2016-06-01から1ヶ月間の記事一覧

ウェンディ・ウォルドマン

70'sの女性sswの中ではやってる事がかなり好みなのにもかかわらず、日本では一切紹介されず(この種のものに寛容なワーナーなのに)、知名度はあくまでもマニアのみと言う状態になってしまったウェンディ・ウォルドマンです。デビュー盤はNMMの輸入盤紹介コー…

【64の人たち】フィル・マンザネラ

70's後半のポリドールの広告は「ギタリスト祭り」でクラプトン、ブラックモア、(まだ)ジミヘン、ロイ・ブキャナンそしてマンザネラもこの中に入ってました。知性派ギタリストというくくりで。初マンザネラはリアルタイムで聞いた「K Scoup」だったんですが…

【雨の歌】I Can't Stop The Rain / Peter Criss

キッスのメンバーが同時にリリースしたソロは、ラジオで聞いたきりでしたが、ミディアム〜バラードが多い印象だったピーター・クリスのは、いいなあと思いました。prodにヴィニ・ポンシアが絡んでたこのソロのラストを飾るドラマティックなバラード"I Can't …

【雨の歌】Rain On The Roof / The Lovin' Spoonful

66年にリリースされたラヴィン・スプーンフルのシングル”Rain On The Roof”は、ドリーミーなアレンジで人気のナンバーです。スプーンフルの3枚目「Hums Of The Lovin' Spoonful」('66,Kama Sutra)にも収録されています。#10が最高位ですが、個人的にはスプー…

【64の人たち】イーノ

その昔は「エノ」と表記されてたそうですが、ブライアン・イーノがロキシーにいたとは今では信じがたいですね。妖しげな「Here Come The Warm Jets」(タイトルはずばり射○の事らしいです)は、73年の初ソロですが、ロキシー関係、ホークウィンド関係、801関係…

Handbags & Gladrags

久々にCD化されたケイト・テイラーの「Sister Kate」('71)を聞いてます。キャロル・キングの”Home Again”、兄ジェームズの”Lo And Behold”他、エルトン・ジョンの”Country Comfort”など当時旬のカヴァーが並んでいます。prodはピーター・アッシャーで、ジョ…

【64の人たち】リック・ウィルス

シンプソン→ケントン→ポーターメイダ→ガスタフソン→ウェットン→ガスタフソン→がこのリック・ウィルス。ロキシーのbassの話。フロイド以前のデイヴ・ギルモアのジョーカーズ・ワイルド、カントリー・ロックのコチーズ、フランプトンズ・キャメル、ケヴィン・…

【雨の歌】Walking In The Rain With The One I Love / Love Unlimited

ラヴ・アンリミテッドは、バリー・ホワイトが見出した黒人女性ヴォーカル・グループで、のちにホワイト夫人のグロディーン・ジェイムズ、その妹リンダ・ジェイムズ、ダイアン・テイラー(元ジェリー・ビーンズ)の3人組で69年に結成されてます。最初のヒット…

【雨の歌】Here Comes That Rainy Day Feeling Again / The Fortunes

バーミンガム出身のフォーチュンズは、デビューは63年で、当時はマージービート風の歌と演奏でしたが、”You've Got Your Troubles"のヒット('65)以降コーラスを生かしたソフトな音作りに変化。この曲を書いたのが、ロジャー・グリーナウェイ=ロジャー・ク…

【64の人たち】ポール・トンプソン

全盛期のロキシーを支えたドラマーで再結成後の「Manifesto」まで参加した人。交通事故が原因で脱退と言われてますが、実質は解雇に近い形だったそうで、この辺のバンド運営はあまり民主的な感じではなく、近年のイーグルスに近いものを感じます。ロキシー脱…

【64の人たち】サル・メイダ

73年のツアーに参加したアメリカ人bass。その後ミルクンクッキーズやスパークスに参加したのが、いかにもな経歴。パワーポップなミルクンクッキーズは、お友だちのROCK☆ AVENUEさんを思い出してしょうがないのです。https://www.youtube.com/watch?v=aMZPYfg…

■■■ボディ・スナッチャー・恐怖の街('57米)

ボディ・スナッチャー/恐怖の街 [DVD]出版社/メーカー: ランコーポレーション発売日: 2016/06/24メディア: DVDこの商品を含むブログ (7件) を見る

Did It Rain ? / Don Everly

50'sを代表するグループ、エヴァリー・ブラザーズは、60's半ばからヒットチャートから全く見放されてしまったけれど、Warner Brosに残した一連の作品は、バーバンクサウンドのひとつのサンプルとなった「Roots」をはじめ、70'sに入ってから評価の対象になりま…

The Numberer / Roxy Music

フィル・スペクターのPhillesレーベルのシングルがラジオでよりかけてもらえる為にB面が意味のない(それはそれで意味はあるんですが)インストになってる話は有名ですが、ロキシーの初期のシングルもそのスタイルで、デビュー作"Virginia Plain"('72)のB面の"T…

