2017-09-01から1ヶ月間の記事一覧

【名曲リレー281】safe#2

■Safe At Home / The Souther Hillman Furay Band西海岸オールスターズといっても、AsylumがJ.D.サウザーを売り出すためにポコを抜けたリッチー・フューレイと、マナサスが解散したクリス・ヒルマンに声をかけ、マナサスの残党ごと込みで組ませたバンドです…

【名曲リレー280】sound#3

■Safe And Sound / Carly Simon「Hotcakes」は、カーリー・サイモンのアルバムではあまり話題に上がらないものの一つ、とは僕が思ってるだけでしょうか。まだまだMOR色の濃い初期の作品で、prodはリチャード・ペリーでNY録音。デイヴィッド・スピノザ(g)、リッ…

【ウィンウッドの50曲】30・Giving To You

トラフィックのデビュー・シングル"Paper Sun"のB面なので「Mr.Fantasy」には収録されてますが、録音は他のものよりも早かったのでしょう。クリス・ウッドのセリフを冒頭にコラージュしたインストでジャズ〜ブルーズ・ロックのスタイルに近くファーストでは…

【土曜80's】リトル・スティーヴン&ザ・ディサイプル・オブ・ソウル

ブルース・スプリングスティーンの片腕だったマイアミ・スティーヴことスティーヴ・ヴァン・ザントのソロ・プロジェクトがディサイプル・オブ・ソウルです。84年に出たセカンド「Voice Of America」(EMI America)からタイトル曲がシングルカット。当時よく…

【名曲リレー279】sound#2

■Sounds Asleep / Blondieシングルでもないのにクリップがあるのはこれが入った「Eat To The Beat」はほぼ全曲にクリップがあるのです。映像に自覚的だったブロンディーだけに、MTV時代があと2年早かったらもっとブレイクしてたでしょうねえ。https://www.yo…

【名曲リレー278】who#3

■The Sound Of Someone You Love Who's Going Away And It Doesn't Matter / Penguin Cafe Orchestra"君の去ってゆく音が聞こえるけどそれは大したことではないよ"でしたっけ邦題?再発の際パラソルの下の2匹のペンギンのジャケになりましたが、イーノのObsc…

【金曜の女たち】スパイロジャイラ(バーバラ・ガスキン)

以前スチュワート&ガスキンを紹介したんでハットフィールズ以前のスパイロジャイラを。フォークとプログレと女性voは、親和性高いのですが、メロウ・キャンドルやスパイロジャイラはある意味典型です。僕の好きなのはセカンドの「Old Boot Wine」でデイヴ・…

【ウィンウッドの50曲】29・Pearly Queen

トラフィックのセカンドに入った曲ですが、バンド参加中に歌わなかったデイヴ・メイスンがライヴで取り上げています("Gimmie Some Lovin'"もやってますね)。その関係でついついメイスンの曲だっけ?といつも思ってしまうのですが、れっきとしたSW曲。クラプ…

スは宇宙のス('66)

さなぎ Chrysalis 火の柱 Pillar Of Fire ゼロ・アワー Zero Hour あの男 The Man 脱出する者の時間 Time In The Flight 孤独な散歩者 The Pedestrian 別れも愉し Hail And Farewell 透明少年 Invisible Boy 僕の地下室へおいで Come Into My Cellar 遠くて…

ウは宇宙船のウ('62)

「ウ」は宇宙船の略号さ R Is For Rocket 初期の終わり The End Of The Beginning 霧笛 The Fog Horn 宇宙船 The Rocket 宇宙船乗組員 The Rocket Man 太陽の金色のりんご The Golden Apple Of The Sun 雷のとどろくような声 A Sound Of Thunder 長雨 The Lo…

【続ウルトラな日々】ゴーガの像

Q、第24話。 スパイアクションを交えた1篇で、30分には収まり切れないヴォリュームです。アーブ博物館から密輸団によって盗まれた「ゴーガの像」と呼ばれる彫像の事。その密輸団の運び屋の女性、アリーンは、実はアーブ大学教授で、敵対する別の組織のメンバ…

【ウィンウッドの50曲】28・Why Can't We Live Together

03年に出た「About Time」はVirginを離れ自身のレーベルWincraftを作っての第1作。ここではgとdsを加えたトリオのバンドによる演奏を基本としていてとてもライヴ感があります。percがゲストで加わってる事やSWのハモンドが全開な事もあって初期サンタナと比…

【名曲リレー277】who#2

■Who Do You Love? / Ronnie Hawkinsザ・バンドの前身であるホークスはカナダのロッカー、ロニー・ホーキンスのバック・バンドでした。ザ・バンドの活動停止を記念したおつかれさま会のラスト・ワルツは、ゆかりの人たちが次々と出てくる夢のようなイヴェン…

【名曲リレー276】man#3

■The Man Who Sold The World / Luluウルトラヴォックスのミッジ・ユーアによる、なんかもうドンピシャすぎるカヴァーもありましたが、もちろんデイヴィッド・ボウイのオリジナル。このルルのカヴァーは74年のシングルでPolydorに残した唯一のものとか。まあ…

【木曜は1968年もの】マンフレッド・マン

60'sはシングル中心ですが、シングルだけ追っかけてると見落とすことが多いのも事実。マンフレッド・マンの第2期はマイク・ダボをフィーチャーしたサイケデリック・ポップ期で、ポール・ジョーンズ時代のストレートなR&Bは影をひそめ、スウィンギン・ロンド…

【ウィンウッドの50曲】27・While You See A Chance

捨て曲なしの「Arc Of A Diver」はSWが一人で全部プレイしたマルチダビングの1枚でした。シングルになったこの曲は、今でもイントロ聞いただけでテンションが上がる前向きの曲。シンセのソロは実にSWらしい響きがあります。最高位7位。シングル・ヴァージョ…

【名曲リレー275】man#2

■Wise Man In Your Heart / Daevid Allenデイヴィッド・アレンのゴング脱退後のソロ「Good Morning」('76)はマジョルカ島の現地ミュージシャンとユーターピなるバンドを組んでのものでした。すごく牧歌的なムードの1枚で個人的には一番気に入ってます。ただ…

【名曲リレー274】station#3

■Station Man / Fleetwood Mac元々はジェレミー・スペンサー色満開だった「Kiln House」('70)に入った曲でしたがバッキンガム・ニックス参加後しばらくレパートリー不足の為,"Hypnotize"と共にステージでは歌われてました。今となってはなかなかレアな選曲。…

【水曜はさっきまで聞いたことなかったもの】ブルー・スティール

シャイロウでドン・ヘンリーと一緒だったリチャード・ボウデンが組んだ70's後半の西海岸的なバンドがブルー・スティールです。名前は知ってましたが縁もなく見かけた事もありません。ファーストは79年Infinityから出た「No More Lonely Nights」。セカンドは…

【ウィンウッドの50曲】26・I'm A Man

ウィンウッド兄弟をフィーチャーしたSDGの最後のシングルが67年の"I'm A Man"です。discogにあった日本盤シングルの写真では裏ジャケに「残念ながらこのシングルを最後に兄弟は脱退〜」と書かれていまして、当時のシングルの短い解説が雑誌と共に大きな情報源…

【火曜はカヴァー曲のカ】I'm A Man

昨日はスペンサー・デイヴィス・グループの"I'm A Man"を別項目で書きました。僕はてっきりこの曲はシカゴのオリジナルだと思ってたのですけど、初期のシカゴのベスト盤に入ったこの曲を愛聴してました。ブラスセクションは皆カウベルなどpercを持ち替えるの…

【名曲リレー273】station#2

■In A Station / Olivia Newton John日本ではポリドールから出たオリヴィア・ニュートン・ジョンのファースト「If Not For You」('71)に入ったザ・バンドのカヴァー。僕はリチャード・マニュエルが歌う曲ではベスト3に入るくらい好きな曲で、ONJのヴァージョ…

【名曲リレー272】down#3

■Down In The Tube Station At Midnight / The Jam深夜地下鉄の駅で暴漢に襲われ、鍵も奪われ、妻の事、冷えたカレーとワインの空き瓶を冷たい床の上に横たわりながら想う、という何ともやるせない歌です。ザ・ジャムがどんどん音楽的になっていった「All Mod…

【ウィンウッドの50曲】25・Let Me Make Something In Your Life

77年のファーストソロ「Steve Winwood」より。このアルバムは基本的に多重録音に目覚めながら、一部に気の合う友人たちとセッションを重ねたような1枚で、旬のリズム隊であったウィリー・ウィークス(b)、アンディ・ニュー・マーク(ds)を基本的に起用。ゆった…

【女優さん】ジェニー・アガター(Jenny Agutter)

いかにもイギリス人らしい個性的な美人。名前を知ったのは「狼男アメリカン」(邦題傑作!)の看護婦さんですけど、ティーン時代に撮ったニコラス・ローグ監督の映像美あふれる「美しき冒険旅行」(という様な楽しい旅行では全くないのですが)や子役時代の「若草…

【月曜西海岸】NGDB

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ニッティ・グリッティ・ダート・バンドは元々ジャグ・バンドからスタートしたカントリーロック。最初期にはジャクソン・ブラウンもメンバーでした。NGDB時代は文句なしに「Uncle Charlie」がベスト。これピンとこない人はNGDBとは縁がなかったと考えてもいいでし…

【女優さん】カレン・アレン(Karen Allen)

カレン・アレンと言えば「レイダース」が今でも一番有名なんでしょうね。インディ・ジョーンズ・シリーズの第1作は劇場で見てコーフンしました。それ以前には「ワンダラーズ」にも出てましたが未見。スピルバーグ映画のヒロインは大成しない説を昔手塚真さん…

【名曲リレー271】down#2

■All Bowed Down / Great Jonesこれも謎のバンドです。70年に「All Bowed Down」(Tonsil)という1枚がある米バンド?このタイトル曲はジャフリー・ガッチョン作で、ガッチョンが参加してたウッドストックのハングリー・チャックのアルバムでも聞かれるほか、…

【名曲リレー270】river#3

■Down By The River / Buddy Miles 巨漢の黒人ds、バディ・マイルズは見た目で誤解されてる様な気がします。僕もよくは知らんのだけど、初期エレクトリック・フラッグのメンバー。その後バディ・マイルズ・エクスプレスを後にカクタスのメンバーと組んでます…

【ウィンウッドの50曲】24・Ghost Machine

在英の日本人perc、ツトム・ヤマシタ(Stomu Yamash'ta)のGo Projectに、SWが呼ばれたのは末期トラフィックで一緒だったロスコ・ジー(b)の存在もあるでしょうし、なんといってもIslandレーベルのファミリー的なムードもあったでしょう。76年の「Go」は今見る…