2008-03-01から1ヶ月間の記事一覧

morning#2

■Grey Broken Morning / Miller Anderson キーフ・ハートレー・バンドのgtr/voのアンダーソンは、73年に独立しヘムロックを結成しているが、この「Bright City」は71年のデラムから出した初ソロ。僕の持ってる独レパートワー盤CDとヴィニル・ジャパンから06年に…

bird#3

■Birdcall Morning / Barnstorm ジェームズ・ギャング脱退後ジョー・ウォルシュが、ケニー・パサレリ(b)、ジョー・ヴァイターリ(ds,kb,fl)、ロッキー・グレイス(kb)と組んだのがバーンストームで、名義こそウォルシュのソロとなっているが、72年の「Barnstorm…

08017■SHINOBI('05日本)

監督:下山天 主演:仲間由紀恵、オダギリジョー、椎名桔平、黒谷友香、沢尻エリカ、升毅 ひどい、と言う話は聞いていたが、あのラストには唖然とする。そもそも山田風太郎の「甲賀忍法帖」を一般映画で作るのは無理な話。わかっていながら純愛、「ロミオとジ…

bird#2

■Bye Bye Blackbird / Joe Cocker ジャズのスタンダードともいえる、"Bye Bye Blackbird"だけど、僕はジョー・コッカーのファーストに入ったヴァージョンが一番好き(というか、これしかちゃんとは知らない)。元々20'sにエディー・カンターという人がレコー…

■■■魔物(上)(下):大沢在昌(角川書店)

white#3

■White Bird / It's A Beaytiful Day 抜けるような青空をバックに清楚な少女が頂上でたたずむ、といった昔風のイラストのジャケットが、印象的なイッツ・ア・ビューティフル・デイのデビュー盤は、69年にCBSからリリース。サン・フランシスコで生まれた、サ…

08016■■ウォリアーズ('79米)

監督:ウォルター・ヒル 主演:マイケル・ベック、ジェイムズ・レマー、デボラ・ファン・ファルケンバー

white#2

■White Rhythm And Blues / Linda Ronstadt 髪を短くしてカーリー・ヘアのローラースケーター姿にビックリした78年の「Living In USA」は、リンダ・ロンシュタットのキャリアのピークの1枚。チャック・ベリーで始まりエルヴィスで終わるというそのつくりは、今…

08015■■■黒澤明・ドラマスペシャル・天国と地獄('07日本)

監督:鶴橋康夫 主演:佐藤浩市、鈴木京香、妻夫木聡、阿部寛、平田満、伊武雅刀、吹石一恵 ほぼ忠実なリメイク。異論あるだろうが、現代を舞台にした分変えなければならない設定があった事は事実で、その辺は何とかクリア。もう少し触ってもよかったところ…

08019 What A Bloody Long Day It's Been:Ashton,Gardner,Dyke&Co

パープル関係が続くが、アシュトン・ガードナー+ダイクとしての最終作。72年にCapitolからリリースされた3枚目。いつもの3人に加えCompanyとしてデイヴ・キャスウエル(tp,flh)、ジョン・マムフォード(tb)、ライル・ジェンキンズ(sax,fl)のブラス、そしてミ…

08017 Who Do We Think We Are:Deep Purple

73年にリリースされたパープルの9枚目。既にイアン・ギランの脱退が決まっていた事、ツアーの合間のレコーディングなどの理由から、また結果的にプロモーションのツアーが行われなかったので、ライヴ・ヴァージョンが少ない事などから否定的なニュアンスで語ら…

guy#3

■Sometimes Good Guys Din't Wear White / Standells スタンデルズは、60's半ばLAから登場したガレージ・バンドで、いわゆるオリジナル・ナゲッツの1つ(エレクトラがリリースしたガレージ・バンドの古典的オムニバス「Nugetes」(現在はライノから箱になってい…

guy#2

■Some Guys Have All The Luck / Nicole Wills ベアズヴィル末期の83年にひっそりとリリースされた東部産AORの傑作の1枚。元々ジョニー・アヴェレージ・バンド(ここのbのシェーン・フォンテインは後にローン・ジャスティスに参加するが、ピーターの弟、ミック・…

08014■■トパーズ('69米)

監督:アルフレッド・ヒッチコック 主演:ジョン・フォーサイス、フレデリック・スタッフォード、ダニー・ロバン 晩年のヒッチコック作品では一番の駄作と言われ続けた本作なれど、久々に見るとそんなに悪くないのだ。試写会でブーイングの嵐だったと言う当初…

lucky#3

■A Lucky Guy / Rickie Lee Jones 泣き出しそうな歌声で始まる"We Belong Together"が大好きだったリッキー・リーの2枚目「Pirates」は、ちょうど大学に入った年かな。よくターンテーブルに乗った1枚。その前のデビュー作「浪漫」で圧倒的な表現力を見せてた…

東京・地震・たんぽぽ:豊島ミホ(集英社)

lucky#2

■Lucky Man / Emerson Lake & Palmer ELPを苦手なのは今も昔も変わりない。キース・エマーソンのクラシック趣味と派手なステージ演出が好みに合わないのだ。よってELPでも引っかかってくるのは、どうしてもグレッグ・レイクが歌うフォーキーなナンバーになる。…

just#3

■Just Got Lucky / JoBoxers ジョボクサーズのことを覚えてるかな?83年にたった1枚「Like Gangstars」をRCAに出して消えてしまったバンド。クリス・ボトニック(b)がスタイル・カウンシルのLPに参加してた事もあって、僕はなんとなく覚えてるけど、全英#7まで…

just#2

■Just When I Needed You Most / Randy Vanwarmer ランディー・ヴァンウォーマーのこの曲は、"アメリカン・モーニング"なる珍妙な邦題で知られるメロディアスなナンバー。一説には"アメリカン・コーヒー"が一般的になった頃(78年)に流行ったから、こういう邦…

smile#3

■Just A Smile / Pilot 初めて聞いたパイロットの曲は、ヒット曲の"Magic"ではなく、この"Just A Smile"だった。確かドジ達こと田畑達志の「オール・ナイト・ニッポン」だった気がする。僕が熱心に深夜放送を聞いてたのは76年でこのあと本格的に洋楽に目覚め、…

smile#2

■Smile Your Blues Away / Claire Hamill クレア・ハミルという人は最近はニューエイジ的な音楽をやっているらしいが、70'sはアイランドとコンクから2枚ずつLPを出していたsswで、ほんわかした雰囲気がとても愛らしかった(もちろんリアルタイムでは知らない…

make#3

■Make Me Smile / Steve Harley & Cockney Rebel グラム・ロック新世代として評価されているスティーヴ・ハリー率いるコックニー・レベルだけど、僕は、英国ポップのねじれたヤツ的な評価をしてて大方の見方とは少し違う。抜群のポップセンスを持ちながら奇抜…

■■■グラスホッパー:伊坂幸太郎(角川文庫)

08007 土曜日の夜:トム・ウエイツ

今年はちゃんとトム・ウエイツも聞かなきゃ、と言う気持ちもある。最初に知ったのは、多くの人のカヴァーされた"Ol'55"なんだけど、それが入った「Closing Time」は、ピアノを弾くディランと言った風情もあった。それ以降何となく足が遠のいてる感じで、いく…