2017-08-01から1ヶ月間の記事一覧

【名曲リレー216】funny#3

■That Joke Isn't Funny Anymore / The Smithsスミスの「Meat Is Murder」('85)に収められたアコースティックなバラードです。このアルバムの重い感じがちょっとイヤで結局この辺からスミスから離れてしまうのですが… それでもアルバムの中にあってほっと一…

【続ウルトラな日々】あなたはだぁれ?

セブン、第47話 深夜の大型団地を舞台にした異色編です。予算の関係から特撮は少なめでと言うオーダーを逆手に取った心理ドラマ風の作りが子供向きではないです。核家族化への不安と言うのがテーマにあったそうで、団地丸ごとフック星人が乗っ取る案もおもし…

【読書歴】14・マイケル・ムアコックのヒロイック・ファンタジイ

グイン・サーガにハマりながら、その原点であるR.E.ハワードのコナンシリーズも読んでました(バロウズやハガードはちと肌が合わんかった)。ですが筋肉隆々のマッチョなヒーローよりも弱っちいマイケル・ムアコックのヒーローたちにもっと惹かれました。ムア…

【続ウルトラな日々】ゴメスを倒せ

Q、第1話 amazonプライムに「Q」も登場したので、こっちに入れます。 ウルトラシリーズの原点はやはり「Q」('66)です。当初は「アンバランス」というタイトルだったそうで、米「ミステリー・ソーン」(Twilight Zone)や「アウター・リミッツ」更には英「クォ…

【名曲リレー215】funny#2

■Funny How Love Can Be / The Ivy Leagueアイヴィー・リーグは、ソングライター・チームのカーター&ルイスにペリー・フォードを加えたコーラス・グループです。"Funny How Love Can Be"('65)は全英#5にヒットでバックバンドを付けて横一列で歌う姿が動画に…

【名曲リレー214】peace#3

■What's So Funny About Peace,Love And Understanding / Brinsley Schwarzブリンズレー・シュワーツの最終作「New Favorites Of」に入った曲ですが、エルヴィス・コステロがデビュー直後に取り上げ有名になりました。”Peace Love ETC”として長いことステー…

【スティルスの50曲】40・Cuba Al Fin

これも別に名曲でもなんでもないんですが珍しいんで。79年の「Havana Jam」というライヴ盤(他にはクリス&リタ、イラケレ、ファニア・オールスターズらサルサ勢、ウエザー・リポートら)に入った曲でスペイン語で歌われるラテンテイストの強い曲。当時のバン…

【読書歴】13・グイン・サーガ

どうしてもこれに触れないあかんなあ。栗本薫(中島梓)という作家は、作品の世界観のある部分には共鳴するけど、作家としての別の部分には拒否反応を示してしまいます(好みの問題)。未曾有のヒロイック・ファンタジイ(と言うか大河ドラマ)としてスタートし…

【土曜80's】マリ・ウィルソン

ビーハイヴと言われた60'sガールズの独特のヘアスタイルをして80's初めにトト・テイラーのCompact Organizationからデビューしたマリ・ウィルソンは、60'sの香りをぷんぷんさせながら音はしっかり80'sでした。一番有名なのは82年のこのシングルでしょう。pro…

【金曜トリオ】トラフィック

デイヴ・メイスンが辞めて69年にはトラフィックは3人組になっておりました。その後ウィンウッドがブラインド・フェイスに誘われ解散。同時期に寄せ集めの3枚目「Last Exit」('69)が出てます。B面は3人時代のフィルモアでのライヴ。ウィンウッド(org,vo)、キ…

【スティルスの50曲】39・Isn't It About Time

マナサスのセカンド「Down The Road」の1曲目。ザラザラしたスライドはアル・パーキンスではなくスティルスが弾いてます。ボックスのクレジットによってパーキンス未参加と言う事がわかりました。最近でもないけどソロでもやってます。https://www.youtube.c…

【名曲リレー213】peace#2

■Peace In The End / Keith Cross & Peter RossT2にいたキース・クロス(kb)がピーター・ロス(g)と組んで72年に出した「Bored Civilians」(Decca)は心休まるフォークロック中心で、ニック・ロウ、ビル・ランキン等ブリンズレー一派が参加しています。この"Pea…

【名曲リレー213】mind#3

■Peace Of Mind / Boston産業ロックと揶揄されるまでは、プログレ・ハードなんてまったく判らない言葉で紹介されることが多かった、ボストンはトム・ショルツを中心とした5人組ながら、大半の楽器をショルツがこなし、歌とds以外はワンマンバンドに近いです…

【名曲リレー213】mind#2

■Legend Of A Mind / The Moody Bluesムーディー・ブルーズに関しては全く門外漢なのですが、数年ぶりに最近またちゃんと聞いてみたい気もしてきました(以前玉砕だったのにもかかわらず)。この”Legend Of A Mind”はLSD文化のアイコンだった心理学者のティモ…

【名曲リレー212】were#3

■You Were On My Mind / We Five元々はイアン&シルヴィアのシルヴィア・タイソンが結婚前のシルヴィア・フリッカーの名前で書いた曲です。カヴァーしヒットさせた(#3)ウィ・ファイヴはジョン・スチュワートの弟マイケルと紅一点のビヴァリー・ビヴンスをフィ…

【スティルスの50曲】38・As I Come Of Age

元々は75年の「Stills」に入った曲でしたが(dsはリンゴ・スターでした)、81年のCS&N再結成時にもレコーディングされました。その音源はボックスで聞けますが、意外といいのです。 ポインター・シスターズのカヴァーもあります。今日はCS&Nヴァージョンを。ht…

【木曜は1968年】グレン・キャンベル

訃報が飛び込んできたグレン・キャンベルをもう一回。タツローの「サウンド・ストリートで聞いた”Wichita Lineman”がすごく好きで、あとからすればジム・ウエッブの洗礼だったわけですが、件のヒット曲が入った68年の同名作から。このジャケをこの2日間よくTL…

【スティルスの50曲】37・Helplessly Hoping

CS&Nのファーストの中ではあまり目立たない"Helplessly Hoping"もまた長く歌い継がれているナンバーです。今日はウッドストックのヴァージョンを。スティルスのフォークロアなこの衣装は割とよく見かけます。https://www.youtube.com/watch?v=iC2cJHGwoZU

【名曲リレー211】were#2

■If I Were A Mountain / Chris Stillsスティルスとヴァロニク・サンソンの間の息子がクリス・スティルスです。声も父親にですが、音楽的に父親の世界観にフィットしたのがこの"If I Were A Mountain"です。結局アルバムはこの「百年もの」を出したっきりです…

【水曜はさっきまできいた事なかったもの】マーク・アシュトン

マーク・アシュトンはレアバードのdsで後にヘッドストーンを組んだ人(gとvoと楽器を替えています)、その後渡米し20th Centuryからソロがある事は知ってましたが、ずいぶんアメリカ寄りのソウルフルな音だとは知りませんでした。ドローンとした"Satisfaction…

【名曲リレー210】here#3

■Wish You Were Here / Pink Floydくしくもヴァイオリンでつなげてしまおう。一番好きなピンク・フロイドのアルバムは「炎」なんですが、このタイトル曲"Wish You Were Here"の邦題”あなたにここにいてほしい”はバンド側の希望だそうです。だいぶ前に出た拡大…

【名曲リレー209】here#2

■Here'sThe One Got Away / The Style Council大好きなスタカンの「Cafe Bleu」に入った爽やかな曲。この心地よいviolinを弾いてるボビー・ヴァレンティノはファビュラス・プードルズと言うモダンポップのメンバーだったことにびっくりしました。https://www…

【火曜はカヴァー曲のカ】A Salty Dog

プロコル・ハルムの初期の代表曲をソフト・セルのマーク・アーモンドが切々と歌いあげる名カヴァーだと思います。不勉強につき92年のレアリティーズな「A Virgin's Tale」に入ってるという事しかわかりませんが…https://www.youtube.com/watch?v=Hp1ZNlansvA

【スティルスの50曲】36・Witching Hour

元々はマナサスのセカンド用に用意されながら漏れてしまい、クリス・ヒルマンが76年の初ソロ「Slippin' Away」で取り上げたもの。12年に復刻された「Pieces」というマナサスの未発表曲集に、スティルスのvoヴァージョンが収録。たしかにちょっとなめらか過ぎ…

【月曜西海岸】カントリー・ガゼット

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バイロン・バーライン(fdl)、ロジャー・ブッシュ(ac-b)らカリフォルニアのブルーグラス系のミュージシャンが集まって結成されたカントリー・ガゼット。フライング・ブリトウズとも交流があってその流れでマナサスのファーストのクリス・ヒルマン主導のカント…

【名曲リレー208】tear#3

■Here Come Those Tears Again / Jackson Browneでもってローズがらみのもう1曲。ジャクソン・ブラウンの"Here Come Those Tears Again"です。自殺した前妻フィリスの母、ナンシー・ファーンズワースとの共作で「The Pretender」ではジョン・ホールのg、ロー…

【名曲リレー207】tear#2

■Tears In The Night / Rosemary Butler元バーサで解散後はジャクソン・ブラウンのバックなどでパワフルな歌声を聴かせていたローズマリー・バトラー。この人に目を付けたのは日本の角川映画で、映画「汚れた英雄」に主題歌を歌わせメディアミックスでヒット…

【スティルスの50曲】35・Stranger

50曲に選ぶほどの名曲でもないけどクリップのあるんで珍しいから。「Right By You」('84)からのシングル曲で、61位まで上昇。いかにも80'sロックでスティルスらしさはラテン風味と言うくらい。ジョージ・ペリー(b)、ジョ−・ララ(ds)、マイク・フィニガン(kb)…

【日曜ライヴ・ヴァージョン】キャンド・ヒート@73

73年と言うと末期に近いキャンド・ヒートですが、本国以上にヨーロッパでの人気が高かったのも事実。これは73年のモントルーでのライヴでスライドを弾いてるのはLAゲッタウェイのジョエル・スコット・ヒルでしょうか?曲は初期のヒット"On The Road Again"で…

【名曲リレー206】more#3

■Tears Tears And More Tears / Nicolette Larson80年のニコレット・ラーソンの初来日のアンコール2曲目はこれでした。レパートリー全部やってしまったのか新曲。アラン・トゥーサン曲で次の「Radioland」にも入りました。オリジナルはリー・ドーシーだそう(コ…