2006-01-01から1年間の記事一覧

■■■狼花・新宿鮫Ⅸ:大沢在昌(光文社)

待望の新作、第9作。舞台を新宿から離したのは、前作の反動か?これが逆に少し「鮫」らしくない部分となった。鮫島を主人公とした別の話、といった趣も。ロベルト・村上(=仙田)、香田といったおなじみのキャラも登場。晶はどうなるのかな?

0677■メル・ブルックスのサイレント・ムービー('77米)

監督:メル・ブルックス 主演:メル・ブルックス、マーティー・フェルドマン、ドム・デルイーズ 「○○のXX」(○○は人名)という邦題の映画にろくなものはない、というのは当たっている。売りどころが○○にしかないわけで、こういう邦題が出来るのだから。最近…

star#3

■So You Want To Be A Rock And Roll Star / Tom Petty & The Heartbreakers まだルーツロックなんて言葉がなかった80's半ばからトム・ペティーは大味ではないアメリカンロックの良心のような存在だった。もうすっかり忘れてしまってるけど、MTVに侵された80'…

1605:ankoroさんセレクト

1.ラルゲット~「ピアノ協奏曲第2番 第2楽章」より/ドン・バイロン2.クラリネット・ソナタ第1番ヘ短調op.120−1〜第3楽章/デムス(イエルク), ウラッハ(レオポルト) 3.Love Me /Stephan Seva,Didier Desbois,Oliver Lancelot 4.I'm Getting Sentiment…

star#2

■Shooting Star / Bad Company バッド・カンパニーというも不思議なバンドだ。若くして燃焼した(不完全燃焼だったが)フリーのポール・ロジャースとサイモン・カークに、モット・ザ・フープルのミック・ラルフス、キング・クリムゾンのボズ・バレルによるスーパ…

■■■風の墓碑銘:乃南アサ(新潮社)

highway#3

■Highway Star / Deep Purple 大友克洋ではない(^^) ディープ・パープルが日本の名前を全世界に知らしめた72年の2枚組ライヴ「Live In Japan」は当初日本のみのリリースだったが、好評につき「日本製(Made In Japan)」のタイトルで全世界にリリースされた。…

■■■■風化水脈・新宿鮫Ⅷ:大沢在昌(光文社文庫)

highway#2

テイク・ミー・トウ・ザ・ハイウエイアーティスト: パット・シモンズ出版社/メーカー: 日本コロムビア発売日: 1996/03/30メディア: CDこの商品を含むブログ (1件) を見る■Take Me To The Highway / Pat Simmons 89年に再結成され盛り上がりを見せた再結成ド…

1604:kobbanovaさんセレクト

01. Brother Lou's Love Colony / The Moon (1968) 02. Take Off Your Clothes To Feel The Setting Sun / Wolfgang Dauner Quintet (1969) 03. Flying Up Through The Sky / Oxfords (1970) 04. Shooting Star / The Mamas & The Papas (1971) 05. Love And…

down#3

■Walking Down The Highway / Juicy Lucy 一作ごとにメンバーを代えたジューシー・ルーシーはブルーズ・ロック〜スワンプの範疇で語られるが、あの趣味悪いエログロなジャケのファースト(上画像は同じジャケのベストCD)をリリースした時点では、立派なサイ…

down#2

■When You Get Right Down To It / Barry Mann CD時代になって積極的に過去のカタログが見直され、今まで脚光があたらなかった幻の名盤といわれるものもたやすく日本盤で手に入るようになった(すぐに廃盤になるが)。メジャーレーベル配給でありながら、存…

0676■■緑色の部屋('78仏)

監督:フランソワ・トリュフォー 主演:フランソワ・トリュフォー、ナタリー・バイ

night#3

■Shot Down In The Night / Hawkwind 実際にライヴを体験することはもとより動いてる姿すら拝めなかった、70'sの日本のロックファンは、当然視覚的なイメージよりも、聴覚からのイメージの方が重要だった。だから見かけと音にギャップがある、本国ではキワモ…

1603:めんちかつさんセレクト

01.秋の夢/狐の会 02.プロペラ市さえ町あれば通り1の2の3/中川イサト 03.oh,sunannah/james taylor 04.strange days/カーネーション 05.outono/djavan 06.fall/miles davis 07.this sailboat song/john hartford 08.記憶/松田マヨ 09.love like ours/ned doh…

■■灰夜・新宿鮫Ⅶ:大沢在昌(光文社文庫)

night#2

■Nights In White Satin / The Moody Blues 実はムーディー・ブルーズは(も)ほとんど知らない。Thresholdから出た一連の作品は、帯に「シンフォニックな」とか大げさな美辞麗句で埋め尽くされてて、聞こうとする意欲をそぐのだった。後にウィングスに参加す…

in-the#3

■In The Dead Of Night / U.K. 「憂国の四士」というすごい邦題のデビュー作が出たのが79年。「パンク〜ニュー・ウェイヴの嵐が吹き荒れ、プレスはかつてのビッグネームを全く無視していた当時の英国を憂いだ4人の歴然の勇者」というようなニュアンスを、期待…

1602:風来坊さんセレクト

1)武満徹『波の盆』 2)Rufas Wainwright『It's Only A Paper Moon』 3)Kate St. John『Don't They Know You've Gone』 4)Burt Bacharach 『In Our Time 』 5)Procol Harum 『Grand Hotel』 6)Paul McCartney 『English Tea』 7)The 12 Cellist…

セレクトの曲目発表は ここです。

in-the#2

■Eye In The Sky / Jonatha Brooke ジョナサ・ブルックに関してはあまり知らない。東海岸出身の女性sswでストーリーと言うバンドで歌ってた人。そのストーリーではジェニファー・キンボールという相方と活動していたが、解散後ソロになった。03年に出た「Back …

セレクトの曲目発表は ここです。

morning#3

■In The Morning / Bee Gees ファルセットを多用しない時代のビージーズの代表作というと「Odessa」('67)あたりになるのだろうか?世界的には無名ながら日本で大ヒットした映画「小さな恋のメロディー」('71英、ワリス・フセイン監督)では、ビージーズの作…

morning#2

■ペパーミント・モーニング / やまがたすみこ 前にも書いたことあるけど、高校時代の僕のアイドルだった人。キュートなルックスの女性ssw、少女のような面影を残した初期の作品は、あまりに叙情派フォークで音楽的には、好みのはるか彼方にある。後期の作品…

■■■エバーグリーン:豊島ミホ(双葉社)

素晴らしい!! 泣きそうになった。

1601:きよさんセレクト

1 SO FAR AWAY / CAROLE KING 2 THE WILDNESS IS HOME / DOUGLAS WOOD 3 SWEET INSPIRATION / TRUSTY 4 LOVE HAS PASSED ME BY / STEPHEN PARKER 5 EVERYONE TUESDAY / MARK HENLEY 6 IS MY TEAM PLOWING / BEACON CITY BAND 7 FATHER AND SON / THE …

angel#3

■Angel Of The Morning / Merrilee Rush & The Turnabouts ”Angel Of The Morning”というと僕の世代は、81年のジュース・ニュートンのカヴァーを思い出すけど、オリジネーターはシアトル出身の女性シンガー、メリリー・ラッシュ。おめめパッチリのジャケット…

angel#2

■Angel / Fleetwood Mac メガヒット作の次作というのは、相当難しい。同じパターンで作ると二番煎じと言われるし、それでもファンの多くは前作のようなものを期待してるし、次の一手というのは重要だ。考えに考えて時間が空きすぎると、今度はタイミングを逃…

■■半島を出よ(上)(下):村上龍(幻冬舎)

なんとなくまた読み返してみた。感傷にとらわれることのない力作だ。そして結構問題作。笑って済まされることが出来るのか?

shoes#3

■(The Angels Wanna Wear My) Red Shoes / Elvis Costello ストラングラーズの初来日公演で観客と警備員の小ぜり合いが起き、ジャン・ジャック・バーネルが観客を煽ったとか、コステロが銀座で(新宿だったらよかったのに)学生服着たままゲリラ的なライヴ…