2018-08-01から1ヶ月間の記事一覧

【月曜の女たち】エリザベス・バラクラフ

マコピーさんが挙げてたんで便乗。後期Bearsvilleレーベルを彩った一人がエリザベス・バラクラフでした。ニュー・ウェイヴ世代のボニー・レイットというような感じもありました。ファーストではポール・バタフィールド(BFだったという話もあります)も参加…

【名曲リレー641】city#3

■Fat City / The Sons Of Champlin('66)その後シカゴ他のビル・チャンプリンが遥か昔に組んでたシスコのブラス・ロック、サンズ・オブ・チャンプリンですが、この"Fat City"は結構攻撃的なジャンプナンバーでVerveからのデビューシングルのB面でした。A面の"…

【名曲リレー640】city#2

■Inner City Blues / Brian Auger's Oblivion Express('73)英米でジャケットが違う「Closer To It」は断然英ジャケの方がカッコイイ、オブリヴィオン・エキスプレスです。ジャズロックからスタートしこの時期には、ソウルの影響を受けたファンキーロックにな…

【ニチヨーロピアン】エディション・スペシャル

よくは知らないけど仏ジャズ・ロックです。78年の「Horizon Digital」(RCA)には、後期ゴングの女性perc、ミレイユ・バウアーが参加。日本では遅れて「Fool's Mate」誌で紹介され、聞きたいなあと悔しがった覚え(今ではマーキーからCDが出てます)。ミレイユ…

【カナダからの手紙〜カナディアンの50曲】7・Last Song ・Edward Bear('73)

ラリー・エンヴォイをリーダーとした3人組、エドワード・ベアーの本質はこの"Last Song"の様なポップな失恋ソングではなく、プログレ的なもっと実験的なものだった気がしますが、そっちはあんまりおもしろくなく、やはりこの曲になってしまいます。トップ40…

【続ウルトラな日々】さらばウルトラマン

マン、第39話 最終話は唐突に円盤群が来襲していきなり地球ピンチの展開になります。ゼットン星人(ケムール人のマスクを後ろ前反対にし、ケロニアの爪を付けて背広を着せただけと言います)円盤群は簡単に科特隊にやられますが、岩本博士(平田昭彦)に化けた…

【カナダからの手紙〜カナディアンの50曲】6・Victim Of Broken Heart / Aldo Nova('83)

これも何度も挙げてますメロディアスなハードロック。アルド・ノヴァっていうかこの曲ぐらいしか知りませんが泣きのメロディー満載で、大好きなベニー・マードーンズの"Into The Night"っぽいところもあってよいのです。モントリオール出身のgtrで、いかにも…

【土曜はゴフィン・キング】Take A Giant Step

GK

僕にとってモンキーズというのはあんまりキョーミないんで(マイク・ネスミス以外)、ほとんど有名なヒット曲しか知らん位抜けてるんですが、"Take A Giant Step”はモンキーズが最初にレコーディングしたのだそうです。僕としてはタジ・マハールの「Giant Step…

【カナダからの手紙〜カナディアンの50曲】5・A Bunch Of Lonesome Heroes / Leonard Cohen('69)

カナダのsswというと長老的な存在はゴードン・ライトフットやブルース・コバーンあたりだと思うのですが(今回残念ながら50選には漏れております)、モントリオール出身のレーナード・コーエンも重鎮です。この人の場合まず詩人であるという事が先にある気が…

【金曜パブロック】チリ・ウィリ&レッド・ホット・ペッパーズ

レッチリ(聞いたことないけど)というバンドが出て来た時、名前似てるなあと思ったけど、こっちが先のパブロック。マイティ・ベイビーのマーティン・ストーンをフィーチャーした辛口のミクスチャーロック。74年のセカンド「Bongos Over Balham」に入ったこの…

【名曲リレー639】song#3

■City Song / Lindisfarne('71)リンディスファーンとかアラン・ハルは大好きなんですが、結構似たような曲も多く(またBBC音源なども多く)、全部聞こうとすると結構挫折してしまう部分あります。2枚目の「Fog On Tyne」に入った”City Song”はハルがソロでも…

【カナダからの手紙〜カナディアンの50曲】4・On The Loose / Saga('83)

プログレっぽいハードロックなのか、ハードロックっぽいプログレなのか、プログレハードと言われる北米のバンドの多くは、どっちかのジャンルに重きを置きながら、もう片方のジャンルにから歩み寄った形を取ってますね。オンタリオ出身のサーガは、どっちで…

【名曲リレー638】song#2

■Song For The North Star / Jorma Kaukonen('7)このジャケのせいでなかなか手が出なかったヨーマ・コウコネンのソロ「Quah」を買ったのはずいぶん後で、Relixからの再発でした。ホット・ツナでのアコースティックなフォーク・ブルーズの路線そのまんまで、…

【木曜は81年もの】リック・スプリングフィールド

リック・スプリングフィールドが、ロックっぽくなって再ブレイクして人気者になるとは思いませんでした。オーストラリア出身でルックスの良さが逆に災いしたのか不遇の時代を経て(ポップス的な”Speak To The Sky”('74)をヒットさせた事はありましたが)、「…

【名曲リレー637】radio#3

■The Radio Song / Joe Walsh('87)ラジオから突然流れた知ってる曲にトリハダがたったこと、ラジオから流れた知らないはずの曲に遠い昔聞いたことがある様な感慨を抱いたこと、ありますよね。ジョー・ウォルシュの87年の「Got Any Gum」からのシングル曲。PV…

【カナダからの手紙〜カナディアンの50曲】3・Papa John / Hans Staymer Band('72)

カナディアン・スワンプとしてsswファンにも人気のハンス・スタイマー・バンドは、かつて日本で紙ジャケでCD化されたことありましたが、なんとトリオからLPが出てた事もあったそう。意外な骨太なハードロッキンな音でびっくりした記憶があります。同郷の大先…

【和ものの水曜日】川口雅代

マッシーはミスDJリクエストパレードで知ったけど、ずっと後になってTokyo FMの朝の「Big Bang Tokyo」のDJが同じ人と知ってびっくりでした。この人実はsswでもあって81年の「Salute」は隠れた傑作です。ここから"Melty"。久々に聞きました、つべにあるんだ…

My Friend The Sun https://www.youtube.com/watch?v=xnNTjcOGUgQ Tell It Like Is Hercules https://www.youtube.com/watch?v=ika8Kdpt8xo Sharing The Night Together https://www.youtube.com/watch?v=b_n_NgGWpR4 https://www.youtube.com/watch?v=bsrkR…

【名曲リレー636】radio#2

■On The Radio / Donna Summer('80)大ヒット「Bad Girls」から何枚目化のシングルカットですが、#5まで上がったディスコ曲。この間にバーブラ・ストライザンドとのデュエットもあったし、とにかくドナ・サマーの全盛期でしたね。https://www.youtube.com/wat…

【火曜はカヴァー曲のカ】On And On

スティーヴン・ビショップの名前を知らしめたポップ曲をUKレゲエのアスワドがカヴァー。アスワドは、80'sにルーツレゲエから大きく逸脱したポップなカヴァーをやって幅広い支持を得ましたが、このカヴァーもその流れにありますね。89年のヒットだと言います…

【カナダからの手紙〜カナディアンの50曲】2・Stay Awhile / Bells('72)

何度も挙げてるベルズです。ジャッキー・ラルフ(♀)とクリフ・エドワーズ(♂)のvoをフィーチャー。"Stay Awhile"(恋はつかのま)は、ジャッキーのはかなげなウィスパリング・ヴォイスが切ない名曲です(歌詞は結構セクシャルですが)。71年に全米#7まで上がる…

【続ウルトラな日々】空間X脱出

セブン 第18話 スカイダイヴィング練習でダイヴしたウルトラ警備隊隊員(アマギ、ソガ)の降りた場所は、ベル星人の作り出した擬似空間Xだった、というのが今回の話。これは昔話が入ったソノシートを持ってた記憶。ベル星人の擬似空間には、霧のかかった森…

【名曲リレー635】why#3

■That's Why God Made the Radio / The Beach Boys('12)珍しく近作から。といっても6年前か。このタイトル曲はホントエヴァグリーンな魅力に満ちています。https://www.youtube.com/watch?v=VAmk-Wk2pNA

【月曜の女たち】レイディ・ジューン

70's後半にビクター=Virginから生産限定品でレイディ・ジューンの「堕落詩人」が再発された時ものすごく迷った事を覚えてます。まあポエトリー・リーディング中心のアルバムなのですが…ロバート・ワイアットのアパートの大家でカンタベリーの音楽にもかかわった…

【カナダからの手紙〜カナディアンの50曲】1・You Ain't Seen Nothin' Yet / Bachman Turner Overdrive('74)

しばらく鰤寄りだったのでメリケン方面で舵を取ります。このカナダものってくくりって結構無謀ですが、なんでもできるんでいいかなと。セレクトは例によってずいぶん偏ってますが、カナディアンってハードロックもポップスもメロディアスなものが多いですね…

【Islandレーベルの70曲】70・Late November / Sandy Denny('71)

最後はフェアポートの歌姫、サンディー・デニーです。声の張りというか力がありますね。フェアポートを辞めてから旦那のトレヴァー・ルーカスとフォザリンゲイを組んだり、ソロを出したり、ゼッペリンの4枚目のゲストで歌ったり、フェアポートに復帰したりと…

【名曲リレー634】why#2

■Oh Woman Oh Why / Paul McCartney('71)71年に入るとポールとリンダは「Ram」の録音に入りますが、先行シングルとして出たのが”Another Day”でした。実際は「Ram」と同じ頃の録音ではなく、もっと以前に完成してたらしい。名義はポール・マッカートニー、NY…

【ニチヨーロピアン】シヴァ

お友だちに教わったスイスの60's後半のバンドです。69年にドイツのレーベルから出た「Walpurgis」はサイケというかプログレというかアンダーグラウンドな雰囲気満載です。クトゥルー神話にリンクした様なジャケットも不気味。1曲目がプロコル・ハルムのファ…

【Islandレーベルの70曲】69・I Still Haven't Found What I'm Looking For / U2('87)

大詰めです。この40曲では一番最近のものかなあ。U2は、デビューからしばらくは特徴的なギター・バンドという印象でしたが、ある時ライバル視されてたエコバニやビッグ・カントリーなどを軽く抜き去って別のジャンルに行ってしまうくらい突き抜けてしまった…

【名曲リレー633】people#3

■Why Are You People Like That / Muddy WatersブルーズのCDは今も昔もこれしか持ってません。マディ・ウォーターズがウッドストックで録音した「The Woodstock Album」('75)。このメンツはそのままザ・バンド解散後のリヴォン・ヘルムのRCOオールスターズに移…