@amazon

・スウィート・カントリー・スイート:ラリー・マレイ ・シスター・ケイト:ケイト・テイラー

【雨の歌】Rainin' In My Heart / Neil Young & Shocking Pinks

テクノにトライした「Trans」に続いて今度はロカビリアンになったニール・ヤングの「Everybody's Rockin'」('83)から。多分スリム・ハーポがやってた曲と同じだと思いますが、いいムードです。https://www.youtube.com/watch?v=J-9pFL67Hy

【64の人たち】ジョン・ガスタフソン

正式メンバーではない、と一部でいわれながら「Stranded」から「Siren」まで3枚のスタジオ盤でbassを弾いたジョン・ガスタフソンは、やはりロキシーのbassとして一番だと思います。60'sのビッグ・スリー、マージービーツからクオーターマス、ハード・スタッ…

【64の人たち】ジョン・ポーター

ロキシーは基本bassを固定しない方針なのか、bassは流動的で無数のメンバーが参加してます。グラハム・シンプソン、リック・ケントンに続く3人目はセカンドで「For Your Pleasure」で弾いたジョン・ポーター。この人はデリヴァリーのキャロル・グライムズが…

Sample And Hold

ニール・ヤングが82年の「Trans」でテクノ(でもなんでもないですが、今聞くと)をやり出した時はどうなるかと思いました。思えば目を離したら何をやるかわからんと思わせた瞬間だったかも(まあその内に目を離しっぱなしになるのですが)。82年と言うとLAへのN…

■■殺人狂時代('67日)

監督:岡本喜八 出演:仲代達矢、団令子、砂塚秀夫、天本英世殺人狂時代 [DVD]出版社/メーカー: 東宝発売日: 2006/02/24メディア: DVD購入: 4人 クリック: 231回この商品を含むブログ (58件) を見る公開時は記録的に不入りでしたが、後にカルト化した1本。し…

St.Elmo's Fire / John Parr

昨日別のところで出てました"セント・エルモス・ファイア”は、同名映画の主題歌。ブラット・パック勢ぞろいと言ったこの青春映画には全然ノレませんでしたし、デイヴィッド・フォスター主導の音楽の大げさな感じには、ますます米メインストリームとの距離を…

【雨の歌】Fool In The Rain / Led Zeppelin

79年に出たレッド・ゼッペリンの実質的最終作「In Through The Out Door」は、当初は紙袋入りのジャケットで、袋を取ると6種類のパターンがありました。この頃英国では、ニュー・ウェイヴ〜オルタナティヴが全盛で、パンク以前のロックはOld Wave、恐竜ロッ…

【雨の歌】Coloured Rain / Slade

もちろんトラフィックのファーストに入ったあの曲のカヴァー。BBC音源ですがスレイドがやってるとは知らんかった。他にもアル・クーパー、ブラスロックのウォラス、エリック・バードン&ジ・アニマルズ(アンディ・サマーズ期)など多くのカヴァーがあります…

【雨の歌】Rain / Dando Shaft

ダンドゥ・シャフトは英国の5人組フォーク・グループ。フォークロックと呼ぶには、エレクトリックな要素がないので呼びにくいです。トラッド系ではなくオリジナル。メンバーには後にバート・ヤンシュのサポートとして来日するマーティン・ジェンキンズ(mando…

【64の人たち】ジョン・ウェットン

今日はウェットンのお誕生日だそうです。クリムゾンの時にも書きましたがそうそうたるキャリアの持ち主で、ロキシーにはユーライア・ヒープに誘われるまでツアーに参加(一部は「Viva!」で聞けます)。同じ事務所(EG)故に親交があったんでしょう、これがUKへ…

Oh Woman Oh Why

A面はもとよりポールの場合はシングルのB面にひっそりと配されたままになっている曲にも捨てがたい魅力があります。"Another Day"('71)のB面の"Oh Woman Oh Why"は素朴なブギ〜ロックンロールですが、昔からこれ好きなんです。デニー・シーウェル(ds)、リン…

【雨の歌】Same Rain Falls / Robin Trower

あまり語られないけど、ジェームズ・デューワーと言う人は歌い手としてもなかなかエモーショナルなものを持ってましたね。ロビン・トロワーとは個人名でもあり、同名のバンド名でもあったのですが、70'sの一連の幾何学的模様のジャケのアルバム群(絶対このジ…

アンディ・マッケイ

oboe吹きがいるロック・バンドは相当珍しい。もちろんsaxも吹きますが。ロキシー時代からソロを出してましたが、猫ジャケでも有名な「In Search Of Eddie Riff」('74)は有名スタンダードのカヴァー中心のインストという地味な内容です。その後EGがPolydorに…

■■オデッサ・ファイル('74英、西独)

監督:ロナルド・ニーム 出演:ジョン・ヴォイト、メアリー・タム、マクシミリアン・シェルオデッサ・ファイル [DVD]出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント発売日: 2015/11/04メディア: DVDこの商品を含むブログ (7件) を見る

ブレンダ・パターソン

Playboyレーベルからの同名のサード('73)が韓Big PinkからCD化されております、ブレンダ・パターソンはゴスペルフィーリング満載の女性スワンパー。ライ・クーダー(g)、LAゲタウェイのリズム隊(クリス・エサリッジとジョニー・バーベイタ)らが参加し泥くさ…