ジョ・ジョ・ガンのマーク・アンデスらが組んだコロラド・ベースのバンドですが、ポップなロバーツの書く曲よりもラリー・バーネットの書く泥く…
■I Ain't Done Wrong / The Yardbirds('65)ジェフ・ベック時代のヤードバーズのアメリカでのセカンド「For Your Love」に入ったなかなかカッコイイ曲。キース・レルフのvoは弱いですけど、白いハーモニカを吹いてベックのgに対抗しています。https://www.you…
ベルギー戦ということでベルギーの人を紹介しようと探してたのですが、このgtrRichard Halebeekは、オランダ出身でした。後期ソフト・マシーンからの影響も大きいジャズ・ロック〜フュージョンで、とりわけハレビークと言う人はアラン・ホールズワースをメロ…
中世の古楽器を使ったユニークなスタイルのいかにも英国らしい音楽を再現したアメイジング・ブロンデルの一連の作品では「England」('72)が有名です(Islandを離れDJMに移籍したポップな路線も素晴らしいのですけど)。なんとも上品なロマンティシズムも感じ…