2018-01-01から1年間の記事一覧

【英国ロック72年の70曲】1・The Slider / T Rex(T Rex Wax Co/EMI)

なんとなく72年って(クラシック)ロックの最盛期と言うようなイメージが昔からありますが、新しく革新的なものは、少し前の70〜71年に集中していて、72年はそういったものを出してたバンドの評価が定まった時期なんだなあと、リストを挙げてみて改めて感じ…

【金曜パブロック】ノー・ダイス

見た目はネオ・モッズっぽい連中ですが、77年にデビューし2枚出して消えています。パブ・ロックとパワー・ポップの中間にあったような4人組。黒いハーモニカもカッコイイです。77年の「No Dice」から好きな曲。https://www.youtube.com/watch?v=ouqcGYJiW88

【名曲リレー667】street#3

■Dancing In The Street / Van Halen('82)「Diver Down」に入ったヴァン・ヘイレンのマーサ&ザ・ヴァンデラスのカヴァー。ミック・ジャガーとデイヴィッド・ボウイのデュエットが記憶に新しい若い方もいるかも。このヴァン・ヘイレンのヴァージョンはまるで…

【続ウルトラな日々】SOS富士山

Q、第7話 これは主役は樹海に生きる青年タケルなので万城目一行はあくまでも脇役。富士山が噴火し、沼から岩石怪獣ゴルゴスが現れる話。子供たちのロケット打ち上げや冴えない巡査のエピソードを盛り込み、大胆な編集と爆発音つながりで一気に見せるエピソー…

【木曜は81年もの】バウ・ワウ・ワウ

レギュラー投稿忘れてました。ピストルズの仕掛け人だったマルコム・マクラーレンがアダム&ジ・アンツのメンバーを中心に結成させたジャングルビートのバンド。ビルマ出身のティーンのアナベラ(vo)をフロントにしたエキゾティックなムードを醸し出し、マネ…

【名曲リレー666】street#2

■Business On The Street / Manassas('73)マナサスの2枚目に入ったいい曲なんですが、短すぎるなあ。攻めて4分台であって欲しい。メドレーでやってた物をバラバラにしたんじゃないか?と思えるくらいです。ラジオのOAやヒットを気にしすぎてます。当時のステ…

【カナダからの手紙〜カナディアンの50曲】38・Which Way Goin' Billy / The Poppy Family

”Seasons In The Sun”を大ヒットさせるテリー・ジャックスが奥さんのスーザンと一緒にやってたカナダのグループが、ザ・ポピー・ファミリーです。"愛の分かれ道"でしたっけ邦題。いい曲です。https://www.youtube.com/watch?v=hBbmD20FuSE

【和ものの水曜】桑江知子

ライムかじるジャケットが懐かしい桑江知子のデビュー曲です。のびやかな歌声が印象的な人でしたが、これしか覚えてませんけど、ものすごく流行りましたね。歌謡曲とニュー・ミュージックの距離がどんどん狭くなっていった79年のヒットでした。SMSレコードだ…

【名曲リレー665】bridge#3

■The 59th Street Bridge Song / Mike Bloomfield & Al Kooper('69)サイモン&ガーファンクルの"Feelin' Groovy"を「スーパー・セッション」のライヴ・ヴァージョンとして行われた「Live Adventure Of Mike Bloomfield & Al Kooper」(フィルモアの奇蹟)から…

【カナダからの手紙〜カナディアンの50曲】37・(Make Me Do) Anything You Want / A Foot In Cold Water('72)

ア・フット・イン・コールド・ウォーターも日本での認知度はわかりませんが、この曲はメロディアスなハードロックでいかにもカナダらしい。デビューシングルでカナダではヒットしてますがアメリカではあまり知名度なかったかもしれません。講談社から出たRol…

【火曜はカヴァー曲のカ】Bird On A Wire

オリジナルはレーナード・コーエンの有名曲で僕が最初に知ったのはジョー・コッカーの2枚目に入った"電線の鳥"(そのまんまな邦題)。メル・ギブソン=ゴールディ・ホーンの同名映画の主題歌はネヴィル・ブラザーズでしたし、K・D・ラングのヴァージョンもあり…

【カナダからの手紙〜カナディアンの50曲】36・Wildflower / Skylark('73)

かのデイヴィッド・フォスターがいた男女voのソウルフルなバンド、ヴァンクーヴァー出身のスカイラークですがCD化がCapitolなのに全然進みませんね。このヒット曲”Wildflower”は"悲しい色やね”の元ネタとしても有名ですね。https://www.youtube.com/watch?v=…

【名曲リレー664】bridge#2

■Bridges Of Sigh / Robin Trower「Broken Barricades」('72)を最後にプロコル・ハルムを辞めたロビン・トロワーは、ブルージーな音楽をやるために、元ストーン・ザ・クロウズのジェイムズ・デューアー(vo,b)、レグ・イサドア(ds)と自身のバンド、ロビン・トロ…

【カナダからの手紙〜カナディアンの50曲】35・Dragonfly / Frank Marino & Mahoganyrush('77)

フランク・マリノ率いるマホガニーラッシュは、マリノのジミヘンへの傾倒ぶりがあまりにストレートで面白い。各種エフェクターを駆使した空間的な広がりを持ったギター・サウンドはリズム隊の弱さを補います。スリム・ハーポやボ・ディドリーのブルーズを挟…

【月曜の女たち】タミー・リン

ちょっとソウル系でいきます。タミー・リン(Tammi Lynn)はニュー・オーリンズ出身のソウルシンガーで、ドクター・ジョンのバックで歌ってた人。ストーンズの「Exile On Main Street」では御大ドクター、シャーリー・グッドマン(シャーリー&カンパニーの人ね…

【ニチヨーロピアン】チェレステ

最近日曜は、ずっとキング・ユーロロックがらみになっておりますが、この白ジャケのイタリアのチェレステの76年盤も確か出てすぐ買った記憶。dsがほとんど入らない、アコギとフルートとメロトロンの世界です。初期クリムゾンの抒情的な部分をドラマチックに…

【名曲リレー663】burning#3

■Burning Bridge / Mike Curb Congregation ('71)クリント・イーストウッド主演の戦争アクション映画「戦略大作戦」の主題歌です。マイク・カーブ・コングリゲーションは当時MGMレーベルの社長だったマイク・カーブを中心とした大所帯のヴォーカル&インスト…

【カナダからの手紙〜カナディアンの50曲】34・Thrasher / Neil Young('79)

今もまだ現役と言うすごい人。バッファロー・スプリングフィールド〜CSN&Y〜ソロと言うキャリアの中で、フォークロックからグランジまで(その間テクノ、ロカビリー、カントリーを経由)幅広いジャンルを網羅した人。どの曲を貼ってもいいけどやはり70's。転…

【土曜はゴフィン・キング】 I Couldn't Say No

GK

前にも書いたことありますがコニー・スティーヴンスの声ってかわいいよねえ。歌詞がストレートに入ってこない分、ヴィジュアル的なものを気にしない分、曲と声の良さだけで勝負できる洋楽のアイドル・ポップス(ガールもの)は素晴らしい。日本の場合こうは行…

【カナダからの手紙〜カナディアンの50曲】33・This Time / Bryan Adams('83)

今から思えばかなり初期のヒットですけど、白Tとジーンズが似合う人、ブライアン・アダムスと言えばこの痛快なポップロックです。「Cuts Like A Knife」から3枚のシングルがヒットしましたがこれが一番好きです。https://www.youtube.com/watch?v=XqxLt5KWDik

【名曲リレー662】burning#2

■Burning Sky / Bad Company('77)ハッピ姿のポール・ロジャーズの姿にちょっと引いてしまったバッド・カンパニーの4枚目タイトル曲。僕はリアルタイムでこれが初バドカンだった記憶。当時はハードロックの中に入ってましたが、ぜったい違うなあとなけなしの…

【金曜パブロック】ウィンキーズ

ヒプノシスの有名な海パンジャケットのせいで、ニュー・ウェイヴなイメージをもたれるウィンキーズは、イーノのバックをやってた事もあって、カフェ・ジャックスとかオーケストラ・ルナのような音を想像しますけど、ストーンズタイプのロックンロールからフ…

【カナダからの手紙〜カナディアンの50曲】32・Ripdad / Walter Rossi('76)

当時も今もどの程度認知度が合ったのかわかりませんが、ウォルター・ロッシというギタリストがおりまして、泣きの情感あふれるgをたっぷりきかせてくれました。この曲は76年のデビュー作「Walter Rossi」に入ったインストで、確か「ヤング・ジョッキー」あたり…

【木曜は81年もの】Orchestral Manoeuvres In The Dark

OMDは無機的なテクノポップばかりでなく、温かみを持ったメロディー曲を交えたりもします。3枚目「Architecture & Morality」に入った"Souvenirs"はその最たるものでしょう。Virgin参加のDindiscからのリリースでジャケットはいつもの穴あき変形ジャケでした…

【名曲リレー661】down#3

■Burning Down The House / Talking Heads('83)正直トーキング・ヘッズって良くわからない作品が多いバンドの代表です。デビューからずっとSireレーベルですが、フォノグラム時代のイメージ(これが一番強く「Remain In Light」の凄さに参った時期)とワーナ…

【カナダからの手紙〜カナディアンの50曲】31・Spaceship Superstar / Prism('77)

ヴァンクーヴァー出身のプリズムのデビュー作に入ったこの曲は渋谷陽一さんが「ヤング・ジョッキー」でかけてくれました。レーベルがAriolaだったのであまりプッシュされなくて残念。アメリカン・プログレ的なシンセの使い方がポップでメロディアスで、当時の…

【カナダからの手紙〜カナディアンの50曲】30・Snowbird / Anne Murray

リリースがCapitolだったので日本では東芝EMIが、オリビア・ニュートン・ジョンやヘレン・レディらとMORと言う括りで(3人とも音楽性は見事に違いますが)売り出したアン・マレーです。"Snowbird"('70)は初期のヒット曲で軽快なメロディーが印象的な曲です。…

【和ものの水曜日】マジカル・パワー・マコ

日本のロックのアヴァンギャルドなやつはほとんど知らないのです。「マジカル・パワー・マコ」('74)はマコというマルチプレイヤーがダビングを重ねて作った音楽で、今聞けばそんなに難解でもないんですが、難しい言葉で語られる事が多かったんでてっきりそう…

【名曲リレー660】down#2

■Lay Down / The Strawbs('72)ストローブスって不思議なバンドですよね。暗めのフォークロックという印象だった「Witchwood」の頃と比べるとこの"Lay Down"はぐっと明るくなっています。ポップなメロディーではありますが、アレンジの問題であって根本的には…

【火曜はカヴァー曲のカ】Tin Soldier

もちろんスモール・フェイシズの熱い曲がオリジナルです。トッド・ラングレンが一人でやったカヴァーもありますが(あれでこの曲を知った)、検索してて、フォーリナーのルー・グラムがソロでやったヴァージョンを発見。意外とよかった(オルガンないけど)。8